■ 内容
フランスから伝わった祈りの楽器シター。123本もの弦を指で直接弾くという原始的な奏法で紡ぎ出されるその音は「天から降るような癒しの音色」と形容され、優しい響きで聴く人の心を穏やかな平安に導く力をもっています。
被爆75年目を迎える夏、私達広島の市民が抱く世界平和への想いを託した祈りの曲、そして 春にリリースした白井朝香シターアルバムⅢ SAKURA〜シターで奏でる美しき日本の四季〜より、日本の夏を彩る叙情歌の数々を奏でます。
また、第2部では 広島ゆかりの作家 浅井歌音の原作、脚本による本邦初演の音楽物語「スカーレットのごとく」を竹元恵美子の朗読と共に上演致します。
昭和13年に出版された「風と共に去りぬ」の翻訳本との出会いから生まれた物語。著者、マーガレット・ミッチェルが作品に託し訴えた “平和への願い” 。原爆により多くを失いながらも力強く立ち上がった祖母陽子が 高校生の孫へ託したノートに記された言葉とは…
きっと 貴方の心にも響く一言です。
ぜひ 会場にお運びください。
この公演を通じ、平和を祈念する想いを皆さまと共有し、国際平和都市広島から世界に向けて発信したいと考えております。
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