16ミリフィルム 文化映画(科学) 82件

  No.1~84

No. 作品名 時間(分) 対象 内容
1-5-1 宇宙の気象台ひまわり 31 小・高学年~一般  世界気象監視計画の一環として、1977年7月に東経140度の赤道上空35,800kmの円軌道に打ち上げられた静止気象衛星「ひまわり」の打ち上げ実況からこの映画ははじまる。「ひまわり」から気象情報を送るしくみや、雲の温度と雲の形から雲解析図を作成するなど、大気の大循環や温帯低気圧の発達を映像的にわかりやすく解明していく。
(文部省特選・産業映画コンクール文部大臣賞)
1-5-2 人類月に立つ 10 小・高学年~一般  1969年7月16日、ケネディ宇宙センターから、重さ2,760トン、全長110mのサターン5型ロケットが月に向かって発射された。アポロ11号と名づけられたこのロケットが、人類史上はじめて月面に着陸したのを記念して作られた映画です。最初に月面を歩いたアームストロング船長、それを補助したオルドリン飛行士、2人の行動を助けたコリンズ飛行士の3人の活躍を描いていく。
1-5-4 人工衛星とくらし 15 小・高学年~一般  はじめて人工衛星が打ち上げられておよそ20数年、それらは私達のくらしとどのようなかかわりをもち、どのような関係があるのだろうか。一日に5~6回情報を送り続けている気象衛星「ノア」。世界の国々の距離を大きく縮めた通信衛星「インテルサット」。地球上のあらゆるものを写し出してくれる資源探査衛星「ランドサット」…今この広大な宇宙には700個もの人工衛星が回っている。
1-5-5 異常気象
~大気の流れをめぐって~
30 中学生~一般  1963年冬の北陸豪雪、この時、北アメリカ・ヨーロッパにも異常寒波、1962年のインド北西部の干ばつ、1974年7月のバングラデッシュ洪水。異常気象が今、世界を覆っている。そして異常気象から食糧危機が現実の問題となってきている。異常気象はどうして起こるのだろうか。原因はわからないが、一つはっきりしているのは、1940年以降北極圏の気温が下がって来ている事実である。
1-5-6 野尻湖発掘の記録 32 小・高学年~一般  この映画は長野県野尻湖第六次発掘(1975年3月)の状況と、これまでに発掘された多くの化石や資料を手がかりに、ここに住んでいたナウマンゾウやオオツノシカ、それらを獲物にして生活していた野尻湖人の当時の姿を明らかにしている。こうした学問的価値とともに、この発掘で大書さるべきは老人から子どもまで1万1千人という大衆の積極的な参加があったことで、世界でも珍しい大衆活動である。
1-5-7
~その石が語った誕生の秘密~
25 小・高学年~一般  「私の一歩は小さいが、人類にとっては大きな一歩である」アームストロング船長の名セリフによって頂点に達したアメリカの月探査。1969年7月のアポロ11号の月面着陸を始めとするアポロ計画の感動的場面を再現するとともに、アポロ計画によってもたらされた月の謎。そして地球の謎にせまる。それは、宇宙を舞台とした人間の未来へと続く限りない探究の旅の第一歩を描いたフィルムである。
1-5-8 火星
~赤い惑星に生命を求めて~
25 小・高学年~一般  古くから生命の存在が期待されていたあの赤い惑星、火星。今世紀の初頭アメリカの天文学者ローウェルは、火星には運河さえもあると主張した。しかし本当に火星に生命は存在するのだろうか。火星の生命探査の様子をバイキング1号・2号の息づまる記録から教えてくれるだけでなく、私たちの地球に豊富にたたえられた水のありがたさを、しみじみと知らせてくれるものである。
1-5-9 水星
~太陽直下の惑星に見た天地創造の日~
25 小・高学年~一般  第一惑星、水星。太陽の真近をめぐるこの惑星は、私たち人間になかなかその素顔を見せなかった。近年、マリーナ10号が月そっくりの無数に残るクレーターにうめつくされた素顔をとらえた。この映画は、これら無数に残るクレーターから水星誕生の謎をさぐる中で、衝突という現象が地球型惑星の形成に重要な過程であることなどを明らかにしていく。
1-5-10 木星
~太陽になれなかった巨大惑星~
