16ミリフィルム 文化映画(自然) 72件

  No.1~74

No. 作品名 時間(分) 対象 内容
1-1-1 アラスカ(氷河と動物たち) 30 小・高学年~一般  原始の姿をそのままの形にとどめるその自然、そして野生動物の宝庫としてもアラスカは世界屈指の貴重な地域です。映画では、アラスカヒグマの野生の饗宴を中心にムース、カリブー、アメリカの国鳥であるハクトウワシ、そしてアラスカの短い夏をいろどる美しい花々など、豊かな生物のいとなみを大自然を背景として白夜の季節に描いていきます。
(文部省選定)
1-1-2 オーストラリア(野生の驚異と大自然) 30 小・高学年~一般  オーストラリア、他の世界との接触を一切もたずに長い年月を過ごしたこの大陸は、自然科学の見地から最も興味ある地域として新たな注目を集めています。おなかの袋の中でこどもを育てるカンガルーやコアラ、卵から生まれて母乳で育つカモノハシやハリモグラ、進化した鳥のアズマヤドリやツカツクリなど、珍しい生態の生物を大自然の中に追います。
(文部省選定)
1-1-3 母なる河ボルガ 40 中学生~一般  「母なるボルガ」と呼ばれ、数多くの伝説と民謡を生みだしてきたボルガ川…。これまでその全貌が明らかにされなかったボルガ全流域。NHKは外国のテレビ局として初めてその取材に成功しました。これはボルガをめぐる旅行記の形をとりながら、今日のソ連を眺め、ロシア人の素顔を伝える貴重な記録であり、ソビエト理解のための格好の映画教材です。
(文部省選定)
1-1-4 氷海を越えて(第1集) 30 中学生~一般  第7次南極観測船「ふじ」は数か月をかけて南極海域に近づきました。目的地に近づくに従って氷の海が広がっていきます。「ふじ」に積み込んだヘリコプターで氷の状態を調べるなど、目的地に到着するまでの様々な苦闘を記録しています。
1-1-5 よみがえる昭和基地(第2集) 24 中学生~一般  さまざまな困難をのりこえて、第7次南極観測調査隊はようやく目的地に到着しました。基地を二倍に広げる作業が急ピッチで進められます。設備の設置を終え、本格的な越冬観測が始まりました。よみがえった昭和基地を足掛りに、南極観測する人たちの姿を記録していきます。
1-1-6 黒部峡谷 
~日本の自然~
27 中学生~一般  北アルプスの高峰を背景に冬の黒部渓谷の自然の美しさを描きます。えさを求めて歩きまわるカモシカ親子の生態を中心に、ツキノワグマ、アナグマなどの動物たち、そして渓流をよじ登るイワナの群れなどにもふれています。雪どけとともにはじまる小鳥たちのコーラス、黒部の四季は微妙に移り変わります。
1-1-7 日本人の富士 43 中学生~一般  「高く美しくそびえる山、富士山。それは日本人のふるさとである。……」この映画は北海道から九州までの有名な「ふるさと富士」を紹介するとともにその周辺に生き、富士の心をよりどころとして暮らす日本人の姿を描いたドキュメンタリーです。
(文部省選定)
1-1-8 エベレストへの道 第1集 
~300キロのキャラバン~
30 中学生~一般  ネパールの首都カトマンズからエベレストのふもとのベースキャンプ、5,350mの氷の丘まで30トンの膨大な物資を、約千人のシェルパ、ポーターの力で運びあげるまでを描きます。隊員と現地の協力者たちの出会いに、前途に輝く希望に相互の信頼と協力の素朴な顔が浮びます。出発を祝う現地の人の祈りをこめた見送りなど、珍しい交歓風景を描いています。飽くことのない雄大な自然と美しい画面が続いていきます。
1-1-9 エベレストへの道 第2集 
~氷雪とたたかう~
30 高校生、一般  ベースキャンプから難関のアイスフォールを越えるまでの苦闘を伝えます。いよいよ困難なポイントにさしかかる一行の姿が克明に写しだされます。発生したいくつかの事件(スリップ事故、成田隊員の不慮の死に遭遇した隊員の悲痛な顔、シェルパの死)等とその波紋を伝えます。こうしたさまざまな困難と戦いながら、さらにきびしい技術的精神的努力によって、最大の難関を克服していきます。
