16ミリフィルム 家庭教育(家庭の人間関係) 39件

  No.1~51

No. 作品名 時間(分) 対象 内容
2-3-1 母親の願いと父親の役割 30 中学生~一般  いくら勉強ができても、人間的な心が欠落していたら社会に通用するはずがない―子どもの心のおごりと甘えの精神を発見したとき、父は敢然として立上がる。父と子がぶつかり合うなかで、今日的課題である母親の願いと父親の役割を考えていく。
2-3-2 熟年の季節
~あなたの老後を~
27 一般  老後の生きがいとはなにか、なにが生きることの喜びか、どんな生活に充実感を覚えるのかという生きがいのある老後を自分のものにするために、これから高齢期を迎える中年層を対象にして、国民全般の老人問題に対する認識を高揚することを意図したものである。
2-3-3 親はわかってくれない 31 中学生~一般  良い学校に入れば幸福になれる。そのためには好きなことも我慢して勉強しなさい。そういう親の価値観が少年の心をゆがめ、非行化の原因になっているとしたら―高校生の心情を通して、中学・高校生の子どもに親はどのように接したらよいか鋭く問いかけます。
2-3-14 断絶 31 高校生、一般  父と子、年輩者と若者の対立が、今日程大きな問題となったことはない。互いの批判、反目が不信や断絶さえ生んでいる。この作品はある職場での年輩者と若者の意識や、価値観の違いを追及して、若者に対する年輩者のあり方を具体的に示唆している。
2-3-15 家庭とは何か 31 高校生、一般  激しく移り変わる社会の中で、今、家族の存在意義が問われている。この映画は人間形成の場、安らぎの場としての家庭の役割を、今後ますます充実させていくことが大切であることを訴える。これにより家庭とは何であるのか、機械文明核家族時代の今日、改めて家庭の存在意義を考えてみることができる。
2-3-16 叱らない時代 叱れない親 30 一般  「ほめることが教育上よく、叱ることは悪い」という戦後からの風潮は叱ることをいやがる人間「叱れない親」をつくりつつある。そこで正しく叱ることの教育的意義の重要さを生かすためには、「叱れない親」からの脱皮が必要である。そのためにはどうすればよいかについて考えさせる作品である。
2-3-17 高齢者就業の道 27 一般  高齢者国家とは、総人口に占める65歳以上の人の比率が7%以上の国をいう。わが国は昭和45年に7.1%に達して以来その比率は急上昇している。この映画では、そうした働く高齢者の人々の様子を紹介するとともに、高齢者就業への道と、その社会の仕組みを明らかにする。大型バスの運転手、製鉄所の安全操業への相談役、銀行の相談業務、計器室勤務に就く高齢労働者の姿を紹介する。
2-3-18 お父さんあなたの出番です 31 一般  父親は職場で働き、家庭教育は母親中心であるというのが日本の平均的な家庭の姿である。その母親中心の家庭教育の問題点を探った作品である。映画では、友達のオートバイで軽い事故を起こした高校生とその父親の言動をドラマ形式で描き、かつて父親が果してきた社会人となるための教育の必要性と、父親が果たさなければならない役割を訴える。
2-3-19 父そして家庭
~三つのエピソード~
32 一般  子どもに対する父親の愛情は本来強いにも関わらず、さまざまなネックがあって子どもにストレートで伝わりにくいのが一般である。原因はいろいろある。しかし、それによってどのような影響が起こるか。小学生、中学生、高校生という三つの家庭の場合を例に、父親の在り方を考える。和やかな家庭は子どもにとって社会的、文化的考えや態度を育む大切な場。その雰囲気づくりのペースに親の姿勢が大きな力になる。
2-3-20 手のひらの詩 32 一般  今日、私たちは実に豊富な「もの」に囲まれ生活している。しかし、その資源は有限である。限りある資源の有効利用を考えることは、これからの消費者の責務といわねばならない。それには「もの」の生命を最大に活かし、それがもつ価値を最高に発揮させるよう使用することである。この映画は、登場する家族のささやかな発意と行動の中に、ものを大切にすることの意義を理解し、実践を訴えるものである。
