

広島県出身の作家・大田洋子(1903~1963)。中区白島九軒町の妹宅で被爆した彼女は、その体験を基に『屍の街』『夕凪の街と人と』などの小説を著し、被爆の実相を世に伝えました。
文学碑は1978年空鞘橋東詰に建立され、その後80m北西に移転。中央公園再整備に伴い2024年に現在地へ移設されました。碑には作品の一節が刻まれています。
この場所はかつて「原爆スラム」とも呼ばれた地で、作品の中にも描かれています。「少女たちは天に焼かれる天に焼かれる…」。碑石の言葉が心の中に静かに響いてきます。
(文・写真 溝部ひとみさん)
【インフォメーション】
12月10日の命日に併せ、今月7日13時より文学碑前で碑前祭が行われ、14時からはエディオンスタジアム会議室にて作家・江刺昭子さんの講演会もあります。
問い合わせは「広島文学資料保全の会」
(☎082-291-7615📱080-6328-7615)まで。
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