この川は大塚、奥畑を水源として安、古市、西原を経て長束で太田川に合流する川である。 昭和30年頃までは農業用水や生活用水として利用され、地域住民に恵みを与えていた。また、川には はや や ドジョウ や彼岸蟹が住んでいた。 しかしこの川は川幅が狭く、大雨が降るとすぐに氾濫し堤防が決壊して田畑や家屋等の被害が繰り返されていた。このような水害を防止するため昭 和30年頃に中流の古市で古川に合流する放水路が造られ古市より下流の安川は廃川 となり、かつての流路は埋められて、その跡地（安川が 流れていたところ）はその後、「安川緑道」として、市民の憩いの場になっている。