レクチャーコンサート 歌曲のしらべ
広島から生まれた“三つの叙情”
~平塩清種・Steve Dobrogosz・村下孝蔵~
       


     
日時

2020年2月6日(木) 開場13:30 開演14:00
 

会場

東区民文化センター・スタジオ1
 

      指揮・プロデューサー

寺沢 希
エリザベト音楽大学宗教音楽学コース卒業。同大学在学中にBaroqueEnsemble“Hiroshima Bach Soloists”を結成。現在、合唱指揮者として広島を中心に活動中。近年は声楽付きオーケストラ作品のコーラスマスターとしての活動、多くの作品を成功に導いている。またスウェーデン在住の作曲家・ピアニスト、スティーヴ・ドブロゴス氏を招き、作曲者自身によるピアノとの共演で「Stabat Mater」(2013)の世界初演を成功させるなど新しい活動にも積極的に取り組んでいる。現在、広島県合唱連盟副理事長、エリザベトシンガーズ正団員、エリザベト音楽大学非常勤講師(合唱・宗教音楽・合唱指揮法)。


広島が生んだ3つの“うた”を集めました。一見、全く異質なものに感じられると思いますが、共通しているのは深い叙情性、そして、父母や故郷への深い愛です。平塩清種氏は広島在住の叙情詩人として知られ、作品のほとんどは平易な口語体で書かれています。その詩に私が作曲し山下雅靖氏のピアノ、今田陽次氏の独唱でお送りしたいと思います。ドブロゴス氏はスウェーデン在住の作曲家です。広島にも5度、訪れております。今回は星野富弘さんの詩に作曲した「つばき・ばら・ペンペン草」を、作品を贈呈された昆野智佳子さんの独唱でお届けいたします。村下孝蔵さんは、青春時代を広島で過ごしその名曲の多くは広島で生まれています。日本語をとても大事にしたその作品はジャンルを超え、多くの日本人の心に浸みこんできます。ゲストによる逸話を交え、新たな編曲でお聞きいただきます。

     
      出演

昆野 智佳子(ソプラノ)、今田 陽次(バリトン)、山下 雅靖(編曲・ピアノ)
那須 和男(ゲスト)、平塩 清種(ゲスト) 

     
料金

前売 1,500円 当日 2,000円

前売券取扱所

JMSアステールプラザ・各区民文化センター(安佐北区民文化センターを除く)  
チケット予約はコチラから

プログラム

「母の行く道」・「真っ白な雪」他
 作詞:平塩清種 作曲:寺沢 希 編曲:山下雅靖
『つばき・ばら・ペンペン草』
 作詞:星野富弘 作曲:Steve Dobrogosz
「初恋」・「踊り子」
「レンガ通り」・「丘の上から」
「松山行きフェリー」他
 作詞・作曲:村下孝蔵 編曲:山下雅靖・寺沢 希    他

     
昆野 智佳子(ソプラノ)
エリザベト音楽大学声楽科卒業。バロック~古典派宗教曲、歌曲を主なレパートリーとし、合唱の分野ではジャパンユース合唱団、アジアユース合唱団等で研鑽を積む。現在、エリザベトシンガーズ正団員。The Cygnus Vocal Octet、メンバー。広島女声合唱団、コーラスグループ☆ベガ、ヴォイストレーナー。エリザベト音楽大学付属音楽園合唱団プエリカンタンテス、コールくらはし、指揮者。広島中央合唱団、Kammerchor"Hiroshima Kantorei"、コンサートミストレス。エリザベト音楽大学付属音楽園非常勤講師。同大学エクステンションセンターステップアップコース講師。声楽を藤賀醇子、平田恭子、故鈴木仁、榊原哲、波多野睦美の各氏に師事。2013年エマ・カークビーのマスタークラス受講。iTunesにて「Bara」(スティーブ・ドブロゴス氏と共演)をリリース。


今田 陽次(バリトン)
エリザベト音楽大学宗教声楽コース卒業。卒業後、10回のソロリサイタルを開催。声楽を故鈴木仁、平田昌久、波多野睦美の各氏に師事。広島中央合唱団、Men’s Vocal Ensemble “寺漢”、Hiroshima Kantoreiコンサートマスター兼、ヴォイストレーナー。合唱団そら、広島少年合唱隊、広島メンネルコール、シニア大学混声合唱団、ヴォイストレーナー。Hiroshima Bach Soloists、エリザベトシンガーズ正団員、アンサンブルひなた所属。





山下 雅靖(編曲・ピアノ)
1991年の独奏会以降、今日まで数多くのコンサートに出演。
ピアノ独奏の他、室内楽、伴奏、作曲、編曲、無声映画上映時での即興演奏など活動は多岐にわたる。 近年は「耳なし芳一」「三枚のお札」「アメニモマケズ」「むかえ地蔵」などの脚本、作曲を手がけ好評を博す。エリザベト音楽大学ピアノ専攻卒業 。ぴあの学校代表。





那須 和男(ゲスト)
法政大学在学中アリオンコールで、田中信昭先生に指導を受ける。卒業後中国放送入社。ディレクター時代に村下孝蔵と知り合い、27局ネット「青春音楽列島」で取り上げ紹介、以後亡くなるまで20年間交流を続ける。定年後はハワイアンと混声合唱さくらで、ステージに立っている。廿日市市合唱連盟理事。






平塩 清種(ゲスト)
詩人。
日本ペンクラブ会員。
中四国詩人会会員。
LC生涯学習教養講座 主宰。
著書に、「夢のあとさき」「言の葉」「情」…他多数。
広島在住の叙情詩人で、その作品のすべてが平易な口語体で構成されている。


     

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