2022年6月のスケジュール


>2022年7月のスケジュール


新型コロナウイルス感染拡大防止のため、
映画鑑賞会では、座席の間隔を空けて
ご着席いただきます。 各回限定84席

2022年6月のスケジュール表

 鑑賞料
内容 開始時刻 大人 シニア 高校生 小中学生 会 場
1 文化映画
「清盛から頼朝へ」ほか
14:00/18:00 380円 180円 180円 無料 ホール
2 開館40周年記念 生誕110年 新藤兼人特集
「人間」
10:30/14:00/18:00 510円 250円 250円 無料 ホール
3 開館40周年記念 生誕110年 新藤兼人特集
「母」
10:30/14:00/18:00 510円 250円 250円 無料 ホール
4 開館40周年記念 生誕110年 新藤兼人特集
「鬼婆」
10:30/14:00/18:00 510円 250円 無料 無料
ホール
5 開館40周年記念 生誕110年 新藤兼人特集
「悪党」
10:30/14:00 510円 250円 250円 無料 ホール
6 休 館 日
7 催し物はありません
8 文化映画
「森鷗外」ほか
14:00/18:00 380円 180円 180円 無料 ホール
9 開館40周年記念 生誕110年 新藤兼人特集
「尖石遺跡」ほか
10:30/14:00/18:00 380円 180円 180円 無料 ホール
10 開館40周年記念 生誕110年 新藤兼人特集
「本能」
10:30/14:00/18:00 510円 250円 250円 無料 ホール
11 開館40周年記念 生誕110年 新藤兼人特集
「性の起原」
10:30/14:00/18:00 510円 250円 無料 無料
ホール
12 開館40周年記念 生誕110年 新藤兼人特集
「薮の中の黒猫」
10:30/14:00 510円 250円 250円 無料 ホール
13 休 館 日
14 催し物はありません
15 開館40周年記念 生誕110年 新藤兼人特集
「強虫女と弱虫男」
10:30/14:00/18:00 510円 250円 250円 無料 ホール
16 開館40周年記念 生誕110年 新藤兼人特集
「かげろう」
10:30/14:00/18:00 510円 250円 250円 無料 ホール
17 開館40周年記念 生誕110年 新藤兼人特集
「触角」
10:30/14:00/18:00 510円 250円 250円 無料 ホール
18 開館40周年記念 生誕110年 新藤兼人特集
「裸の十九才」
10:30/14:00/18:00 510円 250円 無料 無料
ホール
19 ファミリーシアター
「怪物はささやく」
10:30/14:00 380円 180円 180円 無料 ホール
20 休 館 日
21 催し物はありません
22 ジョージア映画祭2022
「結婚式/傘/音楽家たち/井戸」
14:00 380円 180円 180円 無料 ホール
ジョージア映画祭2022
「エリソ/アラヴェルディの祭」
18:00 380円 180円 180円 無料 ホール
23 ジョージア映画祭2022
「青い山-本当らしくない本当の話
14:00 380円 180円 180円 無料 ホール
ジョージア映画祭2022
「白いキャラバン」
18:00 380円 180円 180円 無料 ホール
24 ジョージア映画祭2022
「ピロスマニのアラベスク/ピロスマニ・ドキュメンタリー」
14:00 380円 180円 180円 無料 ホール
ジョージア映画祭2022
「結婚式/傘/音楽家たち/井戸」
18:00 380円 180円 180円 無料 ホール
25 ジョージア映画祭2022
「ピロスマニ」
14:00 380円 180円 無料 無料
ホール
ジョージア映画祭2022
「青い山-本当らしくない本当の話
18:00 380円 180円 無料 無料
ホール
26 ジョージア映画祭2022
「ピロスマニのアラベスク/ピロスマニ・ドキュメンタリー」
10:30 380円 180円 180円 無料 ホール
ジョージア映画祭2022
「エリソ/アラヴェルディの祭」
14:00 380円 180円 180円 無料 ホール
27 休 館 日
28 催し物はありません
29 ジョージア映画祭2022
「白いキャラバン」
14:00 380円 180円 180円 無料 ホール
ジョージア映画祭2022
「ピロスマニ」
18:00 380円 180円 180円 無料 ホール
30 ジョージア映画祭2022
「ケトとコテ」
14:00 380円 180円 180円 無料 ホール
ジョージア映画祭2022
「喜びの家/「ケトとコテ」を求めて」
18:00 380円 180円 180円 無料 ホール