25 小・高学年~一般  地球から6億kmのかなたにある巨大惑星、木星。それは、太陽と同じような物質でできたガスの惑星である。ボイジャー1号・2号の鮮やかな映像を忘れることはできない。初めて目にした巨大惑星木星の姿と、ガリレオ衛星の姿。そして生きていたイオ火山。私たちがボイジャーの映像・探査から知ったのは、それらの実像だけでなく、今まさに進行している宇宙の壮大なドラマであった。
1-5-11 金星
~厚い大気の底に灼熱の地獄があった~
25 小・高学年~一般  明けの明星、宵の明星と呼ばれる金星。全天で一番明るいこの星を知らない人は、おそらくないだろう。だが、この星が地獄のような世界をもっていることを知る人は、どのくらいいるのだろうか。この映画によって、金星の厚い大気のベールをはがし、その地獄ぶりを鮮やかに私たちに伝えてくれる。もう5千万km太陽に近ければ、地球も同じ地獄になっていたのだというおそろしい事実とともに。
1-5-12 土星
~その輪が外惑星の秘密を知っている~
25 小・高学年~一般  巨大惑星のうち、土星がもつリングの正体は、いったい何なのだろうか。1600年代のガリレオの発見以来、私たち人間がさまざまな手段で探索を続けてきた土星。その探査もパイオニア11号以来、最先端の科学技術により長足の進歩をとげている。この映画は、ボイジャー1号の土星探査の様子からリングの正体を探り、さらに巨大惑星やその衛星系の形成との関連を探っていく。
1-5-13 スペース・シャトル
~宇宙への旅立ち~
25 小・高学年~一般  1981年4月12日午前7時、スペース・シャトル「コロンビア」は、人類の限りない夢と期待をのせて大空高く飛びたった。この瞬間、人類は永遠の夢だった宇宙旅行のパスポートを手に入れたのである。この映画は、スペース・シャトルのすべてをあますところなくとらえた貴重なドキュメントフィルムである。スペース・シャトル計画をメインに、スペースコロニー計画までを描いたスケールの大きい映画である。
1-5-14 宇宙への第一歩 25 小・高学年~一般  人類は長い間、地球の大気の底にうずくまるようにして生きてきた。大気の層をぬけ出たところが「宇宙」だと知りながら、ごく最近まで全く手のとどかぬ世界として考えていたのである。しかし、20世紀になってはじめて宇宙空間にとび出し、とうとう月の土を踏むことができた。900年にわたるロケットの歴史は人類の未知への好奇心と冒険心をわかせた。この映画は、貴重なフィルムによるロケットの発達史である。
1-5-15 揺れ動く大地
~地震の驚異~
30 小・高学年~一般  地震―それは時として私たちに大きな災害をもたらす自然の脅威、しかもいつどこで起こるかわからない。絶えず変動し続ける地殻。その下で噴き出そうとゆれ動いているマントル。日本と世界各地の地震分布図、近況の地震データからどうして地震が発生するのかを解明し、また、さまざまな地震予知の最新データを私たちに教えてくれる。
(文部省選定)
1-5-16 地球は生きている
~火山の驚異~
30 小・高学年~一般  アイスランドでのスルツェー島の誕生、ヘーマイ島の噴火、川のように溶岩が流れるハワイ島の火山、爆発的な活動を示すイタリアの火山。火山について現在手に入る限りの最も貴重な場面がこのフィルムにおさめられ、ダイナミックな火山の噴火、川のように流れる溶岩、この大自然を科学的に解明している。
(文部省選定)
1-5-17 空からみた日本の火山 30 中学生~一般  有珠山火口原の新山、桜島の爆発と広大な溶岩流、阿蘇カルデラ、富士山等、日本の代表的な火山を主として航空撮影によって立体的にとらえ、それぞれの特性と複雑な日本列島を形造ったマグマのエネルギーを実感として伝える。
(文部省特選・科学技術映画祭優秀作品賞)
1-5-18 宇宙から地球を見る
~リモートセンシング~
16 中学生~一般  「宇宙からの地球情報」リモートセンシングによる人工衛星からの情報は、私たちの生活にどのようなかかわりがあるのだろうか。こうした観点から、先ずリモートセンシングの画像の特徴を説明し、また、その広域性、同期性を生かした有効利用の可能性を、地学環境、気象、漁業での利用研究の様子をわかりやすい画面で示して、リモートセンシング技術開発への関心を高める。
1-5-19 氷河時代の日本 32 中学生~一般  地球は過去200万年―第4紀・人類の時代―に4回の氷河時代を体験した。日本の氷期の存在を海進海退、氷河地形、動植物やその化石の分布等から総合的に立証し、野尻湖発掘の記録と成果を通して当時の自然と人間の生活に迫り、日本列島の過去の姿を鮮明に描き出す。
