やってみよう!はじめての創作活動

 本施設では、建設されて40年以上が経過しており、老朽化の課題に直面しています。こうしたなか、日々の点検や修繕を適切に行うとともに、利用者の方が、少年自然の家ならではの「手作りのぬくもり」を感じることができるよう、業務員を中心として、その専門性を生かして施設整備に努めています。
 今回は、主催事業「やってみよう!はじめての創作活動」において、業務に従事している職員2名が指導者となり、大学生ボランティアとキャンプファイアには欠かせないファイアサークルを製作した様子を紹介します。なお、本事業は、昨年、土砂災害で被害を受けたファイア場の復旧の取組として実施しました。
 8月30日(火)・31(水)、大学生が7名参加して、ファイアサークルの製作を行いました。
 参加者は「さて、さっそくデザインだ!と意気込むも、ゼロの状態から何かを生み出す作業というのは想像以上に難しかったようです。試行錯誤しながら、やり遂げた貴重な体験は、参加者一人一人のキャリア形成につながる、大変意味のある活動になったと考えています。

参加者の感想等
「サークルを作る大変さや楽しさを感じ取れました。コンクリートやモルタル、セメントの違いがあり、配分比や注意事項があって大変でしたが、勉強になりました。」
「今回の創作活動のテーマである「友情」をたくさん感じられた2日間だったと思います。今後、残り続けるものを自分の手で製作する楽しさや良い意味でしんどさを体感することができました。」
「初めはデザインが決まらなかったけど、話し合ったり、いろいろ試したりすることで、良いデザインになったと思います。今後、多くの子どもたちに使ってもらえると思うと嬉しくなりました。」
「最初は、大変そうで、みんなについていけるか、不安だったけど、楽しみながらみんなと協力して作ることができました。無限大を表す∞という数字と太陽みたいな形にデザインできたのは本当に良かったと思います。」