※新型コロナウイルス感染拡大の状況によっては、急遽、上映等が中止・変更になる場合があります。

お客様へのお願い
  • ・発熱や咳など体調に不安がある方は、ご入館を
    お控えください。
  • ・マスクを着用されていない場合はご入館を
    お控えください。
  • ・広島県外からのお客様は、各都道府県の
    移動自粛要請にあわせてご来館いただくようお願いします。

映画鑑賞会について。

  • 発券・開場は開映の1時間前(10:30の回は30分前)から行ない、定員に達し次第締切となります。
  • 開映30分後からの入場はできません。
  • 各回入替制です。
    鑑賞券は当日・当該回のみ有効です。
  • 都合により、発券・開場・開映時間が変更になる場合があります。
  • 各種手帳類の提示により、映画鑑賞料が無料になります。 詳しくは こちら
  • シニアは65歳以上。 運転免許証や健康保険証など年齢がわかる公的証明書、または健康手帳(平成19年度まで65歳以上のすべての人に配布されていたもの)をご提示ください。
開館40周年記念 生誕110年 新藤兼人特集
  •  今月も、生誕110年にちなんだ新藤兼人監督の特集を開催します。『裸の島』で国際的な名声を高めた新藤監督は、“日本中がスタジオだ”をモットーに、俳優やスタッフがロケ地で生活を共にする合宿方式によって意欲作に取り組み、人間の内面を深く掘り下げていきます。戦後の広島を舞台に、自らの体に宿った新しい命を支えに生きていこうとする女性を主人公にした『母』、鬼婆の伝説をもとに、嫉妬に突き動かされる人間を描いて緊迫感みなぎる『鬼婆』、瀬戸内海の風景の中で、女性の悲しみをにじませたミステリーが展開される『かげろう』、連続射殺事件を起こした若者の内面に迫る『裸の十九才』。独自の世界を追究する新藤兼人監督の作品を振り返ります。
  • ※今月の上映作品には、映像・音声が良好ではないものがあります。
  • ※当日の上映分数は、ここに掲載したものと多少異なる場合があります。

6/2(木) 人間

  • 1962(昭和37)年 近代映画協会 117分 白黒 35㎜
  • 監督/新藤兼人
  • 出演/乙羽信子、殿山泰司、佐藤 慶、山本 圭
 野上弥生子の小説『海神丸』の映画化。嵐に巻き込まれ、あてどもなく漂流を続ける海神丸。その四人の乗組員は、激しい飢えに襲われ、自分の命を守るために敵意をむき出しにしていく…。極限状況に追い込まれた人間の姿を冷徹なタッチで描く。
  • ①10:30~ ②14:00~ ③18:00~ 各回限定84席
  • 鑑賞料/大人510円、
    シニア(65歳以上)250円、
    高校生250円、小・中学生無料

6/3(金) 母

  • 1963(昭和38)年 近代映画協会 101分 白黒 35㎜
  • 監督/新藤兼人
  • 出演/乙羽信子、杉村春子、殿山泰司、高橋幸治
 戦後の広島を舞台に、ある女性の生きざまを描く。戦争で夫を亡くした民子は、再婚したのも束の間、脳腫瘍に冒された息子を失ってしまう。が、彼女は自分の体に宿った新しい命を支えに、生きる決意を新たにする…。
  • ①10:30~ ②14:00~ ③18:00~ 各回限定84席
  • 鑑賞料/大人510円、
    シニア(65歳以上)250円、
    高校生250円、小・中学生無料

6/4(土) 鬼婆

  • 1964(昭和39)年 近代映画協会、東京映画 102分 白黒 35㎜
  • 監督/新藤兼人
  • 出演/乙羽信子、吉村実子、佐藤 慶、殿山泰司
 南北朝の戦乱の時代、落ち武者狩りをして暮らす母親と嫁。夫を失った若い嫁は、戦場からもどった男のもとに毎夜通う。嫉妬した母親は鬼の面をつけて嫁をおどかすが…。人間の嫉妬、そして宿業を全編緊迫感のみなぎるタッチで描破した力作。
  • ①10:30~ ②14:00~ ③18:00~ 各回限定84席
  • 鑑賞料/大人510円、
    シニア(65歳以上)250円、
    高校生無料、小・中学生無料

