ひがし区アートファーム邦楽
第6回 きらり
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邦楽
邦楽囃子
笛
の
魅力
「きらり★邦楽」 とは…
日常生活の中で日本の伝統芸能に触れる機会、その魅力を感じる機会は大変少なくなっています。しかし、実は意外な魅力満載の邦楽。「きらり★邦楽」では、きらりと光る邦楽の魅力を様々な演奏家とのお話を交えてお届けします。ご家族ご友人と気軽に楽しめる邦楽サロンコンサートです。
日本に伝わる笛や太鼓、様々な打物、かけ声によって、歌舞伎・日本舞踊・長唄などの演奏を賑やかに、時に荘厳にはやし立てる邦楽囃子。今回は笛に注目し、その幅広い表現や魅力をお話とともにご紹介いたします。
-日本の伝統音楽の魅力を感じる-
邦楽囃子は、日本の古典芸能の一部で、歌舞伎・能・三味線等を蔭で支えるものです。音楽的効果以外にも、情景や心情、自然描写などを巧みに織り交ぜながら、お芝居や曲を立体的にする大切な役割があります。 今回主役の「笛」には、能のお囃子で使う硬く鋭い音色の<能管>と、祭囃子などに使い、柔らかい音色で細かい旋律を吹ける<篠笛>が使われます。
その音色や表現力をぜひお楽しみください。
広島を拠点に「邦楽」の魅力を発信している
長唄三味線奏者の川東陽華さんが企画&ナビゲーターを務める
「きらり★邦楽」の第6回目。
今回のテーマは「笛」です。
ゲスト奏者に福原徹彦さん(笛)を迎え、
杵屋佐喜さん(長唄)、杵屋三澄さん(三味線)、吉住小裕満さん(三味線)の
豪華メンバーの演奏とともに「笛」の魅力をご紹介します。
和楽器の魅力、邦楽の楽しさや奥深さに触れてみてください。
【プログラム】
長唄「勝三郎連獅子」 二代目 杵屋勝三郎作曲
長唄「蓬莱」 四代目 杵屋六三郎作曲
ほか
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日 時
2025年5月24日(土)14:00開演 (13:30開場)
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会 場
広島市東区民文化センター ・スタジオ1
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料 金
【
一般
】 前売 ¥
2,000
円 当日¥
2,500
円
【
学生
】(小・中・高) ¥
500
円
※就学前のお子様のご入場はご遠慮ください。
チケット発売4月1日!!
オンライン予約はこちらから
⇒
(当日ご精算をお願いいたします。)
笛 福原 徹彦
十歳の頃より六代目福原百之助師( 四世寶 山左衛門) より笛の指導を受ける。十二歳で師の笛のリサイタルを助演。それ以降、隔年開催される師のリサイタルを助演。十六歳で福原徹彦の芸名を許される。東京藝術大学 音楽学部 別科修了。1985 年、NHK 文化センター篠笛教室( 青山教室) 講師に就任。9 月、歌舞伎座で中村富十郎丈の『船弁慶』に出演。1991 年、東京藝術大学 音楽学部非常勤講師に就任。1997 年、歌舞伎( 雀右衛門丈、富十郎丈出演) のフランス公演( パリ、ボルドー) に於いて『二人椀久』に出演。2004 年、NHK 教育TV『いろはに邦楽』で横笛を担当。1998 年、2009 年、2014 年、2017 年、2019 年、2021 年、2023 年と全7 回、国立劇場( 小劇場) に於て福原徹彦リサイタルを主催。現在、主に邦楽演奏会、日本舞踊の舞台や放送等で活動。その他様々な分野のアーティストと共演している。
長唄 杵屋 佐喜
1983年東京生まれ。江戸時代より続く長唄佐門会家元・七代目杵屋佐𠮷の次男。 国立大劇場にて6歳で初舞台。 人間国宝・杵屋佐登代、祖父・五世杵屋佐𠮷、田島佳子、今藤尚之の各師に師事。 玉川大学芸術学科、声楽専攻卒業。 声楽を藤原歌劇団テノールの市川和彦、ピアノ・作曲を仲野真世の各氏に師事。 第11回アジアクラシック音楽コンサート新人賞受賞。 2002年父の前名である佐喜の名を三代目として襲名。 現在、長唄の唄方として国立劇場、歌舞伎座など全国各地の演奏会、歌舞伎、日本舞踊公演、NHK「にっぽんの芸能」「芸能きわみ堂」「ラジオ深夜便」等のテレビ、ラジオ出演、またNYカーネギーホール、スペイン、ブラジル、韓国、シンガポール等の海外公演へも多数出演。 母方祖父は『七人の侍』等で知られる広島出身の映画俳優、木村功。
三味線 杵屋 三澄
幼少より祖母、杵屋実吉に長唄三味線の手ほどきを受ける。8才で家元杵屋三左衛門師に入門、12才で家元より名取を許される。東京藝術大学邦楽科卒業、同大学院修士課程修了。在学中、安宅賞受賞。三味線を菊岡裕晃、田島佳子、味見亨、杵屋五三吉の各師に師事。その後、東京藝術大学邦楽科助手として2年間勤務。平成14年より東京藝術大学邦楽科非常勤講師として後進の指導にあたる。平成21年モナコ王国にて開催の長唄公演(長唄:今藤長十郎、舞踊:市川團十郎)に出演。女流三味線演奏家として、国立劇場など東京の主要劇場を中心に数多くの公演に出演する一方、NHKテレビ、ラジオに数多く出演。現在、東京藝術大学邦楽科准教授、一般社団法人長唄協会会員、長唄みすじ会同人、長唄東音会同人(東音瀬川靖代)、長唄と教育をデザインする委員会メンバー。
三味線 吉住 小裕満
【企画&ナビゲーター 川東 陽華】
東京藝術大学音楽学部邦楽科長唄三味線専攻卒業。皇居内の桃華楽堂において御前演奏。長唄三味線を吉住小美裕氏に師事。吉住流六代目家元より吉住小裕満の名前を許される。2013年より文化庁伝統音楽普及促進事業「伝統音楽教室」の講師を担当し広島の子ども達や教職員に長唄や三味線の魅力を伝える活動を行う。2020年より広島市東区民文化センター主催「きらり邦楽」の企画/出演や、ワークショップ開催など広島県中心に邦楽普及活動を積極的に行う。また、古典の演奏はもとより他ジャンルとの共演や海外での演奏など幅広く活動中。長唄協会会員。川東陽華長唄三味線教室「華扇会」主宰。宮島観光大使。
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主 催
広島市東区民文化センター
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後 援
広島市教育委員会、広島テレビ、広島ホームテレビ、テレビ新広島、広島エフエム放送、FMちゅーピー76.6MHz
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お問い合わせ先
広島市東区民文化センター
広島市東区東蟹屋町10-31
Tel:082-264-5551 、Fax:082-264-5774
(月曜日休館、祝日の場合は開館)
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