2-3-21 やさしさよこんにちは 30 一般  今の世の中は、やさしさの時代だと言われている。やさしい心を求める人でいっぱいだ。これは、今の社会全体にやさしさが足りないからではないだろうか。とすれば、現代は正にやさしさ渇望の時代であるといえよう。この映画は、女子高校生が個人タクシーのおかあさんドライバーの車に添乗させてもらうことにより、次から次と、展開するエピソードを通じて人間の生活には、やさしさが大切であることを訴える。
2-3-22 叱ってよい時わるい時 30 一般  子どもが自殺したくなった動機は、「親に叱られた時」というのが非常に多い。このように親が叱ることが、子どもの心に重大な影響を与えているにもかかわらず、小言をいう母、怒る父が家庭生活に大きな比重をしめている。そこで、この映画は、子どもの健やかな人間育成に効果をもたらす真に正しい「叱り方」とは、どのような叱り方であるかを、臨場感あふれる実話を通して表現し、訴えるものである。
2-3-23 親ばなれ子ばなれ 31 一般  良い学校を出て良い所に就職させて…と親は子どもの進路に親なりの青写真を描いているが、子どもの方も自らの考えで巣立とうとしている。大学を卒業する息子が陶芸家に魅せられ、その道に進むといいだした。一流会社に就職をと願っていた父親との葛藤がはじまる。親の反対を押し切って陶芸の道に進んだ息子の様子から、子ばなれをしていない事に気づき、息子を許す気持になるのであった。
2-3-24 親になるって 30 一般  赤ちゃんは両親の影響を最も大きく受け、3歳くらいまでの間に、肉体的精神的に人間としての基礎を身につけていく。それ故、親の責任は重大と言えるのだが…。この映画は色々な事例を通して、親になるということはどういうことなのかを考えていく。
(文部省選定) 
2-3-25 老年期をどう生きるか
~心の健康~
33 一般  老年期は、すべての人々のゆくてにある。若壮年期と異なって、身体的な老化のために病気にかかりやすくなり、また社会的な役割も少なくなって、経済的にも依存することが多くなる時期である。この老年期に大切なことが、実は「心の健康・生きがい」なのである。この映画は、4人の高齢者のそれぞれの生活を通して、この重要な問題を映像によって、生き生きと描写している。
2-3-27 人生航路80年
~高齢者の働く喜びと社会参加~
30 一般  長くなった人生をどう生きるか。それは今や社会的にも大きな課題になっている。行政はそのための施策を色々講じているが、シルバー人材センターの仲間たちは全国各地でユニークな活動を展開している。その姿を通して人生80年時代に自らの生き甲斐をつかみとっていくことの大切さを示唆する。
2-3-28 60・70花ならつぼみ 29 一般  ネクラ気味だった72歳のお年寄りがこれほど若々しく変身した秘密は何だったのか。ひょんなことから始まった高校生のツッパリグループとの奇妙な交流をユーモラスに描きながら、人間はいくつになっても、生きがいと心の若さを失わない気力が大切なのだということを示す。
2-3-29 愛されるお年寄りに 29 一般  年齢を重ねるにしたがって人間は肉体も精神も心理的にも老化していく。そうした自分に気付かず、愚痴、ひがみなどで家族や周囲の人たちと問題を起こしているお年寄りを軽快なタッチで描き、老醜の裏返しの、人から親しまれ、愛されるお年寄りになるための心構えをドラマと実践例で示す。
2-3-30 バス停の座布団 31 中学生~一般  ある寒い朝、小さいバス停に誰かが作って置いた3枚の座布団。その座布団をめぐって繰りひろげられる人の善意や心のふれあいなど、さまざまな人間模様を描きあげている。
(文部省選定) 