1-1-10 エベレストへの道 第3集 
~頂上に立つ~
30 高校生、一般  いよいよ最後の挑戦です。きびしい自然とのとりくみ、氷と雪の表層にいどむ姿。固く凍ったブルーアイス、ゆくてをはばむ落石、酸素不足に加えて猛吹雪、寒さに耐えてゆくたくましい前進とそれを支える科学観測、医療の、地味ながらも頼もしい仕事ぶりを克明に描いていきます。登頂に成功した植村隊員らの雪焼けの笑顔に伝わる涙が印象的です。日本人の初めて味わう感激の一瞬です。
1-1-11 日本の屋根 
~長野県の自然~
30 高校生、一般  日本の屋根といわれる中部山岳地帯に、残された自然を見ることができます。雪の下から春を感じるフクジュソウの群落、ひなを育てる野鳥たち、厳冬の岩場に餌を求めるカモシカ、あらためて生命の尊さ自然の価値を実感するでしょう。また人間のくらしも自然と深く結びついていました。身近な生活の中にも驚くべき自然はあります。夕暮れの善光寺に舞うムクドリの大群は、さまざまなことを私たちに語りかけます。
(文部省選定)
1-1-12 乗鞍の自然とくらし 27 高校生、一般  稜線がまだ残雪におおわれている5月のはじめの乗鞍岳。修験道の滝もある信仰の山ともされる夏の乗鞍。高山植物の宝庫と化す秋の乗鞍高原。新雪の稜線に飛騨から雪が流れこむ冬の乗鞍。四季おりおりの山の姿を動物・植物・人々の生活様式などをまじえながら詩情豊かにうたいあげていく作品です。自然味あふれた画面に、思わず身も心も洗い清められていく様な気がします。
(文部省選定)
1-1-13 北アルプス  冬の上高地 30 高校生、一般  冬、上高地はたどりつくことすら容易ではないほどの厳しい世界です。夏のやさしさしか知らない人には、想像もつきません。冬の上高地は全くの白い谷間で、そんな白い谷間も、ひっそりと息づいています。厳しい世界と戦いながら、春の訪れを待つ谷間の息吹きをカメラは克明に追い、自然の厳しさを鮮やかに描き出している。
1-1-14 信州の自然と人 30 高校生、一般  信州は日本でも自然が残されているところです。信州における自然と人間のかかわりを過去、現在にわたってみつめ、かつては自然利用のルールを守っていた生活習慣を、今の私たちの生活は、ともすれば自然を破壊してしまいます。賢明な自然利用のために何が必要かを自然観察の集まりや野外活動のグループを通じて、皆で考えようとする映画です。
(文部省選定・観光映画コンクール優秀賞)
1-1-16 日本のこころ  日光 25 一般  「日光を見ずして結構というなかれ」で知られる豪華絢爛たる日光は、年間1,500万人といわれる観光客で賑わっています。しかし、奈良朝のむかしからの歴史を物語る遺跡などをとどめる日光には、ほとんどの人が気付かずにいるようです。この映画は、勝道上人が霊感を求めて男体山に分け入った時からはじまり、現在につづく日光山・二社一寺の全貌をより深く知ってほしいと製作されています。
1-1-17 自然の王国 
~アフリカの動物たち~
33 一般  この映画は、大自然と動物たちと人間の調和ある生活が再び戻ってくる事を願って、アフリカに残された貴重な自然と野生動物の姿を記録したものです。青い空、澄みきった大気、輝く眩い太陽、その豊かな大自然の中で生き生きと生活している野生の動物たち。我々は、この豊かな大自然を大切にし、生命あるすべての物に愛情の手をさしのべる時だといえます。
1-1-18 北極の大自然 30 一般  北極圏には、北極海を取り巻く北緯66度30分以上のシベリア、グリーンランド、アラスカなどが含まれます。寒さのきびしい北極の水にも暖かいほかの海と同じように、さまざまな生物が独特の適応性をもって生活しています。北極グマ、セイウチ、アザラシ、北極ギツネ、ケワタガモ、ウミウシ、ウミガラス、ガンギエイ……広大な北極圏の大自然、野生の動物たちの生態を描く感動のドキュメントです。
