第2回 サマーキャンプ & 第3回 やってみよう!はじめてのキャンプボランティア

 令和4年7月2日(土)、3日(日)1泊2日で、小学生20名を対象として、第2回サマーキャンプを開催しました。また、その際、大学生31名を対象として主催事業「第2回やってみよう はじめてのキャンプボランティア」を実施し、実践的な活動を行うこととしました。
 サマーキャンプの1日目は、アイスブレイクや野外炊飯、2日目は、自然散策やアスレチックなどの活動を行いました。子どもたちは、全ての活動において、とても元気で意欲的に取組むことができました。
 一方、大学生は、カウンセラースタッフ(子どもたちへの直接支援)とプログラムスタッフ(子どもたちへの間接支援)の役割をもち、様々な活動を通して、そのスキルを身につけるとともに、子どもたちと笑顔で関わり、試行錯誤しながら積極的に支援していました。また、2日間の活動を通して、責任感や段取り力の向上はもとより、自己肯定感の醸成につながったものと考えています。
 子どもたちにとって、大学生は、先生でも親でも、友達でもない存在で、将来のロールモデルになるなど、自分の成長にとって大切な存在です。本事業において、大学生の支援を受けながら、少しずつ成長を遂げる子どもたちの様子が窺われました。

参加者の感想は次の通りです。(一部の紹介)
小学生
 「野外炊飯が一番楽しくて、協力して火を起こすことがとても楽しかったです。お姉さんやお兄さんは優しく頼りになりました。とても素敵でした。」
 「夜景がきれいだった。カレーの辛さがちょうどよかった。寝る時のおしゃべりがとても楽しかった。スタッフの皆さん、優しくしてくれてうれしかったです。ありがとうございました。」
 「三滝に来て、全部楽しかったけど、一番楽しかったのはいろんな人に会えたことです。」
 「火起こしが楽しかった。みんなと協力して楽しめました。すてきな時間をありがどうございました。」

大学生
 「子どもたちと関わる楽しさを感じることができました。別れる時、泣いて悲しんでくれる子どもたちがいました。大変だったけど、2日間頑張ってよかったと思いました。私が小学生の時参加した活動の時は全く考えていなかったけど、裏でサポートすることの大切さに気付くことができました。」
 「宝さがしやアスレチックを通して、子どもたちとうちとけることができました。子どもたちが楽しそうにしている姿や自分をスタッフとして受け入れ名前を覚えてくれたことが心に残りました。見送りの時、子どもたちの顔を見て、ボランティアスタッフとして参加できてよかったと思いました。カウンセラースタッフとして、成長する子どもたちの姿を見れて達成感につながりました。」
 「初めてボランティアに参加して、自主性、自立性が必要だということを学びました。他の人達は自分から行動していたのに対し、与えられた仕事しかできませんでした。しかしながら、1日目よりも2日目のほうが自分から動けました。子どもたちが喜んでいる姿を見て、裏方の仕事も大切だということに気づけました。次回参加する時は、より積極的に動けるよう頑張りたいと思います。」
 「カウンセラースタッフで学んだことは、子どもたちにどのような声かけをするかで行動が違ってくると感じました。子どもたちからたくさんの気づきを受け取ることができました。いつも笑顔で接することを心がけたら、自然に子どもたちは笑顔になる姿が今でも忘れられません。」