1-5-20 サイエンスグラフィティ
~科学と映像の世界~
27 小・高学年~一般  身近な自然の観察は科学の第一歩といわれる。その身近な自然も肉眼と映像では世界が違ってくる。望遠レンズ、顕微鏡、超微速度撮影を駆使して、身近な自然の知られざる世界を現出したのがこの映画である。雪の結晶の生成、結核菌と白血球、飛んでいるトンボのはねの動き、カメレオンの舌の動き…など、時間をかえ、光をかえ、新たな発見とイマジネーションを科学の分野にもたらしたもの。
1-5-21 火山の探究
~有珠新山誕生~
31 高校生、一般  1977年8月以来、3年にわたる有珠山の活動と、北海道大学理学部の観測研究の成果を明らかにするとともに、火山研究最前線の姿を紹介する。
(文部省選定・科学技術映画祭優秀作品賞)
1-5-22 火山列島の謎 38 中学生~一般  活火山の数が60をこえる日本。最近、この火山の活動と大地震を関係づける研究が進み、その成果として、両者の相互関係が明らかになってきている。この映画は、火山による新島の誕生という西之島の記録や、三原山噴火と伊豆半島沖地震の経過を中心に、火山の噴火、大地震との関係など、火山研究の新しい成果を紹介し、火山列島の謎を探っていく。
1-5-23 セントヘレンズ大噴火 28 中学生~一般  1980年5月18日、アメリカ西海岸北部にあるセントヘレンズ火山が大噴火。あのポンペイの町を埋め尽くしたベスビオス火山の噴火に匹敵する今世紀最大規模のものであった。浅間、三原、桜島、阿蘇、富士山等いつ噴火するか知れない危険な火山を抱える火山列島日本。セントへレンズ大噴火の全貌を明らかにすることによって、わが国の観測体制のあり方、情報の伝わり方などの問題点を改めて提起する。
1-5-24 前線と天気の変化 21 中学生~一般  前線と低気圧の観測とその微速度撮影、モデル実験、気象衛星写真と天気図の対比、赤外線放射温度計によるデータなど、さまざまな映像資料を使って前線や低気圧を視覚化し、目に見えない前線による天気の変化をわかりやすく理解させる。
(文部省特選)
1-5-25 天気の変化 台風 24 中学生~一般  台風の発生から消滅まで、構造と風、進路と災害などについて、気象衛星「ひまわり」の連続雲画像、天気図、水槽実験、線・動画を駆使してわかりやすく描き、太陽放射に基づく大気の運動の中で起こる台風の天気変化のしくみと規則性について理解させる。
(文部省選定)
1-5-26 天気予報は今…
~降水確率予報とその利用~
20 中学生~一般  我が国の天気予報は雨や雪、みぞれといった降水の有無を確率で予報するようになった。その確率予報に関連する最近の天気予報技術を追いながら、天気予報の難しさ、確率予報の意味、その利用の一つの考え方を描く。
1-5-27 夏の星 20 小・中高学年  夏の夜空に見える天の川、おりひめ星、白鳥座や北斗七星など、星座の実写を事後処理して、その位置や特徴のある並び方、色などを観察させ、方位磁石や星図鑑を使っての観察方法を会得させるよう意図した作品である。フィルムに写された星のまたたき、色、光など神秘性を感じさせる。
(文部省選定)
1-5-28 冬の星 18 小・中高学年  シリウス・カシオペア座・北斗七星・オリオン座などを中心に、冬の夜空に見える主な星座を観察し、季節によって見える星がちがうことを、夏の星との比較によってとらえ、星の年周運動の基礎概念を学習させるために製作した。さらに、空間・時間の認識が深められるよう考慮した作品。
(文部省選定)
1-5-29 星の動きをしらべる 19 小・高学年  星はどのような動き方をするのか。子どもたちに出来る観測方法、線動画による解説、オリオン座やカシオペア座を例に実写・微速度撮影等によって星の動きや明るさ、色を観察し、天体観測への関心を高める。
1-5-30 三億年への旅 秋吉台 20 小・中学年~一般  山口県にある秋吉台。草原には、のこぎりの歯のように乱立した白い岩石が、果てしなく点在している。いったい、こうした風景はどのようにしてできたのだろう。まだ、日本列島が地球上になかった3億年もの昔にさかのぼり、秋吉台の研究に携わる専門家とともに、地学的な見地からこの謎につつまれた秋吉台創造の歴史を興味深く説き明かしていく。
