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| 財団法人広島市文化財団は市民の自発的創造的な文化活動をもりあげ、魅力ある広島の文化を創造します。 |


俳句
ここに掲載した「文芸結社・団体の活動状況」は、平成21年11月末発行の「文芸ひろしま 市民文芸作品集第26号」に掲載した「文芸結社・団体の動向
平成19年4月〜平成21年3月」を転載したものです。ただし、文芸結社・団体の希望により、掲載していないもの、また、一部変更したものがあります。

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宇宙船俳句会
代表者 小川 博(元志)
連絡先 広島市西区井口鈴が台三丁目22−22 電話 082−277−0966
ホームページURL http://www.geocities.jp/ucyuusenkukai/
平成19年4月から21年3月の間に、月例句会報105号から128号までを発刊した。
毎月1回の月例句会報を出しているが、それを1年でまとめて「年間句集」(1人46句)とし、19年、20年度版をそれぞれ発刊、通刊で12号となった。
平成9年4月、句会設立の方針の1つに広島の原爆被害、原爆症、戦後の復興などを後世に伝えることを目指している。このため毎年7月か8月のいずれかを原爆句会としている。会報は編集人森山純や、編集部長郡あかり、経理鈴木俊彦で運営。
原爆句会(両年度から1句を選出、順不同)
原爆を秘めし母あり夏の月・・・・田門 尚文
被爆せし手水鉢あり蟻のぼる・・・・若宮 睡虎
原爆手帳心は癒えぬ原爆忌・・・・森山 智女
千羽鶴放れ迷いて原爆忌・・・・長東 定順
受け継ぎしことの一つに墓掃除・・・・鈴木 俊彦
小康の母の寝息や広島忌・・・・三村奈七子
蜘蛛の糸原爆ドームの骨を縫う・・・・中学三年 まい
生きていることの不思議よ原爆忌・・・・中下 毬
被爆の友また一人逝く原爆忌・・・・溝西 護
思い出は怒涛のごとく夾竹桃・・・・上田由美子
語ることなく逝く祖母の広島忌・・・・郡 あかり
ピカドンの硝子食い込む日焼け顔・・・・森山 純や
碑から出し爆死の母に風入れる・・・・小川 元志
句会では投句に常用漢字と新仮名遣いを使用、小学生以上にも理解できる俳句を目標にしているのが特色。小、中学生の入会も歓迎、すでに2名が特別会員として毎月の句会に投句している。
会員の自薦句紹介(両年度で一句、順不同)
鯉のぼり走るカープの外野席・・・・森山 純や
足音で主(あるじ)がわかる白目高・・・・郡 あかり
りんご食べのこりの一つだれのもの・・・・(小2)レオナ
マスクして隠しおおせぬ目の光り・・・・上田由美子
黒瀬川釣瓶落つ日に吸い込まれ・・・・溝西 護
川舟の竿にもふれて紅の萩・・・・中下 毬
島に着く嫁御ようそろ灯台草・・・・(中三)まい
後ろ手に海人(あま)の見送る帰燕かな・・・・三村奈七子
はにかみの馬酔の花や三瀧寺・・・・鈴木 俊彦
作務点呼少年院の秋暑し・・・・長東 定順
エキストラ斬られて死んで三尺寝・・・・森山 智女
熱帯魚診療までのよき伴侶・・・・若宮 睡虎
里神楽大蛇の舞いに夜の白む・・・・田門 尚文
宇宙飛ぶ地球に住みて年明ける・・・・小川 元志
※ホームページのアドレスは「宇宙船句会」。
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太田川俳句会
代表者 野間 しげる
(平成21年4月17日、吉村馬洗代表死去により、後継就任)
連絡先 広島市安佐南区相田5−16−14 電話 082−878−6740 FAX 082−878−6799
平成19年4月から平成21年3月の間、「太田川」を483号から506号まで発行した。