6/5(日) 悪党

  • 1965(昭和40)年 近代映画協会、東京映画 119分 白黒 35㎜
  • 監督/新藤兼人
  • 出演/岸田今日子、小沢栄太郎、乙羽信子、木村 功
 谷崎潤一郎の戯曲『顔世』の映画化。南北朝時代、足利将軍家の執事として絶大な権勢を誇る高師直が、絶世の美女・顔世に惚れ、術策をめぐらせて彼女をわが物にしようとする。塩冶判官の妻である顔世は、死をもって師直に抵抗する。
  • ①10:30~ ②14:00~ 
    各回限定84席
  • 鑑賞料/大人510円、
    シニア(65歳以上)250円、
    高校生250円、小・中学生無料

6/9(木)

  • 尖石遺跡
  • 1966(昭和41)年 近代映画協会 40分 白黒 Blu-ray
  • 監督/新藤兼人
  • 撮影/黒田清己、岡本哲夫
  • 音楽/林 光
 八ヶ岳山麓にあり、縄文時代の人々の生活を伝える尖石遺跡。その遺跡を独力で発掘した宮坂英弌の人間像に迫ったドキュメンタリー。
  • 蓼科の四季
  • 1966(昭和41)年 近代映画協会 26分 白黒 Blu-ray
  • 監督/新藤兼人
  • 撮影/黒田清己
  • ナレーター/乙羽信子
 『本能』と並行して撮影されたドキュメンタリー。樹木や野鳥など、蓼科の四季折々の自然を捉える。
  • ①10:30~ ②14:00~ ③18:00~ 
    (2作品・66分) 各回限定84席
  • 鑑賞料/大人380円、
    シニア(65歳以上)180円、
    高校生180円、小・中学生無料

6/10(金) 本能

  • 1966(昭和41)年 近代映画協会 103分 白黒 35㎜
  • 監督/新藤兼人
  • 出演/観世栄夫、乙羽信子、東野英治郎、殿山泰司
 蓼科高原の山荘で休暇を過ごす能楽師。彼は広島で被爆し、性的機能に支障をきたすようになった。食事の世話をしてくれる農家のおばさんの機転で、彼は機能を回復するが…。蓼科の四季を背景に人間の性と自然を一体のものとして描く。
  • ①10:30~ ②14:00~ ③18:00~ 各回限定84席
  • 鑑賞料/大人510円、
    シニア(65歳以上)250円、
    高校生250円、小・中学生無料

6/11(土) 性の起原

  • 1967(昭和42)年 近代映画協会 93分 白黒 35㎜
  • 監督/新藤兼人
  • 出演/殿山泰司、乙羽信子、林 秀樹、松尾嘉代
 『鬼婆』や『本能』に続いて性の本質をテーマに、衰えていく父と成長していく息子の、それぞれの性を“失われる性”と“目覚める性”と捉え、その対比のなかに人間の愛の根源を見つめようとするドラマ。
  • ①10:30~ ②14:00~ ③18:00~ 各回限定84席
  • 鑑賞料/大人510円、
    シニア(65歳以上)250円、
    高校生無料、小・中学生無料

6/12(日) 薮の中の黒猫

  • 1968(昭和43)年 近代映画協会、日本映画新社 99分 白黒 35㎜
  • 監督/新藤兼人
  • 出演/中村吉右衛門、乙羽信子、太地喜和子、佐藤 慶
 平安時代の京都、侍を襲う妖怪が出没し、薮ノ銀時はその妖怪退治を命じられるが、実は妖怪の正体は殺された母と妻だった。歌舞伎舞踊にもなっている渡辺綱と鬼女の伝説をもとに、戦乱に引き裂かれる母と息子、妻と夫の絆を描いた怪異譚。
  • ①10:30~ ②14:00~ 
    各回限定84席
  • 鑑賞料/大人510円、
    シニア(65歳以上)250円、
    高校生250円、小・中学生無料

