平成16年度 広島市八幡公民館:魅力づくり事業
ふるさと再発見/歴史調査カード

件名 05 法専寺
所在地 佐伯区利松三丁目4
写真
内容  寺号は亀石山法専寺といい、浄土真宗本願寺派に属す。創建は亀石山慶雲寺と言う禅宗の寺で利松地区の東山麓にあったが、永禄2年(1559)に僧宗円禅師が、浄土真宗に帰依して改宗した。その後寛永4年(1627)に本願寺から現在の寺号を受け、亀石山法専寺となった。さらに延宝7年(1679)に広島藩から過去帳を赦免され、20石の知行を受けた。明治末期に現在地に移転し寺勢を誇ったが、現在本堂は消失して再建されないままである。敷地脇の小道を上がると廻国塔に至る。寺宝の慧灯大師蓮如上人の六字尊号は信徒の厚い崇敬を受けている。
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