シナリオ講座2022  募集を締め切りました

 映画やテレビドラマ、そして、小説や漫画など「ストーリー」にご興味をお持ちの方。
 その面白さを、もっと深めてみませんか? そのテクニックを、学んでみませんか?
 この講座では、映画の脚本や小説のストーリーを作るベーシックな技術を解説いたします。そこから、映画の新たな面白さ、楽しみ方を発見して、豊かな鑑賞体験に繋げていただきたい、と思っています。そして、創作を志す皆さんは、自身の疑問点・問題点を見出し、解決していきながら、ストーリー創作と脚本執筆のイロハを身に付けていきましょう。(講師:赤城聡)
講師プロフィール
赤城 聡  (フラミンゴ代表取締役 プロデューサー)

1965年生まれ。立教大学卒業後、レコード会社で音楽制作/宣伝/販売促進などの業務に従事。その後、洋画買付/邦画製作などに携わり、2000年、(有)フラミンゴを設立し、映画プロデューサーとして独立。2004~2006年、ぴあフィルムフェスティバルプロデューサーも務める。
現在、映画のほか、TVドラマ、配信ドラマ、MVなどのプロデュースも手掛け、また、内田けんじ監督、白石和彌監督のエージェントを務めている。

主なプロデュース作品

「空の穴」(熊切和嘉監督)、「アフタースクール」(内田けんじ監督)、「食堂かたつむり」(富永まい監督)
「鍵泥棒のメソッド」(内田けんじ監督)、「王様とボク」(前田哲監督)、「凶悪」(白石和彌監督)、「先輩と彼女」(池田千尋監督)
「クリーピー 偽りの隣人」(黒沢清監督)、「日本で一番悪い奴ら」(白石和彌監督)、「まく子」(鶴岡慧子監督)、「凪待ち」(白石和彌監督)
「Red」(三島有紀子監督)、「スイート・マイホーム」(齊藤工監督) 2023年公開予定


スケジュール
第1日:2022年12月17日(土) 14:00~18:00
ストーリー理論・脚本理論解説
心を捉えるストーリー、優れた脚本とは?
第2日:2022年12月18日(日) 13:00~17:00
ストーリー・脚本作成実践
皆さんのアイデアは、どう変化していくでしょうか?
対 象
1. 高校生相当の年齢以上。初心者でも、執筆歴がある方でも、どちらでも参加できます。
2. 映画、テレビドラマなど映像作品をもっと深く楽しみたい、自主制作している、脚本に興味がある、書きたい、書いている方。
3. ジャンルを問わず、ストーリーを作りたい、語りたいという方。
4. 2日間ともに参加できる方。
講座1日目に解説に使用する作品を、受講者に皆さんには事前にご連絡いたします。必ず鑑賞してきてください。
講座2日目に、講師及び受講者の皆さんとディスカッションしてみたい企画(脚本、ストーリー、アイデアなど)がある方は、
 申込時に申請の上、講座1日目に書面でご用意ください。書式は自由です。
PCやタブレットなどを持ち込んでいただいてOKです。
会 場
広島市映像文化ライブラリー 1階多目的研修室
定 員
12名 ※応募多数の場合は選考。
参加料
無料 ※事前に申込みが必要です。
選考方法
書類選考
※選考結果は12月上旬に、郵送、FAX、または電子メールにてお知らせします。
※選考結果についてのお問い合わせにはお答えできません。
応募方法
募集を締め切りました
所定の申込書に必要事項を記入し、映像文化ライブラリーまで郵送、来館、FAXのいずれかでお申込みください。
申込書は下記からダウンロード、または映像文化ライブラリー窓口にて。
応募要項(PDF)  申込書(word)
応募期限
2022年11月18日(金) 必着
募集を締め切りました
応募・お問い合わせ先
広島市映像文化ライブラリー
〒730-0011 広島市中区基町3-1
電話 082‐223‐3525  FAX 082‐228‐0312
※シナリオ講座は
「広島市高齢者いきいき活動ポイント事業」の対象となります。
主催
広島市映像文化ライブラリー
協力
フラミンゴ
※受講申込される方へ
 創作の心得を先にお伝えいたします。ご理解の上、お申込みください。
◎洗練された技術と理論
 観客に楽しい、面白い、と感じさせる技術は、観客からはほとんど発見できないようになっています。気づかせずに物語、キャラクターに集中させることは、感性に頼るのではなく理論によって成されます。
◎面白い、つまらない、は主観なのか、客観なのか?
 自分が「嫌い」「面白くない」と思った際に、その判断を疑ってみることです。論理的に説明出来ないのであれば、独りよがりでは、と省みることが重要です。
◎主人公視点で物語を追い続けない。
 主人公視点でばかりその物語の進み方を考えると、その視界だけで時間と空間が構成されてしまいます。観客が主人公に感情移入出来るのは、その周辺環境に疑問や矛盾を持たないからです。
◎描写で説明する。
 画と音で人物、状況を説明するように、常に考えること。例えば、キャラクターの特徴を、「優しい」ではなく、「路上で倒れている人に声を掛けて病院までおぶっていく」というように、表現してください。
◎取材、調査、研究を厭わない。
 自分の経験、知識、感性だけで、作品制作をしている映画監督、脚本家、小説家、漫画家など作家は、いません。興味を持った題材を調べて発見することから、プロの創作は始まります。取材、様々な資料の調査などを通して、設定を整えると同時に、それまで見えてなかった事実を発見し、ピックアップしてパッチワークする。とても面倒な作業ですが、これがストーリー創作の醍醐味です。インターネットで調べる程度では足りません。何か効率的で便利な方法もありません。
★ 講師のプロデュース作品に関して、講座前にご鑑賞いただければ、講座内で皆さんのご質問に出来る限りお答えします。


開館時間

・火曜日~土曜日
午前10時~午後8時
・日曜日・祝日・8月6日
午前10時~午後5時

休館日

・月曜日(8月6日、祝日は開館)
・祝日の翌日
ただし土・日・月曜日にあたるときは、直後の平日
・12月29日~1月4日

--月の休館日

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