2024年10月のスケジュール


>2024年11月のスケジュール


2024年10月のスケジュール表

 鑑賞料
内容 開始時刻 大人 シニア 高校生 小中学生 会 場
1 上映はありません
2 文化映画鑑賞会
「キリシタンとヨーロッパの文化」ほか
14:00/18:00 380円 180円 180円 無料 ホール
3 文化映画鑑賞会
「江戸時代の朝鮮通信使」
14:00/18:00 380円 180円 180円 無料 ホール
4 2024 KOREA WEEK 韓国映画特集 in 広島
「私はトンボ」
*上映後アフタートーク
14:00 無料 無料 無料 無料 ホール
4 2024 KOREA WEEK 韓国映画特集 in 広島
「ナイト・ウォーク」
18:00 無料 無料 無料 無料 ホール
5 2024 KOREA WEEK 韓国映画特集 in 広島
「京都から届いた手紙」
*上映後アフタートーク
10:30 無料 無料 無料 無料 ホール
5 2024 KOREA WEEK 韓国映画特集 in 広島
「ナイト・ウォーク」
14:00 無料 無料 無料 無料 ホール
6 2024 KOREA WEEK 韓国映画特集 in 広島
「私はトンボ」
10:30 無料 無料 無料 無料 ホール
6 2024 KOREA WEEK 韓国映画特集 in 広島
「京都から届いた手紙」
14:00 無料 無料 無料 無料 ホール
7 休 館 日
8 上映はありません
9 特集・栄冠に輝く映画人
「晩春」
10:30/14:00/18:00 510円 250円 250円 無料 ホール
10 特集・栄冠に輝く映画人
「西鶴一代女」
10:30/14:00/17:30 510円 250円 250円 無料 ホール
11 特集・栄冠に輝く映画人
「今ひとたびの」
10:30/14:00/18:00 510円 250円 250円 無料 ホール
12 ユネスコ「世界視聴覚遺産の日」記念特別イベント
「キャメラを持った男たちー関東大震災を撮るー」
*上映後講演
10:30 380円 180円 無料 無料 ホール
12 ユネスコ「世界視聴覚遺産の日」記念特別イベント
「フィルム 私たちの記憶装置」
*上映前講演
14:00 380円 180円 無料 無料 ホール
13 ユネスコ「世界視聴覚遺産の日」記念特別イベント
「キャメラを持った男たちー関東大震災を撮るー」
10:30 380円 180円 180円 無料 ホール
13 ユネスコ「世界視聴覚遺産の日」記念特別イベント
「フィルム 私たちの記憶装置」
14:00 380円 180円 180円 無料 ホール
14 月・祝 ファミリーシアター
「吾輩は猫である」
10:30/14:00 380円 180円 180円 無料 ホール
15 休 館 日
16 上映はありません
17 特集・栄冠に輝く映画人
「駅 STATION」
10:30/14:00/17:30 510円 250円 250円 無料 ホール
18 特集・栄冠に輝く映画人
「祭りの準備」
10:30/14:00/18:00 510円 250円 250円 無料 ホール
19 特集・栄冠に輝く映画人
「遠雷」
10:30 510円 250円 無料 無料 ホール
19 特集・栄冠に輝く映画人
「ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜
*上映後ディレクターズトーク
14:00 510円 250円 無料 無料 ホール
20 特集・栄冠に輝く映画人
「ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜
10:30 510円 250円 250円 無料 ホール
20 特集・栄冠に輝く映画人
「遠雷」
14:00 510円 250円 250円 無料 ホール
21 休 館 日
22 上映はありません
23 特集・栄冠に輝く映画人
「シコふんじゃった。」
10:30/14:00/18:00 510円 250円 250円 無料 ホール
24 特集・栄冠に輝く映画人
「私は二歳」
10:30/14:00/18:00 510円 250円 250円 無料 ホール
25 特集・栄冠に輝く映画人
「コミック雑誌なんかいらない!」
10:30/14:00/18:00 510円 250円 250円 無料 ホール
26 ユネスコ「世界視聴覚遺産の日」記念特別イベント
「キャメラを持った男たちー関東大震災を撮るー」
10:30/14:00/18:00 380円 180円 無料 無料 ホール
27 ユネスコ「世界視聴覚遺産の日」記念特別イベント
「フィルム 私たちの記憶装置」
10:30 380円 180円 180円 無料 ホール
27 ユネスコ「世界視聴覚遺産の日」記念特別イベント
「広島・長崎における原子爆弾の影響」
*上映前作品解説
14:00 510円 250円 250円 無料 ホール
28 休 館 日
29 上映はありません
30 特集・栄冠に輝く映画人
「反逆児」
10:30/14:00/18:00 510円 250円 250円 無料 ホール
31 特集・栄冠に輝く映画人
「真昼の暗黒」
10:30/14:00/18:00 510円 250円 250円 無料 ホール