1-1-19 干潟の詩(うた) 31 小・中学年~一般  子どもから大人まで私たち人間には本能的に抱く自然への共感があります。私たちの母なる自然であった干潟を通して、ただそれだけを語りかけたかったのです。自然保護や生命の大切さ、人の心のやさしさを明るい干潟を舞台に詩情豊かな画面と音楽でやさしく訴えます。自然を知らない都会の少女と、自然そのもののような海辺の少年の出会いと別れの物語を通して、自然の保護を強く訴えます。
1-1-20 大いなる南極大陸 31 小・高学年~一般  地球における氷の大陸、南極の特色を理解させ、日本調査隊の22次にわたる研究・調査の記録を中心に、すばらしい南極の自然を紹介していきます。昭和基地の一年の推移と自然の姿。海・陸・氷・植物・動物・気象・大気上昇の現象・隕石などの研究を、南極の四季折々の変化や、エピソードを加えて楽しみながら、極地に対する認識を深めることをねらいとしたものです。
(文部省選定)
1-1-21 南極観測10年の歩み 45 小・高学年~一般  日本で最初に南極大陸を訪れたのは明治45年、白瀬中尉の一行でした。戦後、歴代の隊員が現地「昭和基地」を中心にどのような生活をし、研究活動を続けてきたのか、私たちに強い印象を残した数々の出来事が貴重なフィルムによって紹介されていきます。南極には国境がなく観測資料は開放されています。探検の時代を終えた今は、各国の協力で安定した研究時代に入ったと言えるでしょう。
1-1-22 ライン川 
~川と文化と歴史~
30 中学生~一般  ライン川はアルプスに源を発し、スイス・リヒテンシュタイン・オーストリア・フランス・ドイツ・オランダの6か国を通り、その長さ1,300kmの流れが北海へと注いでいます。上流にはまだたくさんの大自然が残り、流域には中世ローマ時代の荘厳な建物が残る町が点在しています。ライン川の上流から河口までの自然や歴史、そして産業・文化などを紹介していきます。
1-1-23 喬戈里(チョゴリ)峯への道 
~もう一つのシルクロード~
30 高校生、一般  崑崙山脈を越えてカラコルム山系のチョゴリ山麓に至る山岳路は、インド・パキスタンを結ぶ交易路の一つであり、いわばもう一つのシルクロード地帯。ほとんど世界に紹介されることなく地球上の数少ない空白地帯として残されてきたところです。秘境の風土とそこに住む人びとの生活、崑崙の山々、タクラマカン砂漠の砂の発生の秘密、キルギス族の生活ぶりなどを映像で紹介します。
(文部省選定)
1-1-24 喬戈里(チョゴリ)峯 
~北稜初登頂~
43 高校生、一般  チョゴリとは、現地の言葉で「大いなる山」を意味します。標高8,611mの山で国際的に通用しているK2の別名が示すとおり、エベレストにつぐ世界第2位の高峰です。中国側の北稜ルートは前人未踏のルートであり、それにいどむ日本山岳協会の登山隊の困難な登頂の様子をあますところなく紹介します。日中国交回復10周年にあたり、その記念行事の一環として中国から入山許可がおりたものです。
1-1-25 木曽川 
~その源流をさぐる~
30 高校生、一般  渇水から濁流へと変貌する源流部の木曽川の生きた姿。地球上の水の循環と降水。水が川に集まるまでの経路。積雪・土壌水・地下水などの状態で留まる水と、自然力による川の調節。流れを決め、流れを保つさまざまな要因をみるとともに、川の自然としての機能を探ります。
1-1-26 穂高岳讃歌 32 高校生、一般  日本アルプス・穂高岳の四季の移り変わりを背景に、ライチョウなど、そこに生息する生物をまじえながら、その景観を描きます。
(文部省特選)
1-1-27 交響詩  立山 39 高校生、一般  第一章大地、第二章祈り、第三章道。日本三霊山のひとつ立山の魅力を、歴史とのふれあいや、山と人とのかかわりを織りこみながら交響曲「立山」をバックにえがき出す映画詩。
(文部省特選)
1-1-28 緑と人々の暮らし 27 中学生~一般  緑の森林は人々の生活に欠かせません。この森林が地球的規模でみると急激に減少しています。これは重大です。緑の破壊を防ぐため世界各国は手をとりあって緑化に努力しています。この映画は、わが国の森林と人々の関わりを歴史的に考察するとともに、緑の果たす役割、生態さらに今日的問題点や国の施策などを紹介し、緑とわたしたちの暮らしについてともに考えようとするものです。
