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亀山地域の史跡 |
金亀山 福王寺 |
所在地:綾ヶ谷 |
お問い合わせはコチラ TEL:082−814−3930 |
福王寺山(496m)の頂上近くにあり、参道は南原・大畑・福王寺口のほか、自動車道も |
寺院のすぐ下まで通っている。 |
「安芸の高野山」とも呼ばれる真言宗の古刹で、天長5年(828)に弘法大師(空海)により |
開基されたと伝えられる。 |
寺の縁起分には、大師がこの山中に一本の変わった形の樹木を見つけ、その枝と根を |
つけたまま不動明王像を彫って本尊として開いたことに始まる。 |
そのとき、池に金の亀が浮き出て、大師に向って三拝の礼をもって迎えたことから、この |
寺を金亀山福王寺と名づけたとある。 |
戦国末、安芸地方では寺院の多くが真宗へ改宗させられたが、福王寺はこの地方では |
数少ない真言宗の寺院として存続し、現在に至っている。 |
昭和52年(1977)落雷により本尊や寺宝等を焼失したが、現本堂は昭和56年(1981)に |
再建された。 |
明治22年(1889)に大毛寺・四日市・今井田・勝木・綾ケ谷の五カ村が合併して「亀山村」 |
ができたとき、金亀山の金をはずして「亀山」と決定した。 |
福王寺口石柱。ここから山門まで28町 (1町は109m)24町から1町ごとに 「しるべ石」の石柱が立っている |
【山門】かってこの寺が”女人禁制”を布いていた頃、 女子はこの門をくぐることを許されなかった |
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【本堂】昭和52年(1977)落雷により焼失したが、 同56年(1981)に再建された |
【燈明杉】この杉がいつ植えられ、なぜ燈明杉と呼ばれる ものかは伝えられていないが、樹齢は数百年 広島市の天然記念物に指定 |
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【金亀池】今も甲羅の少し黄色い亀がおり、それは 珍しい亀ではなく、空海もこの亀を見ていたのかも |
毎年4月第3日曜日には、多くの信者や 参拝者が願望成就を唱えながらを素足で 渡る火渡り儀式が行われる |
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