小中学校野外活動指導者講習会

 令和5年5月11日(木)、本年度、野外活動を実施する小中学校17校の教職員を対象として講習会を開催しました。
 講習会では、SDGsの取組や施設紹介、活動プログラム、利用手続きなどの内容について説明をした後、各学校別に打ち合わせを行いました。
 参加された教職員の方から「相談しやすくて助かりました。」「丁寧に説明していただきました。ありがとうございました。」「活動計画を立てることができました。」「事前にも数回対応していただいた時も、今回も、とても丁寧且つ柔軟に対応していただけました。心強いです。」「私も初めての野外活動です。児童と同じくドキドキワクワクしています。」などの声を聴くことができました。
 本施設で野外活動を通して、一人一人の子どもたちの成長につながるよう、全職員で支援していきたいと考えています。
 
 初めの所長挨拶で紹介した所報の一部を紹介します。

 朝は小鳥のさえずる声で目覚め、昼は緑の梢から降り注ぐ太陽の中を駆け巡り、夜は星座を見ながら未知の世界へ夢をはせる。 
 額に風、耳に小鳥の歌声を聞きながら、子どもたちの心は次第に洗われてきます。土に触れるだけでも子どもたちは変わるのです。子どもたちを自然に帰してやる必要があります。 自然は人間を素直にします。そして、四季がそれぞれの意味を持って人間を迎えてくれます。
(略)
 自然の家では額に汗する苦労があり、それを乗り越える喜びもあって、子どもたちはとても生き生きと豊かな表情を見せます。

            広島市三滝少年自然の家開所20周年記念誌(平成10年度)より 一部抜粋