アートリップル事業 原爆を知らない私たちと原爆 実際には戦争や原爆を体験していないが、企画や演劇などそれぞれの手法で原爆を伝える活動をしている30代~40代のパネリストたちを集め、現在の活動を通じて感じる違和感や、表現や文化を通じて未来へ伝えていけるものは何かなどを話し合う
パネリスト 福田 修志(長崎・劇団F’s Company 劇作家、演出家) 長崎市出身。長崎大学教育学部卒。1997年、大学4年時にF’s Companyを旗揚げ。1年間の東京での演劇生活の後、長崎に帰郷。 以後、F’s Companyの代表として劇作・演出を務める。現代社会に潜む人間の弱さを寓話化して描く作風が特徴で、今の長崎が抱える地域性や社会性を描く作品が多い。 長崎市主催の市民参加型舞台にも深く関わり、九州圏内の学校や地域での演劇ワークショップの講師や外部脚本の執筆、地元TVやラジオのCM出演なども行っている。 冨恵 洋次郎(広島・Barスワロウテイル オーナー) 1979年生まれ、広島出身 県立広島商業高校を卒業し、千葉のBAR で修業した後、20歳で独立。 飲食店を経営しながら、ライブイベントなどを企画し、毎月6日に行う「原爆の語り部~被爆体験者の証言~」 は100回を越える。 森田 裕美(広島・中国新聞社 記者) 広島女学院中高、お茶の水女子大学卒。2児の母。41歳。 1997年中国新聞社入社。報道部、福山支社を経て再び報道部で主に原爆平和報道に携わる。日本政府による被爆者援護問題のほか、世界の核被害者の実態、被爆の記憶をどう継承するかなどについて取材報告してきた。2011年4月から文化部記者。 司会 岩﨑 きえ(広島・舞台制作者) 1978年広島市生まれ。制作者。九州大谷短期大学演劇コース卒。 2007~2008年に東京国際芸術祭(主催/アートネットワークジャパン)リージョナルシアターシリーズに制作として携わったことをきっかけに、帰広後、制作者としての活動を始める。 2010年舞台芸術制作室 無色透明を立ち上げ、市内の劇団委託制作活動の傍ら、広島市東区民文化センターと提携し「アートリップル事業」を立ち上げ、国内外の良質な小劇場作品の広島公演をプロデュース、オーガナイズする。
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