サマーキャンプ、第3回やってみよう!はじめてのキャンプボランティア

 令和6年7月6日(土)、7日(日)1泊2日で、小学3年生から6年生28名を対象に、「サマーキャンプ」を開催しました。また、その際、「第3回やってみよう! はじめてのキャンプボランティア」を同時に開催し、大学生14名がボランティアの実践的な取組として、子どもたちの活動の支援を行いました。
 サマーキャンプの1日目は、アイスブレイクや館内ウォーク、キャンプファイア、2日目は、野外炊飯を行いました。子どもたちは、どの活動にも楽しく意欲的に取り組んでいました。
 大学生は、子どもたちと笑顔で関わり、子どもたちの様子を確かめながら寄り添った支援をしていました。また、2日間の活動を通して、責任感や自己肯定感の醸成につながったものと考えています。
 子どもたちにとって、大学生は、先生でも親でも友達でもない存在で、活動において頼りになる大切な存在です。今回のサマーキャンプでは、大学生の支援を受けながら、自信をもって取り組む子どもたちの様子が見られました。

参加者の感想(一部抜粋)
小学生
・同じ部屋の人と友達になれたし、お兄さんやお姉さんが優しかったので、また参加したいです。
・はじめはどうなるか不安だったけど、館内ウォークラリーで仲よくなれました。ご飯もおいしかったし、スタッフさんも優しくて、とても楽しい2日間になりました。また参加したいです。
・野外炊飯での薪割りを教えてもらって貴重な体験ができました。学生ボランティアの人にはお世話になりました。ありがとうございました。

大学生
・子どもたちの元気な姿を見て、こちらもやる気が出ました。みんなに合わせることは必要だけど、ペースが遅い子どもにどう合わせられるかということを、もう少し早く気付けるとよかったと思いました。
・子どもと仲よくなることと、言うことをきちんと聞いてもらえるようになるということは別で、きちんと指示を聞いてもらえるボランティアになりたいと思いました。
・私自身、小学生の子どもとこうして過ごすことはないので、うまくできるか心配だったけど、一緒に楽しむことができ、共に頑張る仲間がいたことで、素敵な経験ができました。
・「こう思うだろう、こうだからこうしたんだろう」という固定概念がありましたが、幼い子どもは本当に未知数なので、とにかくたくさん話を聞いて理解しようとする姿勢をもっと身に付けようと思いました。
・子どもに対する接し方について、実践を通して学ぶことができました。小学生を相手にどのように説明すればよいのか、また、どのように接すればグループの雰囲気がよくなるのかということをたくさん考えました。臨機応変に行動する力と説明する力が付いたと思います。
・子どもに苦手意識をもっていましたが、こちらから真剣に向き合えば、子どもはそれに応えてくれることを知りました。また、子どもたちだけでなく、同年代の大学生たちとも仲よくなれたことから、誰に対しても勇気をもって話してみることが重要だということを学びました。