広島県重要文化財
絹本著色不動明王画像と保管箱
  歓喜寺所蔵の宝物で広島市郷土資料館に寄託している [絹本著色不動明王画像] と、その [保管箱] が約20年ぶりに、1日限りの里帰りが行われ、本寺と関わりの深い不動院(広島市東区)住職 による御開帳 ・法要が行われた。 (平成27(2015)年 11月15日)
 法要後は同仏像画など明るい場所へ移動して写真撮影の機会を得、また、公開の認可も頂いた。
以前、入手した写真に比べればやや全体像は明るくなったものの、”護摩祈祷” に掲げられ使用され煤けたのか?やはり相当黒ずんで鮮明度に欠けるが、見方を変えると歴史の古さが感じられる画像である。
 また、浅野家 家紋入り [保管箱] も併せて県の重要文化財とのこと。今回、これを初めてみる事が出来幸いであった。 (表装額の制作時期は 広島浅野藩 五代 浅野吉長(よしなが)公)の時代である
                                                                                                                
写真 名称 備考 裏面の由来書  原文写し
絹本着色不動明王画像 表装額外観・表面
顔部の色彩 <上の写真の顔の付近をアップで撮影>
撮影写真をパソコンで編集し、目の一部や火炎の朱色を浮き出させることができた
浅野家 家紋の金具 表装枠の数か所に浅野家家紋の金具が装着されている。
表装額外観・裏面
裏面の由来書 <上の写真の右下部に記載された[由来書]部分をアップで撮影>
浅野吉長候や歓喜寺(感神院)との関わりが記されている。
   [解釈文] は [歓喜寺のトップ] に記載。
原文写し
保管箱 保管箱の外観
浅野家 家紋の金具 箱の数か所に浅野家 家紋の金具が装着されている。
保管箱の内部 左右の蓋の裏側にも浅野家 家紋がある

[絹本着色不動明王画像]の御開帳と法要を見る

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