6/15(水) 強虫女と弱虫男

  • 1968(昭和43)年 近代映画協会、松竹(大船) 98分 白黒 35㎜
  • 監督/新藤兼人
  • 出演/乙羽信子、山岸映子、殿山泰司、観世栄夫
 夫が働いていた九州の炭鉱が閉山し、妻のフミ子と娘のキミ子は京都でキャバレーのホステスとして働く。二人は策略をめぐらせて男たちから金を巻き上げ、夫に仕送りする。新藤兼人監督のオリジナル・シナリオで、母と娘のバイタリティーあふれる生き方を描く。
  • ①10:30~ ②14:00~ ③18:00~ 各回限定84席
  • 鑑賞料/大人510円、
    シニア(65歳以上)250円、
    高校生250円、小・中学生無料

6/16(木) かげろう

  • 1969(昭和44)年 近代映画協会 103分 白黒 35㎜
  • 監督/新藤兼人
  • 出演/乙羽信子、戸浦六宏、伊丹十三、殿山泰司
 尾道のバーのマダム・おとよが殺された。彼女に思いを寄せる大石刑事が事件の捜査を進め、おとよの恨みに満ちた過去が浮かび上がってくる。瀬戸内海の美しい風景の中で、女性の悲痛な叫びをミステリー・タッチで描く。
  • ①10:30~ ②14:00~ ③18:00~ 各回限定84席
  • 鑑賞料/大人510円、
    シニア(65歳以上)250円、
    高校生250円、小・中学生無料

6/17(金) 触角

  • 1970(昭和45)年 近代映画協会、日本映画新社 104分 白黒 35㎜
  • 監督/新藤兼人
  • 出演/乙羽信子、太地喜和子、大丸二郎、草野大悟
 民子は、画家である夫が亡くなった後、息子の利夫を一人で育てた。息子に恋人ができ、それまで恋人同士のように仲が良かった母と息子の関係に、微妙な変化が生じる。新藤兼人監督が母と息子の心の深層に迫った作品。
  • ①10:30~ ②14:00~ ③18:00~ 各回限定84席
  • 鑑賞料/大人510円、
    シニア(65歳以上)250円、
    高校生250円、小・中学生無料

6/18(土) 裸の十九才

  • モスクワ国際映画祭金賞受賞
  • 1970(昭和45)年 近代映画協会 120分 白黒 35㎜
  • 監督/新藤兼人
  • 出演/乙羽信子、原田大二郎、草野大悟、河原崎長一郎
 近代映画協会創立20周年記念作品。連続射殺事件を起こした19歳の少年をモデルに、若者の孤独と挫折を描く。犯行の軌跡を追いながら、乙羽信子扮する母親の生涯にも焦点を合わせ、主人公の人間形成の過程を掘り下げていく。
  • ①10:30~ ②14:00~ ③18:00~ 各回限定84席
  • 鑑賞料/大人510円、
    シニア(65歳以上)250円、
    高校生無料、小・中学生無料
ジョージア映画祭2022 
ქართული კინოს ფესტივალი 2022

コーカサスからの風

 映画の王国ジョージア(グルジア)、失われていたソヴィエト連邦時代(1921~91)の名作が修復され、あるいはロシアから戻り、今、蘇ろうとしている。政治体制の抑圧にもかかわらず、人間味にあふれ、独創的であり、映画への愛がこめられた黄金期のジョージア映画。その魅惑にみちた歴史的作品の数々を一堂に集めて一挙上映!

  • 日本・ジョージア国交樹立30周年記念
  •  ジョージア(グルジア)映画は、この国の歴史ある民族文化と同じく、独自の存在感を世界に示してきた。それはポリフォニー(多声音楽)のように多彩な豊かさを内包し、古代から伝わるワインのように芳醇である。そしてスプラ(ジョージア式宴会)のように民族の魂を謳い、高揚させ、度重なる苦難のなかで人々の心を支えてきた。
  •  ジョージア映画は奇妙な現象だ。特別であり、哲学的に軽妙で、洗練されていて、同時に子供のように純粋で無垢である。ここにはわたしを泣かせるすべてがあり、わたしを泣かせることが容易ではないと言っておきたい。
    ─ フェデリコ・フェリーニ監督
  • 主催/広島市映像文化ライブラリー
  • 共催/ジョージア映画祭2022実行委員会、
    一般社団法人コミュニティシネマセンター
  • 企画/はらだたけひで
  • 企画協力・日本語字幕/児島康宏
  • 上映素材制作/大谷和之
  • 協力/ジョージア国立フィルムセンター、
    ジョージア国立アーカイブ、
    ジョージア・フィルム、
    ジョージア映画発展基金、
    ジョージア映画アカデミー
  • 後援/在日ジョージア大使館
  • ※上映作品の紹介は、作品提供先からの情報を基にしています。
  • ※当日の上映分数は、ここに掲載したものと多少異なる場合があります。
※ジョージア映画祭2022は、7月10日(日)まで続きます。
ミヘイル・コバヒゼ監督特集