2-3-31 私たちの井戸端会議 31 一般  核家族化が進み、子育てや生活の知恵などが伝わりにくくなっている現在、子育てに不安を感じている親が増大している。そういう不安や悩みを解消し、家庭の教育力回復を目指すにはどうしたらよいか。その実践事例を描いたものである。
2-3-32 家族旅行
~おじいちゃんのよろこび~
31 高校生、一般  1か月ぶりで退院する祖父を元気づける目的で家族旅行を計画。その旅の中で、おじいちゃんの生きていくことの目的は何か、その考えに対し家族はどうかかわりあうのがよいかを次第につかみとっていく様子を描いている。
(文部省選定) 
2-3-33 おわりなき旅路
~高齢者・結婚・家族~
31 一般  互に配偶者に死別した高齢者と初老の婦人が見合いをした。そこから発生する双方の家族の心の問題を描き、高齢者には、いつまでも幸せと夢をもって明るく生きる意欲を、家族には老父母の幸せを願う思いやりと理解をもって欲しいことを訴える。
2-3-34 夫と妻の豊かな老後のために 30 一般  息子の結婚を契機に経済独立宣言をする親と、親の経済援助を当てにしていた子どもたちとの葛藤を通じて、いずれは別々の人生を歩んでいかなくてはならない二つの世代が、互に幸せをつかみとるにはどうすべきかを描く。
(文部省選定)  
2-3-35 わが家はただいま362歳 34 一般  老年人口は年々増え、その8割の方が同居し、またそれを希望しているという。しかし同居はしても「各自の生活スタイルは守り通したい」気持をくんで、現に2世代、3世代同居住宅の建設がすすめられている。こうした状況のもとで、家族はどう考え、どう話を進め、それをどう具体化していったらよいか考える。
(文部省選定・教育文化祭優秀作品賞)  
2-3-36 家族の時代
~ぼけ老人をかかえて~
36 一般  ぼけてしまったお年寄りの世話を、いかなる心といかなる覚悟をもってしなければならないか。やがて来るであろう自分たちの問題として、しっかり受けとめていくためには、どうしたらよいか。この映画は、倒れた祖父に対して、家族がそれぞれの生活を生きながらともに生きていく姿を、若い世代に焦点をあわせながら描いていこうとしている。
(文部省選定・教育映画祭優秀作品賞) 
2-3-37 そこに・愛 32 中学生~一般  田舎暮らしの祖父と都会育ちの孫とのこころの交情を通して、目に見えるものだけに執着し、モノとカネだけが万能の世相の中にあって、本当は見えないものにこそ、得ることのできないとても大切なものがあるということを、哀感をこめてしみじみと描いた家族愛の物語。
(文部省選定) 
2-3-38 風の色が見えた
~私たちの第二の青春~
32 一般  定年後、日々なすすべもなく妻べったりの生活を送っていたある男が、シルバー人材センターで働く友だちや、ボランティア活動に励む仲間を知り、やがて自らも社会参加の喜びを知るまでの様子を、涙と笑いの楽しいコメディタッチで描いている。
(文部省選定)   
2-3-39 明日はわが身
~老人介護と助け合い~
30 一般  「高齢者問題は老人だけの問題ではない」ことをテーマとして、老いを自分自身の問題として受けとめ、若者も、子どもも、みんなで手を取り合い、老人にいたわりと思いやりをもてる人間関係をつくり上げる必要がある。30年後には、国民4人に一人が高齢者である。若い世代も「明日はわが身」であることの自覚を持つことを訴える。
2-3-40 夫の定年 妻の定年 32 一般  会社人間として働き続けた夫は、定年を迎え、子どもたちが独立していくと、今までの基盤がくずれ、所在なく一日中家にいて、妻の行動にもいちいち口出しするようになる。一方妻は、「夫に定年があるように、妻にも定年がほしい」と、これからの人生を自分のために歩いてみたいと思うようになる。高齢化社会を迎えた今日、夫婦はどういう関係をつくっておかねばならないか考える。
(教育映画祭優秀作品賞) 
2-3-41 ふれあい
~ホームステイによる国際交流~
