図書室のつどい~人とひと、人と本(文学)つなぐ読書のつどい~
- 日時
- 2022年3月18日(金)午前10時~正午
- 内容
- 講師に福山大学人間文化学部人間文化学科 教授 青木 美保氏をお招きして、
小山田浩子さんの 小島より『ねこねこ』について学習しました。 - 参加人数
- 14人
- 感想
- ・「大変おもしろかったです。新しい解釈に触れて、改めて本のおもしろさを知りました。ありがとうございました」
「今までの読書の姿勢がずい分上すべりだったと感じました。深く読む方法を考えました」
「先生が読まれると深い。読書は一人のものだけれど、読書会はおもしろい。いろんな角度からものを見つめられる。『小島』『ねこねこ』、あまり興味がなかったのですが、大変興味を持つことができ、また読みたいと思います。ありがとうございました。また参加したいです」
「学生に戻ったような一時であった。読んだ時に感じたことが、分析を聞き明確になったことを感じた。登場する道具等をリスト化することで見えてくるもの・・・新鮮であった。ありがとうございました」
「とても参考になりました。今後も同講師の講座は最優先で受講してみたい。今後も短編日本文学を取り上げて頂きたい。岩阪恵子『ねこめし』と対比させて読み、改めて苦手な小山田氏の作品を再評価してみたい、と思いました」
「『穴』と『小島』を読んで不思議な気持ちがした。その後、他の作者の作品を読む際、何となく比較してみるようになった。朝日新聞の連載小説(現在の)書き方もちょっと似ている。このように小説が書かれる傾向があるのだろうかとも思っている。
小説の読み方は、研究者的ではないが、というか、できないが、この作品を大まかには読み得ていたように思える。筋がはっきりしていない小説と言われたが、多く考えられることがあり、視点をとらえることができました。ありがとうございました」
「面白く教えていただきました。私では考えられないような説明を受け、ありがとうございました。本を読んだだけでは分からなかったことを考えさせられ、よかったと思います。読み方を教えていただきました」