平成19年12月 合同句集「太田川」第9集を発刊。
平成19年俳人協会広島県支部総会・俳句大会
第1位
夕焼にあの日の色となるドーム・・・・故吉村 馬洗
第57回広島市短詩型文芸大会
広島市長賞
遠ざかるほどに風見え蕎麦の花・・・・山口 美智
広島市教育長賞
昼寝覚長押に槍のありにけり・・・・野間しげる
列島縦断俳句スペシャル入選
湖風の四方に吹き抜け夏近し・・・・山崎 華園
第44回平和祈念俳句大会
広島県知事賞
画鋲深く刺す8月の掲示板・・・・山口 美智
第13回「草枕」国際俳句大会入選
往診は月水金の花野道・・・・持永 惠山
第15回俳人協会俳句大会
山崎ひさを特選
銀髪のいよいよ白し巴里祭・・・・故吉村 馬洗
第58回広島市短詩型文芸大会
広島市中央公民館長賞
利酒の教授の上目遣ひかな・・・・野間しげる
この間の主たる作品
差し潮の風の匂ひや夏初め・・・・山口ひろ女
身を固む息子まぶしき端午かな・・・・新野 義弘
爆心の幹みな凛々し花盛る・・・・菅 風花
日盛や馬の帽子に穴二つ・・・・上山本一興
蝉鳴くやいしぶみごとのいくさ文・・・・行武麻千子
碁敵にして泣上戸温め酒・・・・山本 玲香
一畳の寝茣蓙も広き夢舞台・・・・平林 一栄
百選の棚田一つに稲架一つ・・・・池田 萩邨
頂上や菩薩の如く冬柏・・・・高橋みどり
木枯の夜は小声にて源氏読む・・・・青木 遵子
法悦の日差しにありて寒牡丹・・・・木村 美紗
寒卵こつんと二人暮しかな・・・・大原 萩尾
山焼いて広くなりたる額かな・・・・守田 高生
荒鋤の畝越え歩く寒鴉・・・・林 昭
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廻廊俳句会
代表者 八染 藍子
連絡先 廿日市市串戸六丁目8−4 電話 0829−31−1686
平成19年4月から平成21年3月までの2年間に「廻廊」を729号から752号まで発刊。
・行事としては、先ず平成19年6月10日に、ふくやま市民交流館で同人吟行会を開催した。吟行地は、花菖蒲が見頃の福山市の春日池公園で、県外からの参加者もあり盛会。
八方の花のさざ波菖蒲園・・・・井上比呂夫
万蕾を嘴のごとくに花菖蒲・・・・大西 孝子
袱紗とき初めたるさまの花菖蒲・・・・西本瑠璃子
・続いて7月15日に広島県民文化センターに於て、恒例の結社吟行大会を開催。吟行地は広島市の平和記念公園で、参加者58名。戦争への危機感の風化する中、62回目の原爆忌を前に、改めて平和への祈りを深めたいとの思いで選んだ吟行地。
手に受けて水に戻りし蓮の露・・・・畠山 梅香
遊船の波が岸打ち被爆川・・・・谷口 智子
広島の一木一草忌に向ふ・・・・楠 精洲
・11月号・12月号では、1年間の優秀な作品を顕彰し、次の賞の発表を行った。
第30回 赤冨士賞(応募句) 藤代 博子
太陽が西瓜のしまを描きにけり
つば広に空のせて行く夏帽子
すれ違ふ鹿の眸の濡れてをり
第12回 朝座屋賞(同人賞) 日比野さき枝
ものの芽の寸にして日を奪ひ合ふ
花を浴び坐忘の鹿となりにけり
一山の紅葉明りを鹿も負ふ
第12回 華衷賞(廻廊集=一般雑詠)・・・・佐々木冬古
古鏡めく隠り沼ひとつ鳥渡る
シテの打つしぐさの砧聴えけり
しなやかにたわみ諸刃の青芒
・第8回 清鈴賞(新人奨励賞)・・・・楠部 千鳥
濡れ髪のしづくひやりと秋に入る
色紙にも天と地とあり鳥雲に
花疲れ塩羊羹を厚く切り
・毎年恒例の新春俳句大会は、平成20年3月2日、及び平成21年2月15日に、それぞれKKRホテル広島で開催した。県外からの参加者も年々増えて盛会。
・その他、平成19年・平成20年に、それぞれ吟行大会及び同人会などを開催した。
・世間一般と同じく、廻廊でも会員の平均年齢は高くなっているが、若い人の参加の増えている傾向はたのもしく、更に、現代詩として若い人々の関心を呼ぶような俳句作りを心がけたいと思っている。