1-5-32 宇宙 その始まり 19 中学生~一般  百数十億年前、大爆発「ビックバン」によって誕生し、今もなお進化、膨張を続けている宇宙。映画は、この宇宙の始まり、多くの銀河や星々、そして現在の姿を解説するとともに、その中で地球と私たち人類の位置づけを明らかにする。
(文部省選定)
1-5-33 宇宙 太陽系 19 中学生~一般  2,000億個もの星が集まる銀河系。その中にある太陽と九つの惑星を次々と訪れ、惑星探査機によって得られた最新データーをもとに解説。太陽系における地球、私たち人類の位置づけと、さらに宇宙に向かう人類の科学と技術の重要性を描く。
(文部省選定)
1-5-34 宇宙 偉大なる挑戦 30 中学生~一般  数々の失敗を乗り越えて得た技術で、さまざまな困難と戦いながら行われてきた宇宙開発とは何か。何のために行われ、今後どのようにしていくべきかを現在までの経緯を振り返りながら説明する。
(文部省選定)
1-5-35 宇宙 未来への旅立ち 22 中学生~一般  星はどのようにして生まれ、育ち、最後の時を迎えるのか。星にも一生があるように、太陽も生まれその惑星の一つに私たちの地球があり、人類が築いてきた文明を糧として宇宙に広がる未来を探っていく。
1-5-36 地球大紀行
~地球誕生~
28 中学生~一般  豊かに水をたたえた生命を育むかけがえのない星、地球。しかし、いったん宇宙へ目を向けると、太陽系の他の星には静寂と死の世界しかない。同じ46億年前に生まれながら、何ゆえ地球だけがこのような美しさに恵まれ、人類を含む数々の生命が誕生したのか。この奇跡とも言うべき謎を解き明かすため、グレートバリアリーフ、桂林など地球のさまざまな景観を描くとともに、特撮技術を駆使して大陸移動や水の形成など原始地球の姿を描く。
1-5-37 ヒトはどのように進化したか 11 小・高学年~一般  私たち人類の祖先は、いつごろこの地球上にあらわれたのか。長い歴史の中でどのような生活をし、どのように進化してきたのか。この映画は2,000年もの昔の人類の祖先からホモサピエンスまで、人類の進化の歴史をアニメーションで描いている。
1-5-38 日本人はどこからきたか 42 小・高学年~一般  日本人の成立の歴史を人類学的な面からさぐったもの。今から200万年前に氷河期が始まった。この時代に人類は生まれ進化し、私たち日本人の属しているモンゴロイドも誕生した。この映画は、このモンゴロイドがどのようにして生まれ現在に至ったかを、考古学、民族学、地質学などあらゆる点から明らかにし、さまざまな文化の流れの中で変化してきた特徴などを描いていく。
(文部省選定・科学技術映画祭入賞 他)
1-5-39 恐竜の時代 12 小・高学年~一般  およそ、6,500万年前、突如地上から姿を消した恐竜たち。彼らの上に何が起こったのか。この映画は、発掘された化石の研究をとおして、後期白亜紀を中心とした恐竜たちの生き生きとした生態を、精巧なモデルを使って再現する。
1-5-40 パレオパラドキシア
~よみがえる謎の化石動物~
26 小・高学年~一般  1,500万年前、第三紀中新世の日本列島の海辺に生息していた大型哺乳動物パレオパラドキシア。世界に五体という貴重な化石動物の時代の大地と生物の変遷について説明する。
(文部省選定・教育映画祭優秀作品賞)
1-5-41 橋は生きている 34 中学生~一般  巨大な吊橋は、自然現象、自動車、列車の荷重で常に動いている。この動くことで荷重にしなやかに対応し、100年以上の耐用年数が保証される。この映画は、瀬戸大橋が機械装置のごとく精緻につくられ、1,000トンの列車の通過にも耐えられる模様を克明に紹介している。
1-5-42 農業とバイオテクノロジー 20 高校生、一般  生長点培養や、胚培養によるランの育成、やく培養によるイネの品種改良など、農業分野におけるバイオ技術の理論と実際を、神奈川県の農業高校や、農業研究所での現状をとらえ説明している。
(文部省特選)
1-5-43 塩をとり出す
化学反応と熱の出入り
(ビデオ有り:1-5-15)
5 中学生 <塩をとり出す>イオンの移動する性質を利用したイオン交換膜により、海水から塩をつくりだす原理を実験する。
<化学反応と熱の出入り>化学反応には熱の出入りがあることを使い捨てカイロで説明し、実際例による熱の発生をサーモビジョンで見る。
