シナリオ講座2022 募集を締め切りました
-
映画やテレビドラマ、そして、小説や漫画など「ストーリー」にご興味をお持ちの方。
その面白さを、もっと深めてみませんか? そのテクニックを、学んでみませんか? - この講座では、映画の脚本や小説のストーリーを作るベーシックな技術を解説いたします。そこから、映画の新たな面白さ、楽しみ方を発見して、豊かな鑑賞体験に繋げていただきたい、と思っています。そして、創作を志す皆さんは、自身の疑問点・問題点を見出し、解決していきながら、ストーリー創作と脚本執筆のイロハを身に付けていきましょう。(講師:赤城聡)
- スケジュール
- 第1日:2022年12月17日(土) 14:00~18:00
- ストーリー理論・脚本理論解説
- 心を捉えるストーリー、優れた脚本とは?
- 第2日:2022年12月18日(日) 13:00~17:00
- ストーリー・脚本作成実践
- 皆さんのアイデアは、どう変化していくでしょうか?
- 対 象
- 1. 高校生相当の年齢以上。初心者でも、執筆歴がある方でも、どちらでも参加できます。
- 2. 映画、テレビドラマなど映像作品をもっと深く楽しみたい、自主制作している、脚本に興味がある、書きたい、書いている方。
- 3. ジャンルを問わず、ストーリーを作りたい、語りたいという方。
- 4. 2日間ともに参加できる方。
- ✔ 講座1日目に解説に使用する作品を、受講者に皆さんには事前にご連絡いたします。必ず鑑賞してきてください。
-
✔
講座2日目に、講師及び受講者の皆さんとディスカッションしてみたい企画(脚本、ストーリー、アイデアなど)がある方は、
申込時に申請の上、講座1日目に書面でご用意ください。書式は自由です。 - ✔ PCやタブレットなどを持ち込んでいただいてOKです。
- 会 場
- 広島市映像文化ライブラリー 1階多目的研修室
- 定 員
- 12名 ※応募多数の場合は選考。
- 参加料
- 無料 ※事前に申込みが必要です。
- 選考方法
- 書類選考
- ※選考結果は12月上旬に、郵送、FAX、または電子メールにてお知らせします。
- ※選考結果についてのお問い合わせにはお答えできません。
- 応募方法
- 募集を締め切りました
所定の申込書に必要事項を記入し、映像文化ライブラリーまで郵送、来館、FAXのいずれかでお申込みください。申込書は下記からダウンロード、または映像文化ライブラリー窓口にて。- 応募要項(PDF) 申込書(word)
- 応募期限
2022年11月18日(金) 必着- 募集を締め切りました
- 応募・お問い合わせ先
- 広島市映像文化ライブラリー
- 〒730-0011 広島市中区基町3-1
- 電話 082‐223‐3525 FAX 082‐228‐0312
- ※シナリオ講座は
「広島市高齢者いきいき活動ポイント事業」の対象となります。
- 主催
- 広島市映像文化ライブラリー
- 協力
- フラミンゴ
◎洗練された技術と理論
観客に楽しい、面白い、と感じさせる技術は、観客からはほとんど発見できないようになっています。気づかせずに物語、キャラクターに集中させることは、感性に頼るのではなく理論によって成されます。
観客に楽しい、面白い、と感じさせる技術は、観客からはほとんど発見できないようになっています。気づかせずに物語、キャラクターに集中させることは、感性に頼るのではなく理論によって成されます。
◎面白い、つまらない、は主観なのか、客観なのか?
自分が「嫌い」「面白くない」と思った際に、その判断を疑ってみることです。論理的に説明出来ないのであれば、独りよがりでは、と省みることが重要です。
自分が「嫌い」「面白くない」と思った際に、その判断を疑ってみることです。論理的に説明出来ないのであれば、独りよがりでは、と省みることが重要です。
◎主人公視点で物語を追い続けない。
主人公視点でばかりその物語の進み方を考えると、その視界だけで時間と空間が構成されてしまいます。観客が主人公に感情移入出来るのは、その周辺環境に疑問や矛盾を持たないからです。
主人公視点でばかりその物語の進み方を考えると、その視界だけで時間と空間が構成されてしまいます。観客が主人公に感情移入出来るのは、その周辺環境に疑問や矛盾を持たないからです。
◎描写で説明する。
画と音で人物、状況を説明するように、常に考えること。例えば、キャラクターの特徴を、「優しい」ではなく、「路上で倒れている人に声を掛けて病院までおぶっていく」というように、表現してください。
画と音で人物、状況を説明するように、常に考えること。例えば、キャラクターの特徴を、「優しい」ではなく、「路上で倒れている人に声を掛けて病院までおぶっていく」というように、表現してください。
◎取材、調査、研究を厭わない。
自分の経験、知識、感性だけで、作品制作をしている映画監督、脚本家、小説家、漫画家など作家は、いません。興味を持った題材を調べて発見することから、プロの創作は始まります。取材、様々な資料の調査などを通して、設定を整えると同時に、それまで見えてなかった事実を発見し、ピックアップしてパッチワークする。とても面倒な作業ですが、これがストーリー創作の醍醐味です。インターネットで調べる程度では足りません。何か効率的で便利な方法もありません。
自分の経験、知識、感性だけで、作品制作をしている映画監督、脚本家、小説家、漫画家など作家は、いません。興味を持った題材を調べて発見することから、プロの創作は始まります。取材、様々な資料の調査などを通して、設定を整えると同時に、それまで見えてなかった事実を発見し、ピックアップしてパッチワークする。とても面倒な作業ですが、これがストーリー創作の醍醐味です。インターネットで調べる程度では足りません。何か効率的で便利な方法もありません。
★ 講師のプロデュース作品に関して、講座前にご鑑賞いただければ、講座内で皆さんのご質問に出来る限りお答えします。