1-1-29 特別天然記念物  尾瀬 30 中学生~一般  世界まれに見る高層湿原地帯・動植物の宝庫、尾瀬を1年以上にわたる現地ロケで記録した貴重な作品。ミズバショウ・ハッチョウトンボ・ニッコウキスゲなど、四季それぞれに移り変わる景観をカメラでとらえています。
(芸術祭賞受賞)
1-1-30 ~日本の国立公園~ 
北海道の自然
30 中学生~一般  広大な原野、数々の火山、黒々とひろがる大森林、湖、ナキウサギ、ハシボソミズナギドリ、アザラシ(トッカリ)、ヒグマ、マリモ、皆既日食。日本列島のなかでも最も原始の雰囲気にあふれた北海道の4つの国立公園を詩情豊かに、また科学的に記録した作品です。
(文部省特選)
1-1-31 ニューギニアの自然  高地の原住民 39 中学生~一般  南北を4,000mの山脈にはさまれた高原地帯にくらす約100万の人間が発見されたのは、1930年代に入ってからのことです。ニューギニアの高地の原住民のくらしを色彩ゆたかに紹介します。
1-1-32 ニューギニアの自然  極楽鳥をたずねて 38 中学生~一般  ニューギニアの学術的にきわめて貴重で珍しい映画です。雄の飾り羽の発達、華麗な愛の踊りなど、鳥のなかできわめて特異な存在である極楽鳥の生態を描きます。
1-1-33 日本の川 
~信濃川と水の利用~
20 小・高学年~一般  川の総合利用の姿を日本の代表的な信濃川を通して描き、新潟平野の農業用水、電力、工業用水、生活用水など、川が人々の生活や産業を支えている様子を理解できる作品です。
1-1-34 富士川をさかのぼって 
~国土をさぐる~
20 小・高学年~一般  静岡県の富士川を例にして、その河口から源流までさかのぼりながら、そのまわりに見られる国土の様子を描いたもの。河口付近の平野、中流の盆地、上流の山地、高原など。さまざまな地形の中で営まれる人々の生活と、土地利用の様子を空撮などにより理解できます。
(文部省特選・文部大臣賞・教育映画祭最優秀作品賞)
1-1-35 日本の河川 
~治水の歴史とその背景~
40 中学生~一般  日本の河川は、国土の形状などから水害を発生させやすい宿命を背負っています。その宿命に抗し、人々を水害から守るため多くの治水の努力が積み重ねられてきました。そしてそれは、ひとつの日本の歴史でもあります。
(文部省選定・日本土木学会選定 他)
1-1-36 森林(もり)へのいざない 27 中学生~一般  人間は森林から受ける恩恵として、林業・水質源など経済的側面や気候・酸素問題など自然環境的側面があげられますが、このほか人間に憩いを与えてくれる側面を見のがすことはできません。この映画は森林が国民の憩いの場として利用されている状況を具体的に紹介し、その一層の利用をすすめ、あわせて木の特質や森林資源の大切さを知ってもらうことを目的としています。
1-1-37 大山の自然 24 中学生~一般  伯耆富士といわれる鳥取県の大山は、昔から神々の居ます山として人々におそれられあがめられてきました。その大山は植物や野鳥、そして蝶の宝庫として豊かな自然を残しています。自然破壊が進む現代社会の中で、大山を愛する人々はどうしたら大山を破壊から守ることができるか、けんめいに努力しています。この映画では大山の生いたち、大山寺の歴史、大山の美しい四季の移り変わりを通して自然を守る大切さを考えます。
1-1-38 穂高は生きている
~高山植物の四季~
37 中学生~一般  北アルプス穂高岳の大自然。その厳しく長い冬の間、じっと耐えて来た高山植物たちは、つかの間の短い夏、先を争うように美しい花を開き、喜びの詩を奏でます。そのけなげに生きる可憐な姿を詩情豊かに描いた作品です。
(文部省選定)
1-1-39 生きている海岸線 30 中学生~一般  四方を海に囲まれた日本列島の美しく豊かな海岸線を舞台に、海と陸との接するところでの生物たちの生態を記録した作品。海の大自然を舞台に水中撮影・航空撮影・顕微鏡撮影などをまじえて、生きた海の姿を描きます。
