平成16年度 広島市八幡公民館:魅力づくり事業
ふるさと再発見/歴史調査カード

件名 21 上り立て地蔵
所在地 佐伯区八幡東三丁目
写真
内容  伝承によると、百田地区の火葬場にあった六地蔵の一体で、他の五体は行方不明である。戦前は地区の結婚式に運び込まれていたという。地蔵の名称は地名に因むといわれている。 地蔵堂の前には説明板があり、「この地蔵菩薩様は心の迷いを正しい方向に導いて下さる菩薩様です」と書かれている。八幡東地区の地蔵堂最勝講地蔵(八幡東二丁目)旧田中寺跡に放置された六地蔵の一体と思われ、結婚式に運び出す慣習のあった時代に、返す場所が分らなくなり、当寺に持ち込まれたものといわれる。昭和36年(1961)からは12月8日を奉迎日として、最勝講の人々が小祠を建て、現在の田中寺境内に安置された。お鎮め地蔵(八幡東三丁目)石内川と支流の合流点にあり、石内バイパスによって消滅した火葬場の残灰処理のため移設し安置された。移設後も「お鎮め地蔵」の俗称で、講中で大切に祀られている
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