第1回 三滝キッズレンジャー

 令和5年6月3日(土)~4日(日)、27名の子どもたち(小学校4年生~6年生)を対象として第1回三滝キッズレンジャーを開催しました。
 本年度も昨年度に引き続き「みんなでつくろう! 未来の森」をテーマとして掲げ、持続可能な開発目標(SDGs)「15 陸の豊かさも守ろう」の実現を目指し、講師として、NPO法人もりメイト倶楽部Hiroshimaの山本さんと見勢井さん、環境カウンセラーの和田さんを招聘し、子どもたちが専門的な知識や技能を学ぶ機会を提供しました。
 また、開会行事では、三篠公民館の岡田館長さんも御出席いただき、子どもたちへメッセージをいただきました。
 1日目: 「森の手入れをしよう」
 山本さんと見勢井さんの指導の下、開所当時見られたギフチョウが育つ環境をつくるため、子どもたちは、ヘルメットを被り、ノコギリを携えて、コバノミツバツツジが群生するところで、「森の手入れ体験」を行いました。
 子どもたちから、「初めてノコギリで木を切ることができました。とても明るい場所になりました。」、「友達と協力して自然を守る活動ができました。楽しかったです。」、「大変だったけど、やってよかったです。」、「ギフチョウが必ず三滝に戻ってくると思います。」などの感想を聞くことができました。環境を守りたいという思いを持ち、一生懸命活動する子どもたちの姿が窺われました。
 2日目: 「三滝の森に出かけよう」
 子どもたちは、一人一人「三滝の森 自然探検シート」をもとに自然散策し、和田さんの説明を聞きながら、それぞれの植物の特徴などを学ぶとともに、ウラジロバッタを作り、動かすなど、森遊びを満喫しました。実際の植物を観察しながら、葉の形状の不思議さや昆虫との関係について目を輝かせながら、興味深く聞く子どもたちの姿が窺われました。

 10月14日(土)に第2回目を実施します。今回の活動を通して学んだことや、その後に体験したことなどを次の取組に活かしてほしいと考えています。