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楓
代表者 木村 里風子
連絡先 広島市南区皆実町二丁目6−17 電話 082−253−8679
平成19年4月から平成21年3月の間に、「楓」を438号から461号まで発刊。平成22年10月で創刊40年となる。
毎月特別作品4人集と6人集は新旧会員を問わず労作に報い掲載している。
「楓声」では、作句の基本から基礎力を高めるためにあらゆる方面から知識を取り入れ、又は資料を得て啓発に努めている。
「楓」は創刊以来、同人を設けず、連衆の場として作品を発表、作者名による五十音順送り方式を守り、会員の作品から相互に勉強している。勉強室欄を設け初心者の投句から没になった作品を取りあげて作句の指導を行っている。
「楓」の是は、「和」を基盤に、特に初心者の養成に力を入れ俳壇の底辺の広がりに努力している。
月例句会では、全員で活発な合評を新旧会員隔てなく発言し、作品には厳しく指導している。
俳句の旅を企画し、近郊は勿論、県外などへ、自然探究と「もの」との出会い即作句の鍛錬をしている。
北海道、四国、九州など、見に行くのでなく会いに行く吟行をした。見聞を広め知識の吸収に努め、会員相互、それぞれ作句力を高めることにしている。
会員は「楓」という井の中でなく、どこでも通用する句を作り力量を知る各種大会に参加することを勧めている。
「楓」の指向は「写生」であり、単に写生にならず捉えた「もの」の本質に迫り、「もの」と季語のイメージと合うように、真の写生道を目指している。
広島市在住会員の主な作品を紹介する。
埋れ火の榾木斜めに置き替へる・・・・村川 節子
石鹸のひびわれ寒の湯治風呂・・・・森本 弘子
段畑は梅咲く丘となりにけり・・・・今田 利子
横向きに下りる石段涅槃西風・・・・藤谷 知子
初燕路地にはみ出す火伏神・・・・吉田紀久子
草萌や河口満ち来る潮の泡・・・・重西あつ子
夕茜鉄路の砂利に蓬萌ゆ・・・・久笠 泰子
校門に凭れ桜を惜しみけり・・・・川西 順子
愛犬の移り香の服春愁ひ・・・・山口 明美
唐突に山焼の火が向きを変ふ・・・・岩谷 照子
温室の錆びし支柱や夏わらび・・・・北川貴和子
動かざる生贄の底の鰻かな・・・・横山 正子
木洩れ日廃墟となりし滝見茶屋・・・・浜井 育子
錆びふかき被爆の石の露涼し・・・・井上 久枝
笊吊つて入口狭き鮎の宿・・・・中村 初枝
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雉
代表者 田島 和生
連絡先 林 晴美 広島市西区井口台二丁目8−8 電話・FAX 082−278−0656
平成19年4月から21年3月の間に、俳誌「雉」を毎年4月号から翌年3月号まで発刊。3月号で通巻291号。22年1月、創刊25周年を迎える。
「雉」創刊の林徹主宰は平成20年3月20日、ご病気のため、82歳でご逝去。徹主宰のご遺志で田島和生が「雉」(同年7月号から)を継承した。これに先立ち、望月皓二副主宰が平成19年10月15日、心不全のため、86歳で逝去される。
19年の同人総会は4月21、2両日、小諸市のホテルで開催。同年の全国大会は10月7、8両日、茨城県つくば市のホテルで。病気療養中の林主宰の挨拶を田島が代読した。河野照子が「望月皓二の人と作品」と題して講演。翌日はつくば一帯を吟行した。
20年の新年大会は1月12日、ホテルグランヴィア広島で開催。林主宰は「同人、会員は気を引き締めて良い俳句を作るようにお願いします」と挨拶、これが大会最後の出席となる。翌13日は宮島の大聖院で、徹句碑「潤ひて産毛に満ちて袋角」の除幕式があり、主宰も病気を押して出席された。
林徹特選
千年の森の芽吹きや句碑除幕・・・・芦田 一枝
