アンサンブル・アッカ 第18回定期公演 〜生命と音楽 〜


      曲目

● 久留智之「メリー・バクテリア・ミュージック」より
● 川上 統「ブラックマンバ」「フォッサ」
● 徳永 崇「自食の作法」
● フランセ「花時計」より
● 古謝美佐子 / 作詞、佐原一哉 / 作曲、久留智之 / 編曲「童神」
● 福島和夫「冥」
● ダウランド「来たれ深き眠りよ」
● ザンビアの「ククーワとカチャーチャ」
● 田三郎「ひとりの対話」より “くちなし”
● 公募作品 吉田翠葉「フロム・ジ・インサイド」
● 公募作品 山邊光二「ダンデライオン」
● 公募した旋律による新曲(編 / 久留智之・徳永 崇)
・・・他
(都合により曲目は変更する場合がございます、ご了承ください。)

     
     

〜 生命が奏でる音楽 〜
 生きとし生けるものの存在の根源的な意味について考えたとき、「生命とは何か」という命題に直面します。しかし「生命」という語は、哲学や宗教における死生観、代謝や増殖といった生物学的な連続性、日常における家族の誕生や愛しき者との別れなど、文脈によって様々な受け止められ方をします。さらに山や川、場合によっては道端の石にさえ魂を見出し、生命を宿しているかのごとく崇め奉ることもあります。一方で、近年の人工知能の発達により、人間の心に近似したプログラムの開発も進み、生命そのものの概念が大きく変わりつつあるといっても過言ではありません。
 この大きな命題である「生命」について、音楽の視点からアプローチするというのが今回のテーマです。多様に表現し得る「生命」であるからこそ、人の営みである音楽においても、様々な関係性を見ることができると考えました。人は「生命」に触れたとき、どのような調べを奏でてきたのでしょうか。
 本公演では、モダンピースを含めた古今東西の様々なジャンルから「生命」にまつわる作品を取り上げます。中でも、今年
からエリザベト音楽大学に赴任した気鋭の作曲家・川上統の作品は目玉のひとつ。さらに、広島から新たな作品が誕生することを意図し、既成の作品だけではなく、一般からの公募作品を含めました。これらの作品をアッカ渾身の演奏でお聴きいただき、「いまここに生きる」ことの深い洞察ができれば幸いです。

アンサンブル・アッカ代表:徳永 崇

     
     

【アンサンブル・アッカについて】 Ensemble H[ákka] (アンサンブル・アッカ)は、モダンアートを通じて、演奏会の新しい形態や、観客とのコミュニケーション、さらには音楽そのものについての根源的な問いかけをしていこうと、2000 年に結成された団体です。芸術顧問の作曲家、久留智之を中心に、地域で活躍する意欲と才能のある若手作曲家、演奏家と、それを側面からフォローするスタッフメンバーによって企画、運営しています。 「アッカ」とは、アルファベット H をラテン語で発音したもの。『Hiroshima から世界へ、【新しい息吹】を発信してゆきたい』という思いが込められています。

     
      出演者     

久留智之(Composer/Artistic adviser)
宮本美佐穂(Flute) 齊藤陽子(Oboe) 賀川由美(Clarinet) 山田美和(Saxophone)  
三島明子(Trumpet) 正田律子(Euphonium) 藤岡敬己(Percussion) 宮崎真理子(Violin) 
藤井康生(Guitar) 須藤千晶(Piano) 堀江麻紀(Piano) 桐原祐子(Piano)
秋津智子(Soprano) 徳永 崇(Composer) 菊田健司(Manager) 山下雄士 (Piano)※賛助出演

     
日時

2018年10月8日(月・祝)
トークセッション
15:15〜15:45
コンサート
16:00〜(15:45開場)

※トークセッションは入場無料。コンサートはチケットが必要です。

 
会場

広島市東区民文化センター・スタジオ1

料金

一般 2,000円(当日2,500円)
中・高校生、大学生 1,000円(当日1,500円)
小学生 500円(当日800円)
ペア 3,600円(前売りのみ)

※未就学児のご入場はご遠慮ください。

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チケット取扱所

東区民文化センター カワイ広島 広島アーツ楽器

主催

Ensemble H[ákka]
広島市東区民文化センター
 

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