古代キャンプ in 三滝

 10月7日(土)~8日(日)、35名の子どもたちを対象として、「古代キャンプin三滝」を開催しました。
 1日目、最初の古代体験活動では、「縄文より紐づくり」や「火起こし体験」などを行い、夜、キャンプファイアを実施しました。「火起こし体験」では、何度も何度も失敗しながら、班のみんなと力を合わせて挑戦しました。そして、火を起こすことに成功しました。
 また、キャンプファイアでは、火起こし体験で起こした火を使って行いました。子どもたちはもとより、大学生や職員も火を囲み、夢中で、歌やゲームを行いました。互いの関係が深まり一体感が生まれた様子が窺われました。
 2日目、「ミニフィギアづくり」や「弓矢体験」、「石器体験」などを通して、楽しみながら古代人の生活に思いを寄せることができました。終わりの集いでは、子どもたちに対して、「古代から現在まで衣食住の内容が様々変わってきたけど、変わらないことは何でしょうか。」と聞いたところ、「古代から人にとって、衣食住はとても大切である。」、「人々が力を合わせて生活している様子は変わらない。」などの発言がありました。
 本キャンプにおいて、子どもたちは、楽しみながら、古代人の生活を体全体で学ぶことができ、大変満足している様子が見られました。実施するにあたり御指導・御協力をいただいた文化財課及び関係者の皆様に感謝を申し上げます。ありがとうございました。