主宰のご逝去を悼み、同年4月22日、「林徹先生を偲ぶ会」をホテルグランヴィア広島で開催した。
「雉」6月号は「林徹追悼特集号」。鷹羽狩行、辻田克巳、宇多喜代子ら多数の追悼文などで編集した。
同年9月14日、京都市のホテルで、沢木欣一、細見綾子を偲ぶ第3回「風の会」。徹主宰の遺志で「雉」が担当した。翌日は比叡山吟行を楽しむ。
田島新主宰就任後初の全国大会は11月16、7両日、横浜のホテルで開き、140余人が出席。吉目木晴彦・芥川賞作家が特別講演をし、感動を与えた。翌日は横浜の観光地を吟行した。
田島和生特選
炎昼や鶴の水浴ぶ大しぶき・・・・井上千恵子
星涼し港の船にジャズ流れ・・・・木村 浩子
冬ばらや墓地の門扉に詩を刻み・・・・越桐三枝子
21年の新年大会はホテルグランヴィア広島で。佐藤尚夫、宮崎修が「林徹先生の思い出」と題し、スライドつきで講演、喝采を浴びた。翌日は東広島の造り酒屋の町や望月皓二句碑付近を吟行した。
雉賞は第16回が津野陽子、17回は檜垣恵子、伊藤由紀子。新人賞は寺田記代、大方紀子(平成19年)、笹原郁子(平成20年)。
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社団法人俳人協会広島県支部
代表者 木村 里風子
連絡先 広島市南区皆実町二丁目6−17 電話 082−253−8679
平成19年4月から平成21年3月の間に、支部会報第30号と31号を発行した。春は総会と吟行句会、秋は吟行句会を行った。
再来年は(平成23年)俳人協会創立50周年になり支部の行事もある。
先に述べた支部会報は会員の作品5句と題詠2句、消息を掲載し、会員相互の連絡の役目としている。
支部会報は会員の挨拶の場であり、支部会員の顔の見える場でもある。秋に第32号を発行する。
支部の役員は、支部長木村里風子(本部評議員)、事務局長八染藍子(本部評議員)を副支部長とする。支部幹事には、井上久枝(会計担当)、山口美智(会計監査)、その他、各地区にそれぞれ地区担当幹事を置き連絡を密にしている。顧問に吉原一暁。
広島県支部は県下在住の俳人協会員の自由意志による任意団体で、昭和49年に結成され、平成21年には春で200名を越える会員となり、会員相互の親睦を計り、地域文化の向上に寄与、本部の指導を地方会員に浸透させると共に、地方俳壇の中心的役割を任じている。
広島県支部は創立30周年を越え、地道に地方の牽引車の役目と指導性を発揮する体制になっている。
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創生俳句会
代表者 野間 しげる(平成21年4月17日、吉村馬洗代表死去により、後継就任)
連絡先 広島市安佐南区相田5−16−14 電話 082−878−6740 FAX 082−878−6799
創生は、平成20年、創刊20周年を迎えた。この間、一貫して、松野自得提唱の俳句理念「古趣創生」を旗印として掲げ、平和を希求し、地方俳壇の底辺を支えることを使命として、その目的達成に邁進して来た。広く人材を全国に求め、会員の個性を尊重しつつ、その作品の質の向上を図る紙面作りに努めている。このところ、吟行による自然の実相の把握の重要性を認識し、月1回の実施に努めている。
平成19年4月から平成21年3月の間、「創生」を73号から80号まで発行した。
平成19年4月 大竹支部合同句集「竹戸」発刊。
同 6月 八幡川支部同「八幡川」発刊。
同 12月 太田川支部同「太田川」第9集発刊。
平成20年8月 口田支部同「ひなぎく」第3集発刊。
次に、この間の主な行事を列記する。
平成19年6月
俳誌「天穹」創立10周年記念明治村大会参加
ラムネ抜くぽんと明治の音弾け・・・・上山本一興
同 7月
松野自得33回忌法要実施(三滝寺、毎年実施)