1-1-40 森林は生きている 第1部
森のおいたち
26 中学生~一般  日本の森林はどのようにして生まれてきたか。桜島の溶岩台地、尾瀬沼などを例に森林の発生と生長のドラマ―遷移を、そこに住む動物たちとの共存生活を交えながら説きあかしていきます。さらに、気候や土壌によって極相林が変化する水平・垂直分布のあり様を屋久島から北海道の原生林に至る各地の森林のうちに示し、同時に森林の役割について考えます。
1-1-41 森林は生きている 第2部
森の生物たち
24 中学生~一般  もの言わぬ静かな森林、しかしそこにはし烈な生存競争があります。森林の消費者、昆虫やけもの。彼らも食物連鎖によって結ばれ、互いに抑制しあい森の命を保っています。そこには眼に見えない物質とエネルギーの循環という大きな自然の力が働いています。ライチョウ、カモシカ、クマタカをはじめ森の生物の生態を、四季の移り変わりの中に生き生きととらえます。
1-1-42 戸隠の四季 25 高校生、一般  長野県、戸隠は観光開発による俗化や自然破壊を免れている数少ない地域です。この映画は、神話や伝説が今も肌で感じられるような四季の自然と、素朴な民俗を紹介するなかで、私たちがいま、生活環境のなかから急速に失いつつある多くの貴重なものを認識します。
1-1-43 日本の国立公園 第一部
九州の自然
15 一般  噴煙を吐きつづける中岳を中心にした阿蘇の火山群、ミヤマキリシマの大群落が飾る九重連峰、そして霧島、雲仙天草などの風景美を克明に描写します。
1-1-44 日本の国立公園 第二部
本州の海
18 一般  季節を晩春から盛夏にとり、瀬戸内海国立公園を中心に、山陰、熊野、陸中などの海岸国立公園の景観を、そこに住む生物や人々の生活を交えて描きます。
1-1-45 日本の国立公園 第三部
本州の山
25 一般  富士箱根、伊豆、磐梯朝日、八幡平などの代表的な山岳、高原、湖沼の夏から冬にかけての景観を、そこに生息する動物の姿を交えながら描きます。
1-1-46 グランドキャニオン(ビスタ版) 29 一般  映画は、グランド・キャニオンの息をのむような渓谷美の紹介から始まります。そびえたつ断崖、侵食された谷、そして不毛の原野が広がる景観を、フォルデ・グローフェの名曲「グランド・キャニオン」に合わせ描いたもので、記録映画にかかすことのできない解説を入れず、すべて音楽で描き出す新しい試みをした映画です。
(文部省選定・アカデミー短編記録映画賞)
1-1-48 北海道の湿原 32 中学生~一般  北海道の釧路地方の湿原を中心に、湿原のもつ特色や湿原地帯に生育する動植物の生態を四季を追ってとらえています。
(文部省選定)
1-1-49 雑木林の四季 
~親と子の散歩道~
32 小・高学年~一般  雑木林にみられる自然のいとなみの様子を、四季折々の変化を背景にとらえたもので、身近な雑木林を通して、人間と自然とのかかわりあいについて考えさせてくれます。
(文部省選定・教育映画祭優秀作品賞)
1-1-50 富士・箱根・伊豆 34 中学生~一般  富士・箱根・伊豆のすばらしい景観を、あますところなく紹介するとともに、人々がこの大自然にたえまなく挑み、新しい観光地として開発していく様子を描きだしています。
(文部省選定)
1-1-51 北陸路の自然 24 中学生~一般  北陸の四季折々の変化を紹介していくとともに、きびしい冬の自然の中で春を待つ人々の心を描いています。
1-1-52 磐梯朝日国立公園 
~大いなる自然~
20 中学生~一般  磐梯朝日国立公園の自然を四季にわたり追ったもので、そこに住む熊やカモシカ、そして移りかわる四季の自然・植物などを通して、自然環境の保護を訴えています。
1-1-53 蝶がとぶ・森 52 小・高学年~一般  埼玉県嵐山町の人々が、オオムラサキの保護を訴え、生息地である雑木林を守るため、互いに協力し合い活動を続けていく様子を一年間にわたり記録したもので、自然を愛しその自然を守るため、地域の人々の地道な努力がいかに大切かを、オオムラサキの興味深い生態とともに描いています。
