ノートジャパンの邦楽ノート 2016年度
 
影絵と音で楽しむ物語 宮沢賢治『銀河鉄道の夜』 (全3回)
いま最も大切なこと・・・ 宮沢賢治が理想とした「農民芸術」の思想に思いを寄せながら、
手作りの影絵と和楽器の生音でその世界観を表現していきます。

 
     
影絵と音で楽しむ物語 宮沢賢治『銀河鉄道の夜』
第2話・第3話

インドネシアの影絵から生まれた現代の影絵技法「ワヤン・リストリック」と和楽器の生演奏で宮沢賢治の世界を描きます。

日時(各回30分前開場、上演時間:各話約45分)

  第2話   第3話
 平成29年3月4日(土)   開演17時30分 完売  開演19時 完売
 平成29年3月5日(日)  開演14時 完売  開演15時30分完売
(日時は当初の予定から変更しています。ご了承ください)
     
会場

  
広島市東区民文化センター ・ スタジオ2 (50席)
 
料金
  
前売:1,500円 当日:1,800円 (各話につき) ※全席自由

  チケットは完売いたしました。
お問合せ

  
東区民文化センター tel082-264-5551  
 
     
出演

  
台本・朗読 ◇ 多和田さち子
  演奏 ◇ 柳田秀潤(箏)、安達秀環(十七絃箏)、住田七重(篠笛)、山口香織(和太鼓)
  影絵 ◇ ウエダサユリ、沢田 妙、世良真紀、、石井 忍、黒田敬子、隼田聖子、日高敏郎
        東区民文化センター アートサポートクラブ
  
音楽・監修 和田 啓
  企画・制作伊藤多喜子


プロフィール

和田 啓(音楽・監修)

東京・浅草生まれ。幼少期から“江戸里神楽”の松本源之助氏に入門、笛・太鼓を学ぶ。1990年よりバリ島に渡り民族音楽であるガムランを学び、両面太鼓kendang(クンダン)をA・A・グデ・バグース・マンダラ氏、ワヤン・ガンドラ氏の両氏に師事。のち、アラブ古典音楽において重要な位置を占める打楽器レク(アラビックタンバリン)を、エジプト・カイロにてハニー・ベダール氏に師事。クラシック・ジャズ・民族音楽の演奏者としての経験を生かし、現在は演劇・ミュージカル・映画などの作曲を手掛けるほか、アジア系ハンドドラム奏者として様々な音楽シーンをサポートしている。

【主な作曲・音楽監修作品】
2000年「三島近代能楽集~三島の女たち」(演出/野村万之丞)欧州5ヶ国公演
2001年「ヴェニスの商人」(読売演劇大賞作品賞受賞、演出/イオン・カラミトル)、「天守物語」(演出/野村万之丞、主演/松坂慶子)
2004年石川ビエンナーレ委嘱舞踊劇作品「天岩戸」作曲演出、劇団四季「南十字星」(演出/浅利慶太)、劇団青年座創立50周年記念公演「諸国を遍歴する二人の騎士の物語」(演出/伊藤大)
2006年「山月記」(演出/萩原朔美、主演/中村京蔵)、「現代狂言Ⅰ・連句」(演出/穣晴彦、主演/南原清隆・野村万蔵)
2010年「現代狂言Ⅳ・コンカツ」(作・演出/南原清隆、野村万蔵ほか)
2011年ミュージカル版「モモ」(劇団ひまわり、ミヒャエル・エンデ作、演出/鈴村近雄、振付/近藤大介)
2012年「朗読劇・天守物語」(演出/野村万蔵、天守夫人/松坂慶子)
2014年俳優座70周年記念公演第一弾「東海道四谷怪談」


多和田さち子(台本・朗読)

学習院大学大学院人文科学研究科博士課程修了。2005年より文学作品の舞台朗読を中心に活動。2008年舞台経験者のための朗読勉強会Reading Notteを立ち上げ、作品分析や朗読技術の研鑽に努める。2009年からReading Notte公演『朗読夜会』の構成・演出・出演を重ね、2016年『朗読夜会第六夜~光は汽車の窓から~』に至る。観客参加型の試演会『ちょっと聴いてみよう』会、広島県立安古市高等学校『朗読シアター』も好評。『歌曲のしらべ』19・27・30・35・42・50、音楽定食五百円也vol.21『絃・言・幻 音と語り(井伏鱒二)』(リーデンローズ)などにも朗読出演。ユニット詩音~うたね~、朗読サークル彩所属、朗読講座講師。広島演劇協会会員。



柳田秀潤(箏)

山田流筝曲を北垣内秀響に師事。小・中学校での邦楽鑑賞会や美術館コンサート、各種イベントでの演奏など、邦楽の発展と普及に意欲的な活動を行っている。筝曲宮下社秀会師範、筝曲ひびきの会所属。


安達秀環(十七絃箏)


山田流筝曲を北垣内秀響に師事。NHK-FM「邦楽のひととき」に出演の他、アメリカ、アジア各地での海外公演や国内のイベントで活動している。筝曲宮下社秀会準師範、筝曲ひびきの会所属。


住田七重(篠笛)

学校・施設などへの訪問演奏、音楽ボランティアを中心に活動している。イギリス・コベントリー市他で開催された「ヒロシマ・デー」、切り絵作家・吉田路子氏の宮沢賢治作品朗読、和楽器集団“ぐるーぷ樹”等に参加。


山口香織(和太鼓)


京都・広島の太鼓センターで和太鼓や篠笛の講習を受けたことを機に、1993年 和太鼓チーム雅楽太(がらくた)を結成、地域の祭りや和太鼓フェスタ等に出演するほか、子どもたちにも指導している。現在、雅楽太の代表。

     

topページへ