同 10月 国東、阿蘇、熊本一泊吟行実施
同 12月
創生俳句大会 於八丁堀シャンテ 113名出席
牡蛎揚がる海の深さをしたたらせ・・・・木村 美紗
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太陽俳句会
代表者 務中 昌己
事務所 広島市中区幟町10−1−203
連絡先 三原市本町二丁目9−14 太陽俳句会事務局 柴田南海子宛 電話 0848−62−5561 FAX 0848−62−5775
平成19年4月から平成21年3月の間に、俳誌「太陽」を59号から82号まで発刊。
主な作品は
いま逝きし戦火の人か星流れ・・・・務中 昌己
孤高こそ久女の力清水噴く・・・・柴田南海子
第6回大会は、平成19年5月19〜20日広島県豊田郡「きのえ温泉 ホテル清風館」にて開催。52名参加。講演会「子規と漱石」講師は岡山県立大学准教授、柴田奈美氏。総会、結社賞受賞式、句会。
第7回大会は、平成20年4月19日〜20日、京都「三木半」にて開催。50名参加。総会、結社賞受賞式、句会。
第5回太陽賞 2名
「花の万華鏡」 20句
眩惑へはづす閂夜の桜・・・・三輪緋呂子
「カスタネットになりさうな」 20句
浅蜊ゐるカスタネットになりさうな・・・・吉原 文音
第5回新人賞
「ピエロの涙」 15句
春の星恋するピエロか泣いてをり・・・・高塚 すず
第6回太陽賞
「浅草の鐘」 20句
なみなみと春の日を酌む江戸切子・・・・児玉 信子
第6回新人賞
「祈り」 15句
青き星真っ赤に燃えて原爆忌・・・・齊藤美千恵
平成19年研修会は10月東広島市西条にて
平成20年研修会は11月尾道にて
共に午前中吟行、講座、午後句会と活発に意見、選評が飛び交い、盛会であった。参加者共に60余名。
出版関係
平成19年 句集『雛罌粟(コクリコ)』・・・・有木 幸子
平成20年 句集『八雲立つ』・・・・迫口 あき
遺作集『さくら』・・・・迫口 あき
句集『さわらびの道』・・・・安部 悌子
句集『さわらびの道』は、第1回石川節子賞を受賞した。(北溟社主催)
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広島県現代俳句協会
代表者 和田 照海
事務局 広島市中区白島中町12−15 川崎 益太郎 電話 082−222−1323
Eメール masutaro@wine.plala.or.jp
●第17回俳句大会(平成19年4月22日)
☆大会賞
青天をゆるりとまわし大根引く・・・・林 万理子
☆会長賞
満ち足りし一日の足袋を脱ぎにけり・・・・横山由紀子
●ヒロシマ平和祈念俳句大会(平成19年7月29日)
☆大会賞(現代俳句協会長賞)
八月はいつも昭和でありにけり・・・・和湖 長六
☆広島県知事賞
水打ってヒロシマの死者通しけり・・・・中村 重義
☆広島市長賞
骨のない壺に水音原爆忌・・・・やまもと仁
☆中国新聞社賞
炎天や動かぬ影と動く影・・・・渡辺美代子
☆学生の部(最優秀賞)
あやまちをくり返している白い夏・・・・高橋 真人
●秋季勉強会(平成19年10月28日)
☆秀逸賞
すっぱさもきれいに並ぶ梅筵・・・・小林 一江
夕立や忘れし土の匂い来る・・・・塚本 恭子
●第18回俳句大会(平成20年4月27日)
☆大会賞
身の軽くなるほど語り春炬燵・・・・佐藤八重子
☆会長賞
おぼろ夜の魚拓のまなこ動きだす・・・・神庭 千世
●ヒロシマ平和祈念俳句大会(平成20年7月27日)
☆大会賞(現代俳句協会長賞)
この街はどこも命日蝉しぐれ・・・・北田 久雄
☆広島県知事賞
八月や泣かぬと決めて語り出す・・・・塚本みや子
☆広島市長賞
無言とは万の声なり原爆忌・・・・渡辺ふみ子
☆中国新聞社賞
妹は青鬼灯のまま眠り・・・・井村キヨノ
☆学生の部(中小学生・最優秀賞)
