東区民文化センター舞台芸術促進事業
公演は終了しました。ご来場いただきました皆さま、ありがとうございました。
仮面を使った一人芝居
今作品は、コメディ作品でありながらも、アルルカン自体のお話はちょっぴり悲しい雰囲気に包まれています。アルルカンとは、西洋演劇に登場する道化師のことです。西洋やアジアの古典芸能の要素をふんだんに盛り込んだ「アルルカン(再び)天狗に出会う」。作・演出・出演、すべて一人でこなすディディエ・ガラスの身体(骨!筋肉!声!)からは、能や京劇のスタイルが感じられるでしょう。そしてフランス人でありながら、ディディエ扮するアルルカンは、なんと日本語で話しかけてきます!
2010年、前作『アルルカン、天狗に出会う』は京都(第七回アトリエ劇研演劇祭)、東京、静岡(SPAC/Shizuoka春の芸術祭)で上演され大変好評を得ました。古典芸能と現代舞台芸術の素晴らしいコラボレーション新作を持って、再び日本の観客と出会います。
公演特設サイト
http://gekken.net/didier_tengu/
作・演出・出演:ディディエ・ガラス
台本執筆協力・翻訳:大浦康介
仮面:Erhard Stiefel
衣装:Moloko and Jean-François Guilon
照明: Jérémie Papin
オペレーター:川島玲子(GEKKEN staff room)
制作:伊藤拓也
プロデューサー:杉山準
製作:NPO劇研、Ensemble Lidonnes
<作品概要>
アルルカン(道化師)が嘘か誠か、自分自身の物語を語る。しかし、アルルカンの仮面には悪魔が潜んでおり、アルルカンを演じる俳優の言葉と身体を支配しようとする。この超自然的存在である悪魔は、次第に舞台作品全体を支配する。悪魔は、俳優や脚本家に対して怒り狂い、自分が何者であるかを訴えかける。悪魔は中国で鍾馗(しょうき)に出会い、日本で天狗に出会ったという体験を語る。しかし最後には、悪魔は何処かへ消えて無くなる。
<共同製作の経緯> Didier GALAS(フランス) / アトリエ劇研(京都)
1985年フランス国立高等演劇学校に入学、クロード・レジなどのもとで訓練を積む。1998年ヴィラ九条山(京都)でのレジデンスを得て金剛流能楽師・宇高通成氏の元で能楽の修行を積む。狂言、京劇とのコラボレート作品『モンキービジネス』が2000年アヴィニョン国際演劇祭で初演、アルマダフェスティバル(ポルトガル)で大賞に輝く。2010年1月からブルターニュ国立劇場アソシエートアーティスト。2010年、前作『アルルカン、天狗に出会う』が京都(第七回アトリエ劇研演劇祭)、東京、静岡(SPAC/Shizuoka春の芸術祭)で上演され好評を得る。これを受けた新作にて再び日本の観客と出会う。
日本ツアー(広島・東京・福岡・横浜・京都) 詳細は
Corich!
twitter
https://twitter.com/#!/DidierTengu
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日時
2012年7月3日(火)19:30開演
2012年7月4日(水)19:30開演
受付開始、および開場は開演の30分前、上演時間:60分予定
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会場
広島市東区民文化センター スタジオ2
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入場料
(全席自由・日時指定)
予約・当日ともに 2500円、学生2000円※要学生証
※前売チケットの発券はございません。ご予約頂いた上、当日会場受付にてご精算いただきます。
ご入場は当日受付順となります。当日券は、予約状況により発行されない場合もございます。
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主催
NPO劇研
舞台芸術制作室 無色透明
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共催
財団法人広島市未来都市創造財団 東区民文化センター
NPO法人子どもコミュニティネットひろしま
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助成
私的録音補償金管理協会(sarah)
芸術文化振興基金
フランス文化センター(パリ)
関西日仏交流会館ヴィラ九条山
アンスティチュ・フランセ
<ワークショップ情報>
日時 7月2日(月) 19:30~21:30
会場 レノイホール (広島市中区大手町3丁目7-3)
内容 世界の演劇と出会おう!
対象 15歳以上で、世界の演劇に興味ある方。演技のスキルアップを目指す方。
定員 30名
参加費 一般2000円 学生1500円
詳細情報・申込み:
http://gekken.net/didier_tengu/ws.html
アルルカン(再び)天狗に出会う 2012年日本ツアー予告編