31 一般  世界各国から日本に訪れる人々は、年々増加している。そして、訪れた人たちがホームステイする草の根の国際交流も、盛んになってきている。ホームステイの受け入れは難しいものではない。ふだん着のままで迎えるのが一番のもてなしである。この映画では、日本政府が招へいした東南アジアの青年たちを迎えた五つの家庭を描く。
(文部省選定)
2-3-43 寝たきりゼロをめざして 34 一般  日本では現在、寝たきり老人が60万人、西暦2000年には100万人を突破すると推計されている。さらに厚生省の調査によれば、日本の寝たきり老人の率は欧米諸国より数倍も多い。その原因はどこにあり、欧米なみに減らせないのかを焦点に、老人福祉の先進国デンマークの事例や、わが国で寝たきり老人を減少させるために努力している医療機関や福祉関係、地域団体の活動事例を描いている。
(文部省選定・教育映画祭最優秀賞)
2-3-44 女たちの選択
~男女共生時代~
30 一般  5歳の子どもを持つ共働き夫婦。育児や食事を分担している二人は、さっそうと現代社会を泳ぐ典型的なニューサーティーの夫婦である。ある日、夫に地方支社へ転勤の話が出てから、二人には思ってもみなかったさまざまな問題や意識のずれが表面化してくる。このドラマの進行を通して、男女共生時代の今、人々が考えなければならない自分の生き方や社会との関わりを追う。
(文部省選定) 
2-3-45 弟たちの誕生
~ある家族の立会い出産~
31 一般  東京に住むある夫婦は、出産のあり方について、できるだけ自然に、そして分娩には二人の子どもたちにも立ち会わせたいと願っていた。この映画では、出産のやり方ではなく、出産にともなう家族のいたわりや励まし、喜びなどの心の動きが描かれている。
(文部省選定・教育映画祭優秀作品賞)
2-3-46 わが心の朝 53 一般  男女雇用機会均等法が施行された今でも、女性が積極的に社会に参加していこうとする時、さまざまな障害が待ち受けている。この映画は、女性が社会に出て働き始めるときに出会うさまざまな障害を描き、それを乗り越えていく姿をドラマ化したもの。
(文部省選定・文部大臣賞・教育映画祭優秀作品賞)
2-3-47 あかとんぼ
~家庭のない家族~
32 一般  ごく普通のどこにでもある家庭に、ある事件が降って湧いた。一見平和そうに見えていた家庭ではあるが、家庭の色を失った「家庭のない家族」の様相がはっきりと見えた瞬間であった。このことを契機に、家族の考え方に変化が起こる。この作品は、家族にとって家庭とは何かを真剣に反省することを求め、望ましい家庭づくりを考える。
2-3-48 友ある老後 30 一般  心豊かな老後を生きて行くには友人の存在は欠かせないものである。全国では老後の精神的支えである友人を作るための様々な活動が行われている。その中から6つのケースを紹介し、人間が友を持つことの意味を考え、高齢期に人と交わることの大切さを訴える。
(文部省選定・教育映画祭最優秀作品賞)
2-3-49 セカンドライフをさわやかに 30 一般  会社勤めを終えて日々の暮らしの中に自分の居場所を見い出せない主人公が、様々な葛藤を経験しながらも徐々に生き方を見つけていく姿を明るくユーモラスに描く。宏(61)は退職後、何することもなく、妻の美智子に家事の手伝いを頼まれても「そんなことできるか」と怒る始末。一方、美智子は空いた時間を利用してボランティア活動を行っている。
(教育映画祭最優秀作品賞)
2-3-50 いじめ・親として 30 一般  上履きのままで帰宅した娘(中2)の様子の変化から父と母はわが子のいじめに気づく。しかし本人はその事を認めようとしなかった。そこで両親は…。わが子がいじめにあった時、親はどうしたら良いのか、その基本姿勢を示唆する。
2-3-51 いま、女性の生き方が変わる
~男女共同参画社会を目指して~
21 一般  すでに各地で始まっている女性の社会参加や活動事例を紹介しながら、男女共同参画社会の形成について考えていく。

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