(文部省選定)
1-5-44 運動を見る基準
エネルギーの移り変わり
(ビデオ有り:1-5-19)
5 中学生 <運動を見る基準>走る車からボールの落下運動を、立ったままみた場合と併走する車からみた場合の違いについて具体的に説明する。 
<エネルギーの移り変わり>さまざまな形に変え利用されるエネルギーの移り変わりを、水力発電を事例に具体的に説明する。
(文部省特選)
1-5-45 イオンの移動
さびはなぜできる
(ビデオ有り:1-5-17)
5 中学生 <イオンの移動>イオンの移動の様子を、BTB溶液を用いた実験により視覚化し、またイオンの種類による速さの違いなどを説明する。
<さびはなぜできる>フェリシアン化カリ、フェノールフタレインの二種類の指示薬を用い実験し、さびが化学反応であることを説明する。
(文部省選定)
1-5-46 風に向かって走るヨット
うすい気体の中の放電
(ビデオ有り:1-5-21)
5 中学生 <風に向かって走るヨット>一枚帆のヨットを用いた実験により、ヨットが風上に向かって走る原理について具体的に説明する。 
<うすい気体の中の放電>真空放電の原理、空気濃度の変化や内部の気体の種類などによって放電や発色の違いを実験により説明する。
(文部省選定)
1-5-47 バイオテクノロジー
~農業のあすが変わる~
30 高校生、一般  バイオテクノロジーの農業分野での活用はめざましいものがあり、遺伝子組換技術、植物の特性を生かした組織培養など、さまざまな技術が急速に進んでいる。この映画は、バイオテクノロジーの研究開発の現状、わが国とアメリカにおける応用例を紹介し、バイオテクノロジーに対する理解を得ることを目的としている。
1-5-48 人工知能
~コンピューターは人間を越えられるか~
29 高校生、一般  人工知能とは、人間が書いたり、しゃべったりすることばをコンピューターがそのまま理解して、その理解したことばによって自分で判断を下したり推論することができるコンピューターをいう。この映画は、人工知能型コンピューターの研究・開発の現状と実際の応用例を紹介する。また、未来への展望をその第一線の現場からリポートしながら、わが国の人工知能について明らかにしていく。
1-5-49 極限の世界
~超高圧・超低温・超強磁場~
30 高校生、一般  超高圧・超低温・超強磁場など物質にとっての極限的な環境が、物質にどのような変化をもたらし、どのような現象を引き起こすかを、それぞれの実験により説明している。
(文部省選定・科学技術映画祭長官賞)
1-5-50 野尻湖人を求めて
~1万人の野尻湖発掘~
35 小・高学年~一般  1987年3月に行われた第10次野尻湖発掘調査の様子を記録したもので、これまでの調査結果や、今回の発掘による成果など発掘調査のもたらす意義について説明している。
(文部省選定)
1-5-51 工業とエレクトロニクス
~設計と製作の自動化~
20 高校生、一般  自動工作機械、搬送ロボットなど、電子技術と機械技術の融合による自動化のしくみについて説明するとともに、コンピューターによる設計・製図の方法につて具体的にとらえ説明している。
(文部省特選)
1-5-52 すい体の体積を調べよう 20 小・高学年  角すいや円すいの体積は、底面と高さが同じ角柱や円柱の体積の3分の1であることを実験・実測をまじえて説明している。(文部省選定)
1-5-53 刺激と反応
生きている細胞
(ビデオ有り:1-5-29)
5 中学生 <刺激と反応>アメンボウやクモの捕食行動、ハブの熱線に対する反応など、生物の外界からの刺激に対する反応のしくみを説明する。 
<生きている細胞>細胞の死とともに原形質流動が停止する様子などを植物による実験でとらえ、生きている細胞の動きについて説明する。
(文部省選定)
1-5-54 動物の歯のしくみ
ボルボックスへの進化
(ビデオ有り:1-5-23)
5 中学生 <動物の歯のしくみ>草食、肉食動物の歯の特徴を、馬や犬の骨格標本やX線撮影による食事のとり方を具体的にとらえ説明している。 
<ボルボックスへの進化>単細胞生物からより複雑なしくみへと生物が進化してきたことについて説明している。
(文部省選定)
1-5-55 山のおいたちを知る
地震の波
(ビデオ有り:1-5-25)