  •  コバヒゼ監督のユーモアとエスプリ、洒脱な感性は世界的に評価され、作風はジャック・タチに例えられる。しかし『音楽家たち』を当局に批判され、抗議をこめて彼は製作現場を離れた。2019年に亡くなり、多くの映画人に惜しまれた。追悼上映。

結婚式 / 傘 / 音楽家たち / 井戸

結婚式の写真
  • 結婚式 Kortsili ქორწილი
  • 1964年 20分 白黒 Blu-ray 日本語・英語字幕 ロシア語版
  • 監督/ミヘイル・コバヒゼ
 コバヒゼ監督作品には台詞はない。映像と音楽で表現された「純粋映画」とも評される。しかし難解ではなく、人間の行いをユーモアやペーソスを交えて作るシネポエムのような味わい。本作は青年がバスで出会った娘に一目惚れした後の顚末を軽やかに描く。
傘の写真
  • 傘 Kolga ქოლგა
  • 1967年 19分 白黒 Blu-ray 日本語・英語字幕 ロシア語版
  • 監督/ミヘイル・コバヒゼ
 「ジョージアにおける短編映画のルネサンスの創始者」「世界の映画芸術を代表する監督の一人」と称賛されたコバヒゼ監督。列車の運行を監視する鉄道員の青年と娘の恋に、空を自由に浮かぶ傘が参入して二人との駆け引きが始まる。そこへ新たな男が現れて…。
音楽家たちの写真
  • 音楽家たち Musikosebi მუსიკოსები
  • 1969年 13分 白黒 Blu-ray 日本語・英語字幕 ロシア語版
  • 監督/ミヘイル・コバヒゼ
 白い背景に二人の音楽家の対立や交流がパントマイムで演じられる。音楽に造詣が深いコバヒゼ監督の才能が発揮された作品で、本人も出演。しかし当局から反体制的と批判され上映禁止、さらに映画製作も禁止される。彼は抗議をこめて製作現場から離れてゆく。
井戸の写真
  • 井戸 Cha ჭა
  • 2020年 21分 白黒・パートカラー Blu-ray 日本語字幕 ジョージア語版
  • 監督/エルダル・シェンゲラヤ
 巨匠エルダル・シェンゲラヤ監督が盟友コバヒゼ監督の思い出に捧げた作品。トビリシの街角で突然井戸を掘る工事が始まり、周辺住人を巻き込む大騒ぎに発展してゆく。現代ジョージア社会を諷刺しながらもユーモアと温かさにみちた作品。
  • ①6/22(水) 14:00~ 
    ②6/24(金) 18:00~ ★アフタートーク
     
    (4作品・73分) 
    各回限定84席
  • 鑑賞料/大人380円、
    シニア(65歳以上)180円、
    高校生180円、小・中学生無料
シェンゲラヤ家の栄光

  •  「ジョージア映画の父」ニコロズ・シェンゲラヤ監督と大女優ナト・ヴァチナゼとの間に生まれたエルダルとギオルギの兄弟。一家はジョージア映画を草創期から今日まで牽引し、守り、発展させてきた。シェンゲラヤ一家の作品にスポットをあてる。

