令和8年5月16日(土)・17日(日)、26名のこどもたち(小学校4~6年生)を対象に「第1回三滝キッズレンジャー」を開催しました。
「クリの木のまわりを整備しよう」というテーマを掲げ、第1回目の今回は、森について「知る」「感じる」「守る」「創る」という活動を行いました。(第2回目を10月に実施予定)
講師として、自然観察指導員の和田様、NPO法人もりメイト倶楽部Hiroshimaの山本様と見勢井様をお招きし、こどもたちが専門的な知識や技能を学ぶ機会を提供しました。
また、開会行事には、三滝少年自然の家振興会長にも御出席いただき、こどもたちにメッセージをいただきました。
当日は、天候に恵まれ、テーマの達成に向けて、計画どおりに次のような活動を行うことができました。参加者であるこどもたちの日頃の行いがよかったのでしょう。
【1日目 5月16日(土)】
〔活動1「森を知ろう」〕
こどもたちは、和田様からの花や葉、樹木に関する不思議なことや、自然同士のつながり、植物と人間の生活との関わりなどについての話を聞きながら、施設内の植物の特徴を学び、実際に観察したり触れたりしながら、五感を働かせて感じ取っていました。
また、カタバミでコイン磨きを、カラスノエンドウでピーピー笛を、ササで笹船を、ウラジロで飛行機を作り、作ったもので遊ぶなどして森の遊びも満喫しました。
〔活動2「森の恵みにふれよう(感じよう)」〕
夕食後、友愛広場でキャンプファイアを行いました。キャンプファイアでは、これまでのキッズレンジャーで除伐した木を薪として使いました。その恩恵を感じながら、火を囲んで歌を歌ったり、ゲームをしたりしました。時間が経つにつれ、こども同士の関わりが深まり始め、楽しんでいる様子が見られました。
また、キャンプファイアの後、施設の屋上で星空観察を行い、天体望遠鏡を使って、春の大三角や春の大曲線、木星などを見ることができ、こどもたちは感激している様子でした。
【2日目 5月17日(日)】
〔活動3「森を守ろう」〕
こどもたちは、ヘルメットを被り、ノコギリを携えて森の中へ出発しました。今回のテーマである「クリの木のまわりを整備する」ために、山本様と見勢井様の指導の下、森の手入れとしての除伐を行い、クリの木の周りが明るくなりました。のこぎりを使うのが初めてのこどもたちもいましたが、教えてもらいながら、一生懸命に活動することができました。
また、切り取った木を次の活動で使うために、所内に持ち帰りました。重たい木もありましたが、みんなで協力して運ぶことができました。
〔活動4「森の恵をにふれよう(創ろう)」〕
除伐した木を使って、クラフトを行いました。まず、のこぎりを使って木を輪切りにし、輪切りにした木にドリルで穴を開けました。そして、あらかじめ用意しておいた木枝を輪切りにした木にビスで止め、木枝に鍵などをかけられるものを作りました。こどもたちは、自分たちが切った木を大切に扱いながら熱心に活動していました。自分で切った木を使って作ったものを、大切にしてくれることを願います。
「第2回キッズレンジャー」を10月17日(土)に開催する予定です。さらにテーマに近付くことができるような活動を計画中です。今回の活動で気付いたことや学んだことを生かした活動にしていきたいと考えています。
参加した子どもたちの感想(一部抜粋)
・いろいろなことを知ることができました。初めてのこぎりを使ったけど、うまくできてよかったです。とても楽しかったから、またやってみたいです。
・ピーピーマメが、ピーピーと鳴ることが面白いなと思いました。シロツメクサの名前の由来に驚きました。
・キャンプファイアや森の探さくで、森のすごさやありがたさが分かりました。家の周りの植物の観察や手入れをしてみたいと思いました。
・いろいろな植物を知ることができました。木を切った後、クリの木のまわりが明るく感じました。新しい友達ができたし、森がきれいになったからうれしかったです。
・キャンプファイアやクラフトが楽しかったです。どうして、木によって、切る時に硬かったり、汁が出たりするのかが不思議でした。
・木を切る時、思ったよりうまく切ることができなかったけど、予想した方向に安全にたおすことができてよかったです。
・いろいろな体験をしたり、いろいろなことを友達と一緒にできたりして、いい経験になりました。今年で三滝が終わってしまうと聞いて悲しかったけど、昨日のキャンプファイアで人生初めての大役ができてうれしかったです。また当選して、友達の大切さとか、いろいろたくさんの経験をして学びたいです。
・森の木を切って、森がすっきりするのを見て、達成感を感じました。楽しかったです。また、参加したいです。
・森や森と生活とのつながりに関して知ることができました。森が育つには、人が手入れすることも大切だと知りました。