5 中学生 <山のおいたちを知る>堆積岩に含まれる石炭から花粉化石を抽出し、それを手がかりに、年代や環境を推定できることを説明する。 
<地震の波>地震のゆれには、初期微動のP波と主要動のS波があり、それぞれのゆれの特徴について説明する。
(文部省選定)
1-5-56 積み重なった空気
太陽が沈まない
(ビデオ有り:1-5-27)
5 中学生 <積み重なった空気>山の高さによる気圧の違いを実測し、気圧とは、積み重なった空気の重さであることを説明する。 
<太陽が沈まない>北極や南極において、夏に太陽が沈まない現象をとりあげ、それが地軸の傾きによることを説明する。
(文部省選定)
1-5-57 わたしたちと原発 20 小・高学年~一般  日本の電気の約30%が原子力発電所でつくられており、世界第4位の「原発大国」となっている。「原発が電気を生み出す仕組みは?」「原発と原爆は同じもの?」「放射性物質ってどんな影響があるだろう?」などの疑問にわかりやすく答えながら、プラス・マイナス、どちらの面でも私たちの暮らしに大きな影響をもたらす原発の本質に迫るアニメーション。
1-5-58 もみ・稲・そして米 25 中学生~一般  穀物の中でも、理想的な食品とされる米。もみから稲そして米という、米が生み出されるまでの過程を、科学的な目で追いながら、稲がもつその素晴らしい生命力と、米の食品としての優秀さを浮び上がらせようとするものである。
(文部省選定)
1-5-59 生きている土 41 高校生、一般  25年間、化学肥料や農薬を使用せず、自然農法だけに取り組んできた農家の姿を記録したもので、自然農法の大切さとそれにともなう土づくりの大切さについて説明している。
(文部省選定・教育映画祭最優秀作品賞)
1-5-60 半導体
~その仕組みとはたらき~
30 中学生~一般  産業の各分野をはじめ、私たちの暮らしの中のほとんどの機器に組み込まれ、さまざまな機能を果たしている「半導体・IC」。半導体・ICの登場によって私たちの社会は急速に進歩してきた。この映画は、その半導体・ICの仕組みとはたらきを製造や利用の実際を織り込みながら解説している。
1-5-61 コンピュータを生かす 20 一般  これからの教育は、コンピュータ抜きでは考えられない状況になってきている。コンピュータは、利用方法を工夫することにより、新たな学習形態を可能にする。この映画は、これからの学習指導に活用していこうとする指導者層に、実践例を紹介するものである。
(文部省選定)
1-5-62 地球SOS!
~地球温暖化編~
27 小・高学年~一般  地球環境問題を子どもたちにも理解させようと環境庁の協力でできあがったアニメシリーズの第一弾。年々あつくなる地球、しかしこの温暖化はスーア星人たちのしわざだった。欲望ガスを吸わされた地球人は物をどんどん消費し、二酸化炭素が増えて、地球の温度は急上昇する。このままでは危ない!世界中から集まったおばけ軍団がついに立ち上がった。
(文部省選定)
1-5-63 ちきゅうたんじょう 20 小・中学年~一般  太陽のまわりをまわる惑星の中で、ただひとつ地球だけが水があり、酸素を含む大気がまわりを囲んでいるから、生物が存在できる。その地球が、人類によって少しずつ破壊され、汚染されている。この映画は、そのかけがえのない地球を守るために、まず地球の誕生から始まり現代にいたるまでをみていこうというディズニー作品のアニメーションである。
1-5-64 祖谷(いや)のかずら橋 30 一般  徳島県・祖谷のかずら橋は、つる植物のシラクチカズラを使った珍しい吊橋である。3年ごとに架けかえられるが、この架橋工程と作業には、カズラ採り、綱揃え、雲綱張りなど昔ながらの特筆すべき技術が残されている。いまの近代化した工法の中で生きるそれらの技術を忠実に記録する。
(文部省選定・教育映画祭優秀作品賞)
1-5-65 放射線の利用
~その有効性と広がる未来~
30 高校生、一般  放射線と聞くと人々は原水爆などを連想しがちである。しかし、太古の昔から宇宙や大地から発せられる放射線の中で人間は暮らしてきた。このような自然放射線の他に、今日では人工的に放射線を作りだし、多方面で平和的に活用している。この映画は、放射線発見の歴史を振り返りながら、今日の医学利用、農業利用、産業・文化利用など、広範な有効利用の実際を具体的に紹介するものである。
1-5-66 あした天気になあれ!