エリソ / アラヴェルディの祭

エリソの写真
  • エリソ Eliso ელისო
  • 1928年 80分 白黒 無声・サウンド版 Blu-ray 日本語・英語字幕 ジョージア語版
  • 監督/ニコロズ・シェンゲラヤ
 ジョージア無声映画の傑作。1864年のロシア帝政下、コーカサスの険しい山々を舞台に、抑圧された民族の心情が劇的に描かれる。リズミカルな展開、緻密なモンタージュなど当時の映画美学のすべてが注ぎこまれた。国民的文豪アレクサンドレ・カズベキの原作。
アラヴェルディの祭の写真
  • アラヴェルディの祭 Alaverdoba ალავერდობა
  • 1962年 42分 白黒 Blu-ray 日本語・英語字幕 ジョージア語版
  • 監督/ギオルギ・シェンゲラヤ
 ギオルギ・シェンゲラヤ監督の第1作。タルコフスキー監督が「この作品によって映画の新しい時代が始まった」と評したという。カヘティ地方の大聖堂で行われる由緒ある祭で一人の男が起こした行動をとおして、民族的伝統の意味を問う鮮烈な映像詩。(原作・未知谷刊)
  • ①6/22(水) 18:00~ 
    ②6/26(日) 14:00~
     (2作品・122分) 
    各回限定84席
  • 鑑賞料/大人380円、
    シニア(65歳以上)180円、
    高校生180円、小・中学生無料

青い山 ― 本当らしくない本当の話 
Tsisperi mtebi anu daujerebeli ambavi 
ცისფერი მთები ანუ დაუჯერებელი ამბავი

青い山の写真
  • 1983年 95分 カラー Blu-ray 日本語・英語字幕 ジョージア語版
  • 監督/エルダル・シェンゲラヤ
 カンヌ国際映画祭で歴史的名作ベスト20に選ばれた。若い作家が自作の小説を出版するために出版所を訪れる。そこで見た職員たちの常軌を逸した姿をとおし、役人社会の実態をエルダル得意のユーモアと風刺で描く。後のソヴィエト連邦崩壊を予見した作品。
  • ①6/23(木) 14:00~ 
    ②6/25(土) 18:00~
     
    各回限定84席
  • 鑑賞料/大人380円、
    シニア(65歳以上)180円、
    高校生180円、小・中学生無料
  • ※6/25(土)は高校生無料

白いキャラバン Tetri karavani თეთრი ქარავანი

白いキャラバンの写真
  • 1963年 93分 白黒 Blu-ray 日本語・英語字幕 ジョージア語版
  • 監督/エルダル・シェンゲラヤ、
    タマズ・メリアヴァ
 エルダル・シェンゲラヤ監督のジョージア帰郷後の第1作。コーカサスの山岳地帯からカスピ海沿岸へ羊の群れを追う牧夫たちの厳しい生活。孤独、歓び、憧れ、切なさ。人々の気高い魂を、大自然を背景に描く。2019年カンヌ国際映画祭カンヌクラシック部門で上映。
  • ①6/23(木) 18:00~ 
    ②6/29(水) 14:00~
     
    各回限定84席
  • 鑑賞料/大人380円、
    シニア(65歳以上)180円、
    高校生180円、小・中学生無料
放浪の画家ニコ・ピロスマニ特集

  •  国民的画家ピロスマニ(1862?~1918)。彼の生涯と芸術を天賦の才に恵まれた二人の監督が見事に描く。清澄な世界と目眩く映像美。対照的な2作品を最新のデジタルリマスター版で上映する。ギオルギ・シェンゲラヤ監督追悼上映。

ピロスマニのアラベスク /
ピロスマニ・ドキュメンタリー

ピロスマニのアラベスクの写真
  • ピロスマニのアラベスク
    Arabeskebi Pirosmanis temaze არაბესკები ფიროსმანის თემაზე
  • 1985年 22分 カラー Blu-ray 日本語字幕 ロシア語版
  • 監督/セルゲイ・パラジャーノフ
 パラジャーノフ監督はトビリシ生まれのアルメニア人。その傑出した才能のために投獄され、長く沈黙を強いられたが、ジョージアの映画人によって復活を果たす。親友ギオルギ・シェンゲラヤ監督に応えるように、ピロスマニへの思いを自らの汎コーカサス的ともいえる美学で描く。
ピロスマニ・ドキュメンタリーの写真
  • ピロスマニ・ドキュメンタリー Pirosmani ფიროსმანი
  • 1990年 49分 カラー Blu-ray 日本語字幕 ロシア語版
  • 監督/ギオルギ・シェンゲラヤ
 ピロスマニ(ニコ・ピロスマナシュヴィリ)の人生と作品を、証言と当時の写真を交えて描く。ピロスマニ入門として最適のドキュメンタリー。今回発掘された幻の作。
  • ①6/24(金) 14:00~ 
    ②6/26(日) 10:30~
     (2作品・71分) 
    各回限定84席
  • 鑑賞料/大人380円、
    シニア(65歳以上)180円、
    高校生180円、小・中学生無料

