第1回やってみよう!はじめてのキャンプボランティア

 令和4年5月21日(土)、22日(日)1泊2日で、大学生を対象として、主催事業「第1回やってみよう はじめてのキャンプボランティア」を開催しました。広島市域の4大学34名の学生が参加しました。

 本事業では、集団宿泊活動はもとより、講師の志賀先生(NPO法人ひろしまレクリエーション協会)によるアイスブレイクや火起こし体験、星空観察、レクリエーションなどの活動を実施しました。

 コロナ禍の中、人と人との結びつきが弱まっていると指摘されています。多くの大学生が人との関わり方への不安や、新しいことにチャレンジする意欲の低下などの問題を抱えていると考えています。こうした状況等を踏まえ、本施設としては、事業内容を検討して、取組を進めることとしました。

 本事業終了後の参加者は、一人一人の「心の活力」につながる何かを見つけたものと考えています。今後の活躍を楽しみにしています。


 参加者の感想は次の通りです。(一部紹介)

「キャンプに参加して、周りから声かけをしてもらうだけでなく、自分から声をかけていくことが大切であることを学びました。人見知りの面もあって、ズカズカ行くことはできないけど、話しかけると優しく教えてくれて、とてもうれしかった。」

「人とのつながりは、一歩踏み出す勇気があれば、意外とつくることができると思いました。講義で、『ボランティアに参加する動機は友達をつくりたいという理由で大丈夫』と言われて、こんな私が歓迎、肯定されているんだと思いました。」

「何となくの参加でしたが、とても良い経験になりました。新しいことを踏み出す力の大切さを学びました。」

「今回、キャンプボランティアに興味をもっていたので参加できてよかった。普段できない「火起こし」や「星空観察」ができました。コロナ禍で思うようなことができなかった分、とても良い思い出となりました。今後とも積極的に参加したいと思います。」

「キャンプは、人と人とをつなぐものだということを改めて思いました。特に火を囲んで、親睦を深めることができた点は大きかったです。人それぞれに想いがあり、決意があること、こうしたことが自分自身を勇気づけられました。」

「今回のボランティアで心に残ったことは、グループのみんなで行った火起こし体験です。結果的には火が付くことはなかったけど、グループのみんなが知恵を出し合って行ったことで、一気に距離が縮まりました。」