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亀山地域の史跡
恵坂峠と恵坂地蔵
所在地:勝木

国道191号は、かっては可部上市から西へ延びる、この地方では最も長い一筋の
道として有名であった。一直線の十八町(1町は109m)の何の変化もない田園で
歩行者にとっては退屈な道で「可部の十八町」と呼ばれた。
奥地の人は、「可部の十八町を見たよ」と言い、可部に行ったことを語るときに可部
の代名詞として用いた。
この十八町を過ぎて、綾ケ谷入口交差点のところからゆるい傾斜地となっている
恵坂峠の頂上近くの手前に「恵坂地蔵」がある。
元の恵坂峠は、今の道路の60〜70m北側の山の峯越えであり、恵坂地蔵も旧道
の頂上にあったものを、明治19年(1886)道路新設の際、現在地に移した。
旧道の往来が盛んな頃は、夜になると「追いはぎ」の出没や「化け猫」が出るなど
難所の1つになっていたが、これの解消のため地蔵尊を安置して以来、追いはぎや
化け猫の話が消え去ったという。

区切り線

恵坂地蔵 恵坂地蔵前から見た大毛寺方面
恵坂地蔵 恵坂地蔵前から見た大毛寺方面の眺め
恵坂地蔵前から見た勝木方面
勝木方面の眺め

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