ピロスマニ Pirosmani ფიროსმანი

ピロスマニの写真
  • 1969年 86分 カラー Blu-ray 日本語字幕 ジョージア語版
  • 監督/ギオルギ・シェンゲラヤ
 ピロスマニは生涯の大半を日々の糧とひきかえに絵を描き続けた。ギオルギ・シェンゲラヤ監督は、画家の人生と魂を清冽に描き、その姿にジョージアの人と文化、歴史、風土への思いを重ねた。イコンに例えられるピロスマニの絵に映像は倣い、映画は崇高な輝きを帯びる。
  • ①6/25(土) 14:00~ ★アフタートーク 
    ②6/29(水) 18:00~
     
    各回限定84席
  • 鑑賞料/大人380円、
    シニア(65歳以上)180円、
    高校生180円、小・中学生無料
  • ※6/25(土)は高校生無料
国民的映画「ケトとコテ」を究める

  •  スターリンの指示で作られた娯楽大作『ケトとコテ』。完成後、上映禁止となるが、後にジョージアを代表する映画となる。そして現代の同作をめぐる2本のドキュメンタリーをとおして映画の歓びを語り、歴史の闇に光をあてる。

ケトとコテ Keto da Kote 
ქეთო და კოტე

ケトとコテの写真
  • 1948年 90分 白黒 Blu-ray 日本語・英語字幕 ジョージア語版
  • 監督/ヴァフタング・タブリアシュヴィリ、
    シャルヴァ・ゲデヴァニシュヴィリ
 戦後の沈滞した社会に活気を生むために製作された絢爛豪華なミュージカル映画。19世紀半ばのトビリシを再現し、商人の娘ケトと公爵の甥コテが、仲人ハヌマの助けを得て困難を乗り越え、無事結ばれるまでを描く。今も人々に愛される国民的映画の名作。
  • ①6/30(木) 14:00~  
    各回限定84席
  • 鑑賞料/大人380円、
    シニア(65歳以上)180円、
    高校生180円、小・中学生無料

喜びの家 / 「ケトとコテ」を求めて

喜びの家の写真
  • 喜びの家 Sakhli sikharulisa 
    სახლი სიხარულისა
  • 2008年 61分 カラー Blu-ray 日本語・英語字幕 ジョージア語版
  • 監督/メラブ・ココチャシュヴィリ
 「喜びの家」とは首都トビリシを指す。本作は『ケトとコテ』の祝祭的世界を舞台化する様子を描きながら、知られざる歴史の真実に光をあてる。また、古き良きトビリシへの讃歌でもある。名優チヒクヴァゼが映画と街の魅力を、資料映像等を交えて語る。
「ケトとコテ」を求めての写真
  • 「ケトとコテ」を求めて 
    ”Keto da Kotes” dziebashi 
    „ქეთო და კოტეს“ ძიებაში
  • 2009年 66分 カラー Blu-ray 日本語字幕 ジョージア語版
  • 監督/ダヴィト・グジャビゼ
 『喜びの家』の製作過程を追ったドキュメンタリー。映画『ケトとコテ』のオリジナルは19世紀の戯曲『ハヌマ』まで遡る。国民的ミュージカルの歴史を辿りながら、スターリン時代の歴史的真実を、製作関係者の貴重な証言によって明らかにする。
  • ①6/30(木) 18:00~ (2作品・127分) 
    各回限定84席
  • 鑑賞料/大人380円、
    シニア(65歳以上)180円、
    高校生180円、小・中学生無料
アフタートーク

6/24(金) 18:00~と
6/25(土) 14:00~の上映終了後、
はらだたけひで氏
(ジョージア映画祭主宰・画家)による
アフタートークがあります。(約30分)

トークゲスト
はらだたけひでさんの写真

はらだたけひで (原田健秀)