映画鑑賞会について。

発券・開場は
開映の1時間前頃(10:30の回は30分前頃)から1階受付で行ない、定員に達し次第締切となります。
  • 開映30分後からの入場はできません。
  • 各回入替制です。
    鑑賞券は当日・当該回のみ有効です。
    (前売券はありません。)
  • 都合により、発券・開場・開映時間が変更になる場合があります。
  • 各種手帳類の提示により、映画鑑賞料が無料になります。 詳しくは こちら
  • シニアは65歳以上。 運転免許証や健康保険証など年齢がわかる公的証明書、または健康手帳(平成19年度まで65歳以上のすべての人に配布されていたもの)をご提示ください。
特集・栄冠に輝く映画人
  •  先月に引き続き映画賞などで受賞した映画人を取り上げます。今月は監督賞や脚本賞などで高く評価された12作品を上映します。
  • ※本特集の上映作品には、映像・音声が良好ではないものがあります。
  • ※当日の上映分数は、ここに掲載したものと多少異なる場合があります。

10/9(水) 晩春

  • 1949(昭和24)年 松竹(大船) 108分 白黒 35㎜
  • 監督/小津安二郎
  • 出演/
    笠 智衆、原 節子、月丘夢路、杉村春子
 小津安二郎と原節子の初めてのコンビ作。鎌倉で二人暮らししている大学教授とその娘、結婚話に周囲が気を揉むが…。毎日映画コンクールで日本映画大賞、監督賞、脚本賞(小津安二郎、野田高梧)を受賞。
  • ①10:30~ ②14:00~ ③18:00~
  • 鑑賞料/大人510円、
    シニア(65歳以上)250円、
    高校生250円、小・中学生無料

10/10(木) 西鶴一代女

  • 1952(昭和27)年 新東宝、児井プロダクション 136分 白黒 35㎜
  • 監督/溝口健二
  • 出演/
    田中絹代、三船敏郎、宇野重吉、進藤英太郎
 井原西鶴の「好色一代女」をもとに、封建的な男性社会に振り回され波乱万丈の生涯を歩んだ女性を描く。ヴェネチア国際映画祭で監督賞に輝き、国際的に溝口健二が評価されるきっかけになった。
  • ①10:30~ ②14:00~ ③17:30~
  • 鑑賞料/大人510円、
    シニア(65歳以上)250円、
    高校生250円、小・中学生無料

10/11(金) 今ひとたびの

  • 1947(昭和22)年 東宝 118分 白黒 35㎜
  • 監督/五所平之助
  • 出演/
    高峰三枝子、龍崎一郎、田中春男、北沢 彪
 戦前に出会った青年医師と富豪令嬢は運命に翻弄されつつ、戦後の再会を約束する。激動の時代を乗り越える恋愛を描いた甘美なメロドラマとして評価され、毎日映画コンクール日本映画大賞を受賞。
  • ①10:30~ ②14:00~ ③18:00~
  • 鑑賞料/大人510円、
    シニア(65歳以上)250円、
    高校生250円、小・中学生無料

10/17(木) 駅 STATION

  • 1981(昭和56)年 東宝映画 131分 カラー 35㎜
  • 監督/降旗康男
  • 出演/
    高倉 健、いしだあゆみ、烏丸せつこ、倍賞千恵子
 北海道の駅の情景を象徴的に描きながら、事件を追う刑事が出会った3人の女性たちの物語を三部構成で綴る。高倉健のために書き下ろした脚本により、毎日映画コンクール脚本賞(倉本聰)を受賞。
  • ①10:30~ ②14:00~ ③17:30~
  • 鑑賞料/大人510円、
    シニア(65歳以上)250円、
    高校生250円、小・中学生無料