(文部省特選)
1-1-54 生きている森 
~生物どうしのつながり~
27 小・高学年~一般  自然の中で生活するすべての生物は、目に見えないつながりによって結ばれています。それは、いったいどのようなつながりなのでしょうか。
1-1-55 幻のホーチャ族 
~中国最少民族・魚と共に生きる民~
30 高校生、一般  中国北部・黒龍江の川辺で昔から漁業を中心として生活するホーチャ族。人口が少なく幻の漁労民族と呼ばれるホーチャ族の生活の姿を、厳しい四季の変化を背景にとらえています。
(文部省選定)
1-1-56 オロチョン族 
~私たちは山を駆ける狩猟民族~
40 高校生、一般  中国の北限、ロシア連邦と国境をはさむ黒龍江、その南に連なる興安嶺の原生林地帯で、狩猟を中心とした生活を営むオロチョン族の姿を、厳しい四季の変化を背景にとらえています。
(文部省選定)
1-1-57 風車(かじまやー)のまわる島 25 小・高学年~一般  この映画は、沖縄の瀬底大橋完成前の瀬底島の歴史と暮らしを子どもたちを中心にして描くことにより、受けつぎ伝えてきた自然と一体となった生き方こそ、大切ではないかと訴えています。
1-1-58 日本の四季  花の詩 36 小・高学年~一般  植物の、眼で見ることのできない開花していくありさまを、微速度撮影という手段による映像と、和歌や俳句に詠まれるような詩情ある四季の風物とを交えて描きあげています。
1-1-59 美しい未来へ 
~自然保護を考える~
28 中学生~一般  日本は、四季の変化と複雑な地形が生んだ多様な植生、そこを生活基盤とするさまざまな野生動物など、豊かな自然に恵まれています。しかし、その美しい日本の自然は、今、急速に失われつつあります。この映画は、日本の素晴らしい自然と野生動物を紹介しながら、貴重な自然を守るための人々のさまざまな努力も描き、自然保護の大切さを訴えます。
1-1-60 自然の中の水の変化 18 小・中学年  水は常温でも蒸発し、空気中に水蒸気として含まれており、水蒸気はまた水に変化することを特殊撮影によって実証的にとらえています。そして、これらの水は自然界で霧や霜、雲や雪などに形を変えて、循環していることを理解させる作品です。
(文部省選定)
1-1-61 美しい地球をよごさないで 25 小学生~一般  世界70数カ国の子どもたちの自然保護に対する叫びが、イギリスで「美しい地球をよごさないで」という絵本になりました。その絵を元にドラマに仕上げた作品です。東京に住む小学3年生のナナは、おじさんの山小屋で不思議な絵本と出会います。絵本の中から飛び出した女の子と友だちになったナナは、世界中を旅することになります。貴重な体験をしたナナには、やがて『森のささやき』『地球の音』などが聞こえてきます。
(文部省選定)
1-1-62 地球を救うのは君たち
(ビデオ有り:1-9-20)
20 小・高学年  世界中で問題となっている環境破壊と汚染。その源は私たちの日常生活に起因しています。次代に生きる子どもたちも、今直面している地球の危機に無関心ではいられません。この作品は、地球破壊や汚染の現状を見つめ、その解決のために子どもたちにできることを紹介します。
1-1-63 母なる森 
~ブナ帯の自然と文化~
32 中学生~一般  ブナの森では、はるか昔の縄文時代から豊かな生命の営みが繰り返され、動物や植物ばかりか、人間もその恵みを授かってきました。山形県の月山や朝日連峰を舞台に、ブナの森の豊かな自然を四季にわたって撮影し、そこに生きる動物や植物の生態を紹介。また、ブナの森が食料の宝庫であり供給源であったことや、森が生み出す副産物で人々の暮らしに結びつくトチ餅作りやシナ布織りなども紹介し、ブナの森と人間との深い結びつきを描きます。
1-1-64 かごしまの自然探訪 
~南北600キロの旅~
30 小・高学年~一般  北海道で初夏に生まれ、夏を過ごしたアカショウビンの親鳥とヒナが、奄美大島まで移動する様子を紹介。また、経由地の鹿児島や屋久島などの珍しい動物や植物を紹介します。
