「日本の歌だけを歌う」と題し、錦織健が自ら厳選した日本の名曲の数々をお届けいたします。
2020年に惜しまれつつ世を去った日本を代表する作詞家、なかにし礼の作品で全6曲からなる独唱とピアノのための組曲「遺言歌」をメインに据えた三部構成の聴きごたえのあるプログラムとなっています。
「遺言歌」は、なかにし礼が30代の頃に書いた作品で、本人から直接歌ってほしいと錦織健に託されたものです。演奏時間約20分の大曲で、誰もがいつかは直面する「死」という重いテーマであるため、これまでプログラムに入れることが難しかった必聴の作品です。
心の琴線に触れる詞の魅力と共に、艶やかな美声とドラマティックな歌唱をお楽しみください。
錦織健公式HP
https://www.japanarts.co.jp/artist/KenNISHIKIORI/
「日本の歌だけを歌う」に寄せて<特別インタビュー>
https://opera.jp.net/archives/9788