10/18(金) 祭りの準備

  • 1975(昭和50)年 綜映社、映画同人社、ATG 116分 カラー 35㎜
  • 監督/黒木和雄
  • 出演/
    江藤 潤、竹下景子、原田芳雄、ハナ 肇
 昭和30年代の高知県中村市を舞台に、小さな町のしがらみの中で悩む青年が夢を追って上京を決意するという青春映画。自伝的なシナリオを書いた中島丈博が毎日映画コンクール脚本賞を受賞した。
  • ①10:30~ ②14:00~ ③18:00~
  • 鑑賞料/大人510円、
    シニア(65歳以上)250円、
    高校生250円、小・中学生無料

10/19(土)・10/20(日) 遠雷

  • 1981(昭和56)年 にっかつ撮影所、NCP、ATG  カラー 135分 35㎜
  • 監督/根岸吉太郎
  • 出演/
    永島敏行、ジョニー大倉、石田えり、ケーシー高峰
 都市化が進む宇都宮を舞台として、農業を続けていく若者を描く。ビニールハウスでのトマト栽培や揺れ動く農村家庭像などリアルな描写が高く評価され、ブルーリボン賞で監督賞を受賞した。
  • 10/19(土)10:30~・10/20(日)14:00~
  • 鑑賞料/大人510円、
    シニア(65歳以上)250円、
    高校生250円、小・中学生無料 
    ※土曜日は高校生無料

10/19(土)・10/20(日) ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜

  • 2009(平成21)年 フジテレビ、パパドゥ、新潮社、日本映画衛星放送  カラー 114分 35㎜ [PG-12]
  • 監督/根岸吉太郎
  • 出演/
    松たか子、浅野忠信、広末涼子、妻夫木 聡
 太宰治の複数の小説を合わせて映画化。戦後の東京を舞台に、放蕩に耽りながらも妻に対して嫉妬深い小説家と、明るく力強く生きてゆく妻との日々を描く。モントリオール世界映画祭最優秀監督賞。(作品提供/東宝)
 

※10/19(土) 14:00~の回上映後に根岸吉太郎監督トークショーあり(約50分)

  • 10/19(土)14:00~・10/20(日)10:30~
  • 鑑賞料/大人510円、
    シニア(65歳以上)250円、
    高校生250円、小・中学生無料 
    ※土曜日は高校生無料

10/23(水) シコふんじゃった。

  • 1992(平成4)年 大映、キャビン 103分 カラー 35㎜
  • 監督/周防正行
  • 出演/
    本木雅弘、清水美砂、柄本 明、竹中直人
 卒業に必要な単位のために廃部寸前の相撲部に入る羽目になった大学4年生の秋平が、相撲部の個性的な面々とともに奮闘する青春コメディ。ブルーリボン賞監督賞などを受賞した。
  • ①10:30~ ②14:00~ ③18:00~
  • 鑑賞料/大人510円、
    シニア(65歳以上)250円、
    高校生250円、小・中学生無料

10/24 (木) 私は二歳

  • 1962(昭和37)年 大映(東京) 87分 カラー 35㎜
  • 監督/市川 崑
  • 出演/
    山本富士子、船越英二、浦辺粂子、岸田今日子
 ベストセラーとなった松田道雄の育児書をもとに、団地住まいの会社員夫婦が初めての子育てに大騒ぎする姿を、子供側からの視点を交えてユーモラスに描く。毎日映画コンクール監督賞を受賞。
  • ①10:30~ ②14:00~ ③18:00~
  • 鑑賞料/大人510円、
    シニア(65歳以上)250円、
    高校生250円、小・中学生無料

10/25 (金) コミック雑誌なんかいらない!

  • 1986(昭和61)年 NCP 124分 カラー 35㎜
  • 監督/滝田洋二郎
  • 出演/
    内田裕也、原田芳雄、殿山泰司、ビートたけし
 芸能リポーターを主人公に、実際の事件を取り入れて実在の人物を登場させるなど虚実を織り交ぜながら、スキャンダル報道を風刺した作品。毎日映画コンクール脚本賞(内田裕也、高木功)を受賞。
  • ①10:30~ ②14:00~ ③18:00~
  • 鑑賞料/大人510円、
    シニア(65歳以上)250円、
    高校生250円、小・中学生無料 

10/30(水) 反逆児

  • 1961(昭和36)年 東映(京都) 110分 カラー 35㎜
  • 監督/伊藤大輔
  • 出演/
    中村錦之助、岩崎加根子、杉村春子、佐野周二
 戦国時代の若き武将が宿命に絡めとられていく。徳川家康の長男・三郎信康は、母・築山御前が今川義元の娘であったが、織田信長の娘・徳姫を妻に迎えて板挟みとなる。ブルーリボン賞監督賞を受賞。
  • ①10:30~ ②14:00~ ③18:00~
  • 鑑賞料/大人510円、
    シニア(65歳以上)250円、
    高校生250円、小・中学生無料 

