令和8年7月4日(土)、5日(日)1泊2日で、小学3年生から6年生30名を対象に、「サマーキャンプ」を開催しました。(137名の応募があり抽選を行いました。) また、その際、「やってみよう! はじめてのキャンプボランティア(第3回)」を同時に開催し、大学生11名がボランティアの実践的な取組として、こどもたちの活動の支援を行いました。
1日目は、まず、アイスブレイクで緊張をほぐし、その後、雨天のため、予定していた自然散策を館内の「シールラリー」に変更して実施しました。今回の「シールラリー」では、6つのミッションを行いました。
一つ目は、いつくかの葉の中からヨモギの葉を当てるミッション、二つ目は、カタバミで10円玉を磨いてきれいにするミッション、三つ目は、ヤブジラミでダーツをするミッション、四つ目は、エゴノキの実をペットボトルの水の中に入れて泡を作るミッション、五つ目は、ソヨゴの葉をあぶってパチパチと音を出すミッション、六つ目は、モリオアガエルを探すミッションです。一つ一つのミッションを完成すると、シールをもらってシール帳に貼ることができます。
こどもたちは、普段はあまりすることのない自然物を使った遊びをしっかりと楽しむことができました。
夕食後のキャンドルサービスでは、歌を歌ったり、ゲームなどをしたりして、楽しいひと時を過ごし、こどもたち同士の仲も深まったようでした。
2日目は、炊飯で三滝うどんと特製サイダーゼリーを作りました。うどん作りの工程は、①粉から練って生地を作り、②その生地を適当な太さに切って麺にし、③麺を薪で起こした火で茹でて、④茹でた麺を水で洗い、⑤麺をどんぶりに移して具をのせ、つゆをかけて完成です。
特製サイダーゼリー作りの工程は、①水に粉寒天を入れて温めて溶かし、②そこへカルピスを入れて混ぜ、③さらにサイダーをゆっくりと入れて、④冷やして固まったら完成です。
こどもたちにとって、粉からのうどん作り、寒天を使ってのゼリー作りは新鮮で、それぞれの工程で、みんなの力を合わせて作ったうどんとゼリーの味は最高だったようです。
大学生は、こどもたちと笑顔で関わり、こどもたちの様子を確かめながら寄り添った支援をしていました。また、2日間の活動を通して、責任感や自己肯定感の醸成につながったものと考えています。
こどもたちにとって、大学生は、先生でも親でも友達でもない存在で、活動において頼りになる大切な存在です。今回のサマーキャンプでは、大学生の支援を受けながら、自信をもって取り組むこどもたちの様子が見られました。
参加者の感想(一部抜粋)
小学生
・建物の周りが自然でいっぱいで、街中では聞こえない音や鳴き声が聞こえて、とってもおもしろかったです。また、イベントがあったら参加してみたいです。
・シールラリーを通して、仲間となかよくなれ、自然のことが少しくわしくなれたので、もっと知りたいです。
・葉を燃やすと、はじける音がすることが分かりました。その説明がとても分かりやすかったです。葉や種を自主学習してみたいと思いました。
・シールラリーが、宝探しみたいで楽しかったです。カルピスサイダーゼリーを家でも作ってみたいです。キャンドルサービスもとても楽しかったです。
・最後の三滝に来られてうれしかったです。うどん作りで、包丁を使ってねぎとオレンジを切った時、いい経験になったと思いました。
・うどん作りで、うどんの生地から作るのが楽しかったです。
・知らない人と友達になれて、寝る時にたくさんおしゃべりができたこと、お兄さん、お姉さんたちとおしゃべりできたことが楽しかったです。
大学生
・注目の集め方や、話を聞いてもらいやすい場の作り方を職員さんからも、同じ学生ボランティアからも学ばせてもらいました。何でも肯定するのではなく、駄目なときは駄目と伝える、何を言っても聞かない時は、はっきりと伝えるというように、メリハリがつけられるように努力しようと思いました。
・こどもたちの好奇心に圧倒される場面、それと同時に年下への面倒見のよさが見られる場面がたくさんありました。このこどもたちの素直な表現や好奇心を本当に見習いたいなと思いました。
・こどもへの声掛けに関して、学ぶことがたくさんありました。施設の方だけでなく、同じボランティアの人からもいろいろなこどもたちへの接し方を学ぶことができました。こども全体を見られるようになり、一人につきっきりになるのではなく、みんな同じくらいに関わりをもてるようになりたいです。
・本当にこどもたちが元気よくて、疲れることもあったが、常にこどもから元気をもらっていました。いろいろなこどもたちとふれ合って、接し方ややる気の出させ方などを他のボランティアから学ぶことができました。こどもと関わることの難しさを知ることができました。
・大人の声掛けがなくても、こども同士で協力して問題を解決しようとしたり、困っているこどもを積極的に助けようとしたりする姿から、全て大人が支援をする必要はないということを学ぶことができました。すぐに手助けをするのではなく、見守ることでこども同士の絆や協調性などが、より育まれることを学びました。

















