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亀山地域の史跡
旧亀山発電所
所在地:柳瀬

 可部中央から河戸を経て、柳瀬・今井田方面へ太田川に沿って進むと、川がカー
ブしている地点に、煉瓦造りの「旧亀山発電所」が見えてくる。
明治の末頃までの灯りは、ランプ・あんどん・たいまつなどの、暗いものであった。
亀山発電所が、太田川最初の水力発電所として明治45年(1912)に完成して送電
を開始した。
 この運転開始により、灯りはランプから急速に電灯化すると共に産業の機械化・
工業化をうながし、年と共に需要が増大していった。
亀山発電所は、たび重なる太田川洪水に遭いながら電力供給を続けてきたが、
昭和47年(1972)の大水害を契機に、老朽化・コスト高の理由で翌48年に65年の
歴史を閉じた。
現在は、太田川漁協の事務所として使用されているが、かって、広島藩御用の鮎
のやな漁の本拠地であった由緒ある場所であることが立派な外観からうかがわれ
る。
のちに第3代の太田川鉄橋が大正12年(1937)に完成すると、小学校の遠足や
写生など、二つの場所がセットとして行われた。

区切り線

旧亀山発電所 水害に遭遇した主な洪水の水位を示す標識
可部町内最古の洋風煉瓦造りの文化的遺産 度々水害に遭遇した主な洪水の水位を示す標識
太田川と旧発電所の遠景 旧発電所前から見た太田川下流
太田川の流れと旧発電所の遠景 旧発電所前から見た太田川下流の眺め

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