10/31(木) 真昼の暗黒

  • 1956(昭和31)年 現代ぷろだくしょん 124分 白黒 35㎜
  • 監督/今井 正
  • 出演/
    草薙幸二郎、左 幸子、飯田蝶子、北林谷栄
 製作当時に裁判が係争中だった強盗殺人事件を題材として、無実の罪を着せられた若者たちの悲劇と彼らを支援する弁護士の奮闘を描く。毎日映画コンクールとブルーリボン賞で監督賞と脚本賞(橋本忍)を受賞。
  • ①10:30~ ②14:00~ ③18:00~
  • 鑑賞料/大人510円、
    シニア(65歳以上)250円、
    高校生250円、小・中学生無料 
2024 KOREA WEEK 
韓国映画特集 in 広島
  •  10月のコリア・ウィークの一環として韓国映画を特集します。今回は、広島初上映となる劇映画『京都から届いた手紙』、ドキュメンタリー『わたしはトンボ』『ナイト・ウォーク』の3作品を上映します。さまざまなジャンルで魅力ある作品が生み出される、多彩な韓国映画をご鑑賞ください。
  • 主催/駐広島大韓民国総領事館、広島市映像文化ライブラリー
  • 写真・作品提供/認定NPO法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭
  • ※上映作品の紹介は、作品提供先の情報を基にしています。
  • ※当日の上映分数は、ここに掲載したものと多少異なる場合があります。

私はトンボ 잠자리 구하기

私はトンボの写真
  • 2022年 韓国 80分 カラー Blu-ray 日本語・英語字幕
  • 監督/ホン・ダイェ
 受験期から大学生活にかけて、誰もが直面する青春の挫折と成長を捉えた女性監督によるセルフ・ドキュメンタリー。ありふれた日常生活の中で、かけがえのない友人たちと過ごした8年間を綴る。
  • ①10/4(金) 14:00~ ★アフタートーク 
    ②10/6(日) 10:30~
  • 鑑賞料/無料
ホン・ダイェ監督プロフィール(홍다예)
ホン・ダイェ監督の写真

 韓国の新進の女性ドキュメンタリー作家。長編第1作『わたしはトンボ』は、高校3年生の2014年に撮影を始め、大学卒業の2022年に完成。成長物語を新しい視点で描き、「山形国際ドキュメンタリー映画祭2023」アジア千波万波部門にて上映され、高く評価された。他の作品は『シバル』など。

10/4(金) 14:00~の回、上映終了後には、ホン・ダイェ監督によるアフタートークを行います。

京都から届いた手紙 교토에서 온 편지

京都から届いた手紙の写真
  • 2022年 韓国 102分 カラー Blu-ray 日本語字幕
  • 監督/キム・ミンジュ
  • 出演/
    ハン・ソナ、チャ・ミギョン、ハン・チェア
 ソウルで仕事が上手くいかなかった次女ヘヨンは、久々に故郷の釜山・影島(ヨンド)へ帰ってきたが、久しぶりの実家にヘヨンは馴染めないものを感じる。ある日、母親の部屋にて日本語で書かれた手紙を見つけたヘヨンは、知らなかった母の過去について尋ねる。
  • ①10/5(土) 10:30~ ★アフタートーク 
    ②10/6(日) 14:00~
  • 鑑賞料/無料
ゲスト:大塚大輔さん(Japanese Film Project 理事)
大塚大輔さんの写真

10/5(土) 10:30~の回、上映終了後には、大塚大輔氏によるアフタートークを行います。

ナイト・ウォーク 밤 산책

ナイト・ウォークの写真
  • 2023年 韓国 65分 カラー Blu-ray 日本語・英語字幕
  • 監督/ソン・グヨン
 サイレント作品として無音に映像のみというスタイルで、夜の心象風景をアーティスティックに捉えた映像詩作品。つぶやくような文字で書かれた朝鮮王朝時代の古い詩が、薄闇の中で密かにうごめく風景の上に重なり、幻想的な世界に誘う。
  • ①10/4(金) 18:00~ 
    ②10/5(土) 14:00~
  • 鑑賞料/無料 
ユネスコ「世界視聴覚遺産の日」記念特別イベント
 10月27日はユネスコが制定した〈世界視聴覚遺産の日〉です。広島で初めての取組みとして、この記念日を祝して特別イベントを開催し、講演と映画上映を通じて視聴覚遺産について理解を深める機会とします。(作品協力:記録映画保存センター、神戸映画資料館)
【ユネスコ「世界視聴覚遺産の日」とは】
映画・映像は、他の芸術・資料と同様に人類の貴重な文化遺産であり、その保存は世界全体にとって大きな使命です。そのことをアピールする「動的映像の保護及び保存に関するユネスコ勧告」が1980年10月27日に採択されたことを記念して、「世界視聴覚遺産の日」が制定されました。
講演者プロフィール

