五日市南学区について
吉見園公民館のある五日市南学区は、先人たちがもともと海だったところを江戸時代からこつこつと干拓や埋め立てをして人が住めるようにしてきたフロンティアな地域。
江戸時代初めの万治年間(1660年頃)から明治にかけて塩づくりをしていた塩田跡も残っています。

このエリアはそのほとんどが江戸時代以降にできており、その中心にある「海老山(かいろうやま)」は古くから(おそらく江戸時代以前から)この地域を見守ってくれています。
海老山(標高約53m)の名前の由来は、かつてこの山麓で市(いち)が開かれ人々が群集し売買の声がにぎやかだったことから「会論山(えろんやま)」と言われていたようですが、山の形が蝦(えび)に似ているため、海老山の名を得たとも言われています。
海老山以外にも、吉見園の松並木や絶好の野鳥観察スポットがある八幡川、海風薫るみずとりの浜公園などがあり、環境が良いところが自慢です。