調査報告書
広島市郷土資料館調査報告書第18集



完売

●かつて広島湾沿岸には広大な干潟が存在し、そこではカキ養殖が全て手作業で行われていました。現在では見ることのできなくなった干潟でのカキ養殖法である「ひび立て養殖法」や「簡易垂下養殖法」がどういった方法、様子であったのかを当時の写真や絵が明らかにします。
●カキ養殖のみに注目した写真集刊行は初発のことであり、郷土の地場産業である広島カキ養殖の変遷、広島湾の姿を知るうえで後世に残る貴重な資料になるものと思われます。
≪目次≫

1 干潟が広がる広島湾
2 広島カキ養殖のうつりかわり
3 昭和のはじめから昭和10年代のカキ養殖
4 昭和20〜30年代のカキ養殖
5 昭和40年代以降のカキ養殖
6 絵ときdeカキ養殖 絵・解説 木村秀男
7 筏式垂下養殖法 収獲から出荷まで
8 船上のカキ料理店 カキ船
9 コラム 江戸時代のカキ船料理
10広島湾のカキ養殖史年表


カキ古写真67点
絵10点

報告書表紙
 夕映えのカキ抑制棚(昭和60年頃) 大下隆雄氏提供

調査報告書 第18集
『海のカキアルバム〜古写真が語る広島湾の牡蠣養殖風景〜』

A4版 54頁


草津のカキ打ち風景(昭和初期) 楠木豊氏提供

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