安神社の大樹と切り株

楠木の大木と松の切り株
@ 楠木
(1)楠木ー1 (2)楠木ー2
A




(1)松の切り株−1 (2)松の切り株−2
  場所 :広島市安佐南区祇園2丁目21-3
            (旧国道 「上祇園バス停」 徒歩2分)
           安神社の境内

@楠木
  楠木の大きさ : [楠木ー1] 胸高胴回り 430p(直径換算 137p) 空洞最大幅 90p
              [楠木ー2] 胸高胴回り 380p(直径換算 121p) 空洞最大幅 70p  
  由来・樹齢    : 樹齢は[楠木ー1]で300年は超えると思われる、いつの時代か落雷により空洞が生じたもの。
              写真以外にも楠木は多く、中でも鳥居の左手奥の楠木は地表に大きな根が露出しているが、
              これに関し、植樹された方も驚いておられる。

A松の切り株
   数は8箇所くらいが認められるが、実はこの松、1560年安神社が毛利元就によって再建された時にお手植えさ
   れたもので大木となっていた。
   しかし その後、松食い虫の被害にもあっていた事から近年の台風で全倒した。
   今見られる多数の松の切り株はその時切除されたものである。

 
<安神社>

お祇園さんといって親しまれ、7月下旬に例祭が行われる。昔は丸子山の山稜に出雲の宮の神を勧請して祀った。元慶5年(881)社殿が再建。正安元年(1299)恒例の祭礼中に兵火にあい焼失。嘉永3年(1303)武田家により現在地に本殿を再建、銀山城落城後も永禄3年(1560)毛利元就によって本殿再建。その後文禄3年(1594)毛利輝元が社殿の屋根を葺き替え、福島・浅野氏によりさらに修復した。文化13年(1816)浅野斎賢により社殿を再建せられる。祭神は須佐之男命ほか諸神、本殿は神明式である。


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