明治時代の写真館


このさし絵は当時、慈仙寺(じせんじ)の鼻と呼ばれていた(現在の平和記念公園北側)あたりにあった写真館の様子です。肖像写真の撮影を外で行っていますが、当時はまだ電気の供給が始まっておらず、自然の光を利用する必要があったためです。
写真を撮影する場所は、周囲を白幕で囲むなどして採光を工夫していましたが、当時のカメラは露光時間を5~10秒は必要としており、被写体の人はその間、動くことができませんでした。
 
写真館
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