~天気の見方調べ方~
10 小・高学年  天気現象は日常生活や学校行事に深くかかわる自然現象であり、マスコミを通じて天気に関する情報も身近なものになっている。この作品は、子どもたちによる地上での、やさしい気象観測や記録の取り方と、新聞天気図とを関連づけて考えさせ、さらに気象衛星ひまわりやアメダスの画像を利用して、天気はおおむね西から東へ変化するという傾向をとらえさせ、天気の変化を予想するための見方や考え方を育てる。
(文部省選定)
1-5-67 空気中の水じょう気の変化 10 小・中学年  水は、いろいろと姿を変えて存在しているが、雲もその一つであることを、飛行機で雲の中に突入したり、車で山腹を登る途中で観察したりしながら、興味深く雲の実体をとらえる。特に微速度撮影なども加えながら、自然界の水の変化した姿を観察して、さらに学習を高めるために作成されたものである。
(文部省選定)
1-5-68 空気の中の水じょう気 10 小・中学年  この作品は、小学校中学年の学習に合わせ、私たちのまわりの空気には、どこでも必ず水蒸気がはいっていることを理解させようとするものである。そこで、1.水は加熱しなくても自然に蒸発、2.水の蒸発はどこでも常に起こる、3.湯気やモヤで水の蒸発が起こっている証拠になる、4.空気には必ず水蒸気が入っている、という4つのポイントを、実験や特殊撮影で印象深く教えていく。
(文部省選定・科学技術庁長官賞)
1-5-69 気温てなに どうして変わるの? 10 小・高学年  気温は空気の温度であり、日光によって直接温められるのではなく、地熱により温められるものである。この映画は、晴れと曇りのそれぞれ1日間の、地面の温度と、空気の温度の垂直分布を最新の機器で測定することによって、日光と地面の温度との関係、地面の温度と空気との関係について明らかにする。
(文部省選定)
1-5-70 明日へ挑む科学技術
~日本のロボット~
28 高校生、一般  ひとりでに動くものを作りたい。人間と同じような動作をする機械を作りたい…。それは、人々の昔からの夢であった。江戸時代に作られた単純な自動機械や「茶汲み人形」から、現在の自動車の組み立てで使われる産業ロボットや、センサーなどを組み込んだ知能ロボットの紹介と、これからのロボットの展望について紹介する。
1-5-71 暑くなる地球
~地球温暖化と科学技術~
25 中学生~一般  地球が誕生したのは46億年前。緑豊かな美しい地球は大量の酸素が地表にあふれていた。そして今、地球は急速に暖かくなり、その温度の上昇カーブは、地球の炭素ガスの増加カーブと重なり合っている。地表を覆う炭酸ガスが赤外線を吸収することにより温室効果を起こす。このメカニズムを解明するとともに、ピンチに立つ地球環境の中で、それを克服する明日の科学技術を紹介。
1-5-72 ディジタルのしくみ
(ビデオ有り:1-5-89)
11 高校生、一般  現代の情報化社会を支えているコンピューターや通信の技術の基礎である「ディジタル」とは何かを、特にCDを例に取り、実験やCGを使って解説する。
(文部省選定・教育映画祭優秀作品賞)
1-5-73 洗剤の働き
(ビデオ有り:1-5-90)
10 高校生、一般  洗剤の働きを解説するにはさまざまなアプローチが可能であるが、この作品は、必ずしも定量的な扱いを求めぬ化学IAの立場から、魅力的なデモ実験と平明で正確なアニメーション、特殊撮影による洗剤の働きの観察を組み合わせて、洗剤の働きのもとには洗剤分子の構造があることを印象的に理解させることを目的に製作。
(文部省選定・教育映画祭優秀作品賞)
1-5-74 自然の風景
~地形とその成り立ち~
(ビデオ有り:1-5-91)
