武田氏ゆかりの
龍石(たついし)
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大きさ 長さ : 約8m 幅 :約 2m 高さ : 約1.5m | 龍石説明の石碑 |
場所 :広島市安佐南区祇園8丁目
龍 石
この石は「芸藩通志」にも記載されている古くからある名石で、”龍”に似ていることから「龍石」と言われています。
元々、祇園北高校の校庭の位置にありましたが、高校の校地造成に伴い、現在の地に移されました。
この「龍石」には以下の伝説があります。
☆武田義信が、国家安全と長年に戦死した、武士たちの霊を弔う事を思い立って、しきりに寺建立の地を探していたところ、2羽の鶴が飛んできて、この「龍石」にとまるのを見ました。不思議にも、また翌日も同じ事を繰り返したので、義信は「これこそ霊鳥の知らせである」と喜んでこの地”龍原”を寺の建立の地に決めたと言う事です。
以来、この”龍原”には本坊の [仏護寺]や[龍原12坊(後に2坊が加わり14坊になっている)]が設けられました。
また、近くには巨岩の [牛岩] や武田の殿様の”お茶用の水”として使われていたと言い伝えのある [清水川] もありますので、合わせてご覧ください。
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