小さな手重ねて祈るヒロシマ忌・・・・(中)高橋 真人
みんないい みんなちがって グーチョキパー・・・・(小)松本 涼太
●秋季勉強会(平成20年10月26日)
☆秀逸賞
ローカル線から秋風に乗り替へる・・・・亀井 福恵
●第19回俳句大会(平成21年3月29日)
☆大会賞 百貫の牛の一声初山河・・・・下村 英子
☆会長賞 髪で研ぐ針の辷りや一葉忌・・・・下村 英子
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広島県連句協会
代表者 高橋 昭三
事務局 広島市安佐北区可部南4丁目5−47
しばらく体調をくずし、俳誌「鮎」は休刊していたがさいわい小康を得たので、今夏季号より再開の予定。
可部公民館での俳句会(第3日曜日)。連句会活動(第1土曜日)は、従来通り行っている。
特記事項、宗祇白河紀行連句大会に於いて、「鮎」誌同人河野昌子 受賞作品次の通り。
三つもの入賞句
白河の関守とせん兜(かぶと)花
紅葉がくれに心善き鬼
風呂わかすドラム缶ごと月搖れて
平成20年10月18日 山口県下関にて第2回山口県総合芸術文化祭、連句部門に協賛。その中の1巻、「源氏の座」を列記。
半歌仙 「長き夜」の巻・・・・ 捌 磯 直道
長き夜の朱はまぎれなし赤間宮・・・・磯 直道
月煌々と渡り行く磯・・・・上田真而子
前栽の車の穂風を楽しみて・・・・重松 節子
日課となりし朝の水遣り・・・・寺口 薫
通学路生徒の声の弾みたる・・・・桑原 直子
暑中見舞の近きこの頃・・・・直道
熟年でチェコのビールの好きな彼・・・・真而子
ダブルベッドでジョギングの真似・・・・ 節子
メタボ腹単身赴任三年に・・・・ 薫
酒を酌みつつ偲ぶ故里・・・・ 直子
麻生だめ小沢も駄目よどうしよう・・・・ 直道
底冷のする寺の本堂・・・・真而子
月冴えてフルートの音の清らなる・・・・ 節子
白磁の壺の白き光沢・・・・ 薫
能舞台すべる足先裾捌き・・・・ 直子
つばくろ覗きついと過ぎつつ・・・・ 直道
山峡の落人の村花吹雪・・・・真而子
うららうららと満尾一巻・・・・ 節子
可部公民館まつり 俳句作品
夕凪の底を抜き出るところてん・・・・河野 昌子
片陰に子らの遊び場移りけり・・・・山出 輝男
笹の上に山女ならびて雫せり・・・・桑原 直子
実ざくろやこの垣内に三姉妹・・・・壱貫田正子
知る人と過ぎて気付けりサングラス・・・・大下美恵子
山の風山の雨来て吾亦紅・・・・森崎ちとせ
力草誰に遠慮もなく育つ・・・・杉原 明美
早便の秋増刊を送りくる・・・・能勢 幸子
石仏の在すあたりや夏蕨・・・・藤本 翠
山の湯の薬草の香や秋深し・・・・久保 俊子
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広島ホトトギス会
代表者 藤 丹青
連絡先 広島市中区寺町4−25 電話 082−231−5016
毎月第2水曜日に、広島市中央公民館にて俳句会を開催する。広島ホトトギス会の関連句会は、毎月10数回各地で行われている。毎月例会の会報を発行。また毎年1回、当会発足のゆかりの地である本照寺にて、広島虚子忌を日本伝統俳句協会広島部会と共催にて、本部講師を招き行う。
ホトトギス新同人に末廣紀恵子さん、藤和子さん、山根正巳さんがなられ、平成20年2月に会員で祝賀会を催す。
例会より主な作品
すつと風来て蒲公英のふはつと飛ぶ・・・・藤 丹青
蒲公英の絮へ児童の科学の目・・・・山岡 正典
観梅に適ふ吟行日和かな・・・・名越 夜潮
送火の消えて消えざる思ひあり・・・・向井 光子
日向濃く梅林の彩華やげる・・・・小田切ふみ子
茶の花や島人の墓島を向く・・・・斎藤 金二
流れゆく上に風あり若楓・・・・岡本 直子
小径ぬけ梅林と空広がりぬ・・・・山根 正巳
芽柳の色となるより風となり・・・・末廣紀恵子