1-1-65 富士山の自然誌 30 小・高学年~一般  日本人の魂のふるさととも言うべき富士は、自然の宝庫として知られています。この映画は、富士山をフィールドとする優れた生物学者たちの協力のもとに、四季の自然の息吹きをとらえた記録です。
1-1-66 1本の木が支える生命
(ビデオ有り:1-1-14)
10 高校生、一般  熱帯雨林には、単位面積当たりの動植物の種類がきわめて多いという特徴があります。例えば、1本の木の表面部から梢までを見ても、そこには多様な環境があり、生物たちはその微細な環境に適した暮らしをしています。この作品は「熱帯雨林の大規模破壊」の問題を取り上げ、現状認識の基礎となる調和のとれた熱帯雨林の(生態学的)環境を描き出します。
(文部省選定)
1-1-67 雑木林 
~人と自然の共生~
(ビデオ有り:1-1-16)
11 高校生、一般  雑木林は、クヌギ、コナラなどをはじめとした幾種類もの落葉広葉樹を中心に、アカマツなどの常緑樹からなる混交林です。人間は、炭焼き、シイタケ栽培、落葉かきとさまざまな形で雑木林を利用してきましたが、現在はほとんど見捨てられ、荒廃が進んでいます。身近な自然である雑木林をとおして人間が自然とどう関わっていくべきかを描きます。
(文部省選定・教育映画祭優秀作品賞)
1-1-68 かおるちゃんの昆虫日記 34 小・高学年~一般  本州最南端に近い和歌山県古座川町に住む辻かおるちゃん(12歳)は、6000匹の昆虫を採集し、町の昆虫博士といわれています。彼女の活動を通して、昆虫から自然と環境の大切さを学ぶ、ドキュメンタリータッチの児童劇映画です。
(文部省選定・厚生省中央児童福祉審議会平成8年度推薦文化財 他)
1-1-69 タンポポや虫たちの1日 19 小・中高学年  植物の運動と動物の活動は、1日の時刻や天気に関係しています。そして人間と同じように、環境の変化に適応しながら一定のリズムを保って生活していることを理解させる作品です。
(文部省選定)
1-1-70 かごしまの自然探訪Ⅱ
~大地の成り立ちと生物~
30 小・高学年~一般  鹿児島県の地形や地質は実に多様で、また、そこに分布する動物や植物は、トカラ列島を横切る渡瀬線を境にしてがらりと種類が変わります。これらの原因である鹿児島県の大地の歴史を、案内役のアカショウビン(水恋鳥)、鹿児島情報キューブとともに訪ねます。
1-1-71 かごしまの自然探訪Ⅲ
~身近な自然と四季の変化~
31 小・高学年~一般  季節のうつろいに伴って、鹿児島県の自然の姿も劇的に変化していきます。刻々と変化する自然の様相を縦軸に、その中で自然にふれ、自然と親しみ、学んでいく鹿児島の子どもたちの様子を、いきいきと描き出します。
1-1-72 世界遺産シリーズ 
白神山地
21 中学生~一般  白神山地のほぼ中心部にあるブナの原生林は、低木や下草にびっしりと覆われています。ここでは尾根と沢が複雑に絡み合い、山腹はいずれも急斜面を呈しています。そして落差の大きい滝が随所に見られ…。その自然の魅力と雄大さに圧倒されます。
1-1-73 世界遺産シリーズ 
屋久島
(ビデオ有り:1-1-35)
20 中学生~一般  屋久島では、日本列島の北から南までの凝縮された自然が見られます。亜熱帯の海辺から冷温帯の山頂付近まで、多様な植生が分布しています。また、樹齢千年以上になる屋久スギの巨木など、この島でしか見ることが出来ない自然が、世界遺産として評価されました。
1-1-74 世界遺産シリーズ 
白川郷・五箇山の合掌造り集落
20 中学生~一般  富山県の平村相倉、上平村菅沼、岐阜県の白川郷・五箇山。この一帯は冬には豪雪にみまわれるため、独特の形をした家屋を生み出しました。その合掌しているような構えを見せる建築には、驚くべき先人の知恵と工夫が盛り込まれています。

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