石原香絵 (NPO法人映画保存協会(FPS)代表)

 2001年、L.ジェフリー・セルズニック映画保存学校卒業。博士(アーカイブズ学)。国立公文書館認証アーキビスト。2021年、ポルデノーネ無声映画祭ジャン・ミトリ賞受賞。著書に『日本におけるフィルムアーカイブ活動史』(美学出版、2018)、訳書に『無声映画入門:調査、研究、キュレーターシップ』(パオロ・ケルキ・ウザイ著、美学出版、2023)がある。2023年より山形ドキュメンタリーフィルムライブラリーのコレクションの状態調査を受注するなど、国内に6機関ある地域映像アーカイブを主な研究対象としている。

とちぎあきら (フィルム・アーキビスト)

 『月刊イメージフォーラム』編集長などを経て、2003年より東京国立近代美術館フィルムセンター(現・国立映画アーカイブ)主任研究員(後に主幹)として、映画の収集・保存・復元・アクセス対応に従事する。2021年より3年間にわたり、国立映画アーカイブ客員研究員としてオンライン動画サイト「関東大震災映像デジタルアーカイブ」に携わる。一般社団法人日本映像アーキビスト協会の会長を務めている。

  • ※上映作品の詳細は、作品提供元の情報を基にしています。

キャメラを持った男たち -関東大震災を撮る-

キャメラを持った男たちの写真
  • 2023年 記録映画保存センター 81分 カラー Blu-ray
  • 演出/井上実
  • 出演/渡邉 登、とちぎあきら、芦澤明子、田中傑
 関東大震災直後の東京を記録した映像と、その撮影者たちについてのドキュメンタリー。現存するフィルムや当時の撮影機材などの調査をもとに、歴史を記録した文化資産としての映像の意義に光をあてる。
  • ①10/12(土) 10:30~ ★講演付 ②10/13(日) 10:30~ 
    ③10/26(土) 10:30~ ④10/26(土) 14:00~ ⑤10/26(土) 18:00~
  • 鑑賞料/大人380円、
    シニア(65歳以上)180円、
    高校生180円、小・中学生無料 
    ※土曜日は高校生無料
  • ★ 上映後講演
    ※10/12(土)10:30~の回、上映後講演:とちぎあきら「創造の源としての映像遺産」

フィルム 私たちの記憶装置 
Film, The Living Record of Our Memory

フィルム 私たちの記憶装置の写真
  • 2021年 カナダ、スペイン 120分 カラー Blu-ray 日本語字幕
  • 監督/イネス・トハリア・テラン
  • 出演/ジョナス・メカス、ケン・ローチ、ヴィム・ヴェンダース
 映画を文化遺産として継承する意義を伝えるため、映画人たちの声をはじめ、フィルム保存や復元、上映やデジタル保存などに取り組む世界各地のフィルム・アーカイブの専門家たちを取材したドキュメンタリー。
  • ①10/12(土) 14:00~ ★講演付 ②10/13(日) 14:00~ ③10/27(日) 10:30~
  • 鑑賞料/大人380円、
    シニア(65歳以上)180円、
    高校生180円、小・中学生無料 
    ※土曜日は高校生無料
  • ★ 上映前講演
    ※10/12(土)14:00~の回、上映前講演:石原香絵「広島市映像文化ライブラリーの存在意義」