11 中学生~一般  日本の地形は変化に富みさまざまな風景を作り出している。しかし、実際にその場に立ったとき、地学的な目で見ることはあまりない。この作品は、映像としての資料性を重視しながら代表的な地形、火山、川、海岸の姿を、その成因とともに紹介。また、航空機撮影で、より明確に身近な自然の風景を、ダイナミックな地球活動と関連づけて捉えている。
(文部省選定)
1-5-75 音をみる
(ビデオ有り:1-5-95)
10 高校生、一般  音は、日常生活の中で情報伝達や音楽などに利用されている。この作品は、目に見えないために理解しにくい音の発生、音の伝わり方、音の聞こえる仕組みを映像化し、また、オシロスコープで楽器の音色や音の高低、強弱などを波形で調べ、音についてわかりやすく解説する。
(文部省選定)
1-5-76 鉄をつくる
~金属の精錬~
(ビデオ有り:1-5-96)
10 高校生、一般  ほとんどの金属は、材料としてすぐ使えるような状態で自然界に存在するわけではなく、酸化物や硫化物などの化合物として地中に含まれるものが、鉱石などの形で産出される。この作品では鉄を例にとり、金属化合物から単体の金属を取り出す方法(精錬)について解説し、還元という化学概念の基礎の理解を深める。
(文部省選定)
1-5-77 酸性雨
~そのでき方と影響~
(ビデオ有り:1-5-97)
10 高校生、一般  現在、地球環境のバランスに影響を与えている一つに酸性雨がある。この作品は、酸性雨の元となる二酸化硫黄や一酸化窒素を生成する実験により、酸性雨が出来るまでの過程とそれらの特性を調べ、酸性雨が地球環境にどのような影響を与えているか解説する。
(文部省選定・教育映画祭優秀作品賞)
1-5-78 LOST ANIMALS 太古への旅 28 小・低学年~一般  タイムマシンに乗り込み、ホスト・コンピューターと共に太古の世界へタイムワープして、いろいろな時代、いろいろな場所の絶滅動物たちと出会うという、スリリングで非日常的な物語を疑似体験できる作品。CGアニメーションでよみがえる太古の世界の映像の中に、絶滅していった動物たちに捧げる敬愛の念と、人類に対する警鐘の意味を含めたストーリーを盛り込んでいる。
1-5-79 太陽・月・惑星
~ガリレオが見たもの~
19 小・高学年、中学生  ガリレオが成し遂げた天文学上の様々な発見は人々に衝撃を与え、近代科学の先駆けとなった。彼がいかにして地動説を確立していったかを観察記録をもとにたどる。
(文部省選定・教育映画祭優秀作品賞)
1-5-80 雨や雪のでき方 20 中学生~一般  雨や雪はどうしてできるのか。雪の中で何が起こっているのか。気球にテレビカメラを積んで調べるなど、興味深い実験を通して、不思議な気象現象の面白さを探究する。
(文部省選定・教育映画祭優秀作品賞)
1-5-81 新しい地球の科学
~日本列島の誕生~
30 中学生~一般  プレート・テクトニクスをもとに、日本列島はどのように形成されたのか、四万十帯の地層の重なり方や南海トラフの堆積物等を手がかりに、その謎に迫る。
(教育映画祭最優秀作品賞・文部省選定)
1-5-82 ダーウィンの進化論とガラパゴスの生物 13 中学生~一般  ダーウィンの進化論のささえとなったガラパゴス諸島の生物を、現地ロケで紹介し、適応放散や隔離の現象を実例にもとづいて描く。
(文部省選定)
1-5-83 マグマからできる岩石
~火山岩と深成岩~
19 中学生、高校生  マグマが固まってできた火成岩の中で火山岩と深成岩はどのような成因の違いがあり、どのような特徴があるのか。偏光顕微鏡撮影や結晶生成実験などにより解説する。
(文部省選定)
1-5-84 地そうのでき方 15 小・高学年、中学生  地層を観察し、重なり方や各層を構成する物質の特性に気付かせ、地層が主に流水のはたらきによってできたことをモデル実験によって説明する。
(文部省選定)

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