 ジョージア映画祭主宰・画家。1954年東京生まれ。2019年2月まで44年間、岩波ホールに勤務する。1978年公開の『ピロスマニ』以降、同ホールでのジョージア映画公開に努め、2018年には創立50周年記念としてジョージア映画祭を企画する。絵本に『パシュラル先生』のシリーズ、『フランチェスコ』(ユニセフ=エズラ・ジャック・キーツ国際絵本画家最優秀賞)、『しろいおひげの人』など多数。著作に『グルジア映画への旅』、『放浪の画家ニコ・ピロスマニ』、『放浪の聖画家ピロスマニ』などがある。

ジョージア (グルジア)
Georgia=Sakartvelo
ジョージアの地図

 ジョージアはコーカサス山脈の南に位置し、ロシア、アゼルバイジャン、アルメニア、トルコと国境を接している。面積は北海道の約80%、人口は約370万人。ジョージア人を中心に多様な民族が暮らし、主な宗教はジョージア正教である。ジョージア語では国名をサカルトヴェロという。3000年の歴史があるといわれ、東西交易の要所であるために周辺の国々から度重なる侵略を受けてきたが、今日まで独自の言語、文化を守り通してきた。ロシア帝国の支配から1918年に独立。1921年から70年間、ソ連邦に組み込まれていたが、1991年に独立を回復する。しかし内戦に加え、アブハジア、南オセチアにおける分離独立の紛争が激化し国内は混乱した。このために映画も傷つき、1000以上の作品が上映不能になった。現在、状況は改善され、ワイン発祥の地といわれるこの国には世界から多くの観光客が訪れ、映画などの文化芸術も復活を遂げ、世界の人々に新鮮な驚きを与えている。

6/1(水)

  • 清盛から頼朝へ
  • いざ鎌倉 -鎌倉幕府と御家人-
  • 武家社会と鎌倉文化
 平氏から源氏へと変わる武士の政権、“いざ鎌倉”に象徴される幕府と御家人の関係、武士の生活と鎌倉時代の文化。鎌倉時代について解説した作品を上映します。
  • ①14:00~ ②18:00~ (3作品・66分) 
    各回限定84席
  • 鑑賞料/大人380円、
    シニア(65歳以上)180円、
    高校生180円、小・中学生無料
  • ※当日の上映分数は、ここに掲載したものと多少異なる場合があります。

6/8(水)

  • 森鷗外
  • 志賀直哉
  • 芥川龍之介
 軍医と作家、ふたつの顔を持つ森鷗外、“小説の神様”と呼ばれた志賀直哉、芥川賞にその名を残す芥川龍之介。文豪たちの作品と生涯を振り返ります。
  • ①14:00~ ②18:00~ (3作品・81分) 
    各回限定84席
  • 鑑賞料/大人380円、
    シニア(65歳以上)180円、
    高校生180円、小・中学生無料
  • ※当日の上映分数は、ここに掲載したものと多少異なる場合があります。
ファミリーシアター

6/19(日) 怪物はささやく 
A Monster Calls

怪物はささやくの写真
  • 2016年 アメリカ、スペイン 109分 カラー Blu-ray 日本語吹替
  • 監督/ファン・アントニオ・バヨナ
  • 出演/ルイス・マクドゥーガル、
    シガニー・ウィーバー、
    フェリシティ・ジョーンズ
 病気の母親と暮す13歳の少年コナーは、毎夜悪夢にうなされていた。ある夜、コナーのもとに怪物がやって来て、自分が3つの物語を話したら、4つ目の物語をコナーが話すように迫る。夜ごと怪物は現れ、コナーは不思議な世界に引き込まれていく…。(作品提供/新日本映画社)
  • ①10:30~ ②14:00~  各回限定84席
  • 鑑賞料/大人380円、
    シニア(65歳以上)180円、
    高校生180円、小・中学生無料
  • ※当日の上映分数は、ここに掲載したものと多少異なる場合があります。
  • ※今年3月に上映中止になった作品です。

開館時間

・火曜日~土曜日
午前10時~午後8時
・日曜日・祝日・8月6日
午前10時~午後5時

休館日

・月曜日(8月6日、祝日は開館)
・祝日の翌日
ただし土・日・月曜日にあたるときは、
直後の平日
・12月29日~1月4日

--月の休館日

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