洞爺湖の深さは知らず秋深し・・・・慶徳 健吾
初明りすなはち障子あかりかな・・・・大井 正治
水打たれ一塵置かず寒造・・・・熊野千鶴子
帰りつくまで旅心十三夜・・・・山岡 祥子
ズボンよりスカートが好き春の風・・・・青山 悦子
伝承の櫓太鼓に盆踊・・・・中村 房子
咲きつぎて野菊の庭となりにけり・・・・山口ルリ子
落葉掃く音より暮れてゆきにけり・・・・藤井千恵子
高千穂の嶺を遥かに鳥渡る・・・・水戸 梅村
み吉野や一目千本山桜・・・・平山 英子
寺町や街騒絶ちて柳の芽・・・・蒲池 正景
広島に被爆の妻と六十年・・・・北村 松士
コーヒーの香るテラスに小鳥来て・・・・井上 洋子
帰り花浮世の義理にしばられず・・・・上村 久子
冬ばらの動かぬ孤独ありにけり・・・・藤山 道子
物事を四捨五入して去年今年・・・・藤井智恵子
風花や日差しを遠く又近く・・・・吉井 秋野
掛けとほす簾に京の春時雨・・・・加藤 正弘
十年の看取りを終へぬ春の月・・・・岡田 典子
文月や旅の余韻の続きをり・・・・黒木 隆信
風鈴を外し隣家の喪に侍る・・・・多田日出男
保母さんの入りたがつてる雪合戦・・・・一田美恵子
林泉涼し土橋石橋丹塗り橋・・・・米花 牛歩
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夕凪社
代表者 飯野 幸雄
連絡先 広島市南区宇品神田一丁目5−25 電話・FAX 082−251−5020
Eメール yuunagisya575@yahoo.co.jp
ホームページURL http://www.geocities.jp/yuunagisya575/
平成19年4月から平成21年3月の間に、機関誌「夕凪」を702号から726号まで発刊した。
703号は夕凪創刊60周年の記念号として、夕凪社の記録を細大漏らさず収録した。
「夕凪社」は昭和21年「石楠」の幹部同人であった伊藤踞石が創立、昭和22年6月に「夕凪」第1号を発刊した。以来月刊誌として順調に発行し、平成19年には700号を越えた。踞石は主宰として夕凪社を経営したが、昭和26年没した後は夕凪に参加した同人が共同して運営し、同人代表が対外的に夕凪社を代表している。
平成19年5月に開催した夕凪俳句大会は、創刊の昭和22年7月に第1回大会、24年に第2回大会を開催して以来毎年開催した大会の60回目の大会であったので、創刊60周年記念大会として盛大に挙行した。「運河」主宰の茨木和生師の記念講演のほか記念の合同句集の刊行、記念のハワイ吟行、広島湾クルーズ吟行などで祝った。
◇19年4月号以降2年間の活動を掲げる。
▼19年新年句会互選1位
着ぶくれて静かに運ぶ不発弾・・・・村本 恭三
▼19年夕凪賞
あの日よりずっと雪降る母の家・・・・藤本智恵子
▼19年夕凪新人賞
籐椅子の父の影より父の声・・・・村田 厚子
▼19年準同人競詠1位
新しき水の音する木の芽道・・・・粟屋紀佐子
▼夕凪700号記念俳句互選1位
むかご蔓引けば昭和がごろごろと・・・・宮田 攝子
▼20年新年句会互選1位
種のない葡萄ばっかり嘘ばっかり・・・・藤本智恵子
▼20年夕凪賞
生みたての卵に羽毛秋の風・・・・水口 佳子
▼20年夕凪新人賞
寒梅を洩れくるひかり職退きぬ・・・・新本 壽子
▼20年準同人競詠1位
謹賀新年夢にてお逢ひいたしませう・・・・土井 清玉
▼21年新年句会百選1位
ただならぬ地球に生きて大マスク・・・・角川 幸代
◇この2年間に夕凪同人の石丸真里女が「石丸真里女句集」、飯野幸雄が句集「原爆忌」、中田貞子が句集「花蜜柑」、戸板幽詩が句集「幽」、蔵田緋呂子が句集「極光(オーロラ)」を上梓した。
◇市内外各地でグループ句会を開催している。
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