広島・長崎における原子爆弾の影響

広島・長崎における原子爆弾の影響の写真
  • 1946(昭和21)年 日本映画社 164分 白黒 35㎜ 日本語字幕付き
  • 演出/伊東壽恵男、小畑長蔵、奥山大六郎、山中真男、相原秀二
 1945年9月から10月に学術調査団に同行した撮影隊が広島と長崎で被爆状況を撮った科学映画。2009年に米国国立公文書館所蔵35mmフィルムから複製して収集した、当館所蔵の35mmフィルムによる完全版での上映。
  • ①10/27(日) 14:00~ ※上映前作品解説(10分)あり
  • 鑑賞料/大人510円、
    シニア(65歳以上)250円、
    高校生250円、小・中学生無料
ディレクターズ・トーク
 日本映画界を長年にわたって牽引してきた名匠・根岸吉太郎監督は、公開待機中の16年ぶりの最新作『ゆきてかへらぬ』でも新たな注目を集めています。脚本家・田中陽造とタッグを組んだ前作『ヴィヨンの妻』の上映アフタートークとして、俳優たちの魅力を引き出しながら鮮烈な文芸映画を演出する極意について語っていただきます。
  • 2024年10月19日(土)
    『ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜』14:00~の回、上映後アフタートーク(約50分)

  •  
  • ゲスト:根岸 吉太郎 (映画監督)
  • 聞き手:兼永 みのり (フリーパーソナリティ)

ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜

ヴィヨンの妻の写真
  • 2009(平成21)年 
    フジテレビ、パパドゥ、新潮社、日本映画衛星放送 カラー 114分 35㎜ [PG-12]
  • 監督/根岸吉太郎
  • 出演/松たか子、浅野忠信、広末涼子、妻夫木 聡
 太宰治の複数の小説を合わせて映画化。戦後の東京を舞台に、放蕩に耽りながらも妻に対して嫉妬深い小説家と、明るく力強く生きてゆく妻との日々を描く。モントリオール世界映画祭最優秀監督賞。(作品提供/東宝)
  • 大人510円、
    シニア(65歳以上)250円、
    高校生250円、
    小・中学生無料 ※土曜日は高校生無料
プロフィール
根岸吉太郎監督の写真

根岸吉太郎(映画監督)プロフィール

 1950年生まれ、東京都出身。早稲田大学第一文学部演劇学科修了後、日活に入社。1978年『オリオンの殺意より、情事の方程式』で初監督。1981年『遠雷』では、ブルーリボン賞監督賞、芸術祭選奨新人賞を受賞。2009年、映画『ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~』で、モントリオール世界映画祭 最優秀監督賞受賞。最新作『ゆきてかへらぬ』(脚本:田中陽造、主演:広瀬すず)は2025年2月公開予定

10/2(水)

  • キリシタンとヨーロッパの文化 
    (1970年/20分/監督:小野 豪)
  • 世界に開かれた窓 出島と朝鮮通信使 
    (1994年/20分/監督:小野 豪)
  • 蘭学をおさめた人びと 
    (1979年/20分/監督:古賀尚武)
 戦国時代や江戸時代における海外との交流や外国文化の受容について描いた作品を上映します。(3作品・62分)
  • ①14:00~ ②18:00~
  • 鑑賞料/大人380円、
    シニア(65歳以上)180円、
    高校生180円、小・中学生無料

10/3(木)

  • 江戸時代の朝鮮通信使 
    (1979年/50分/監督:滝沢林三)
 江戸時代に12回にわたって来日した朝鮮通信使が対馬から瀬戸内を経て大阪から江戸に至る道程を追い、各地での交流を浮き彫りにする。(50分)
  • ①14:00~ ②18:00~
  • 鑑賞料/大人380円、
    シニア(65歳以上)180円、
    高校生180円、小・中学生無料
  • ※当日の上映分数は、ここに掲載したものと多少異なる場合があります。
ファミリーシアター

10/14(月・祝) 吾輩は猫である

  • 1982(昭和57)年 フジテレビ、東映 74分 カラー 16㎜
  • 監督/りんたろう
  • 声の出演/山口良一、なべおさみ、坂上二郎、小林綾子
 夏目漱石の名作文学をもとにしたアニメーション。中学校の英語教師の家庭に飼われることになった猫を主人公にして、人間たちのドラマをユーモラスに描く。
  • ①10:30~ ②14:00~
  • 鑑賞料/大人380円、
    シニア(65歳以上)180円、
    高校生180円、小・中学生無料 
  • ※当日の上映分数は、ここに掲載したものと多少異なる場合があります。

開館時間

・火曜日~土曜日
午前10時~午後8時
・日曜日・祝日・8月6日
午前10時~午後5時

休館日

・月曜日(8月6日、祝日は開館)
・祝日の翌日
ただし土・日・月曜日にあたるときは、
直後の平日
・12月29日~1月4日

--月の休館日

 --日(--)、--日(--)、
 --日(--)、--日(--)、
 --日(--)、--日(--)

page top