図書室のつどい 第1回 井伏鱒二 「朽(くち)助(すけ)のいる谷間」 人とひと、人と本をつなぐ読書のつどい

 

  • ▶日時:令和3年10月16日(土) 午後2時~4時
  • ▶内容:3回シリーズ(10月・12月・1月)でお届けします。
        コロナ禍の今だからこそ、読み深めたい3作品を取り上げます。
        福山大学人間文化学部人間文化学科 教授 青木 美保 氏を講師にお招きして、
        改めて文学が持つ力、その魅力に触れる読書会を楽しみました。

  • ▶参加人数:15人
  • ▶参加者感想
  • 「物語のお話の中で、ちょっとわかりにくい箇所がありましたが、先生の解説で納得がいきました。孫娘のタエトが、朽助を支えるだろうと思っていましたが、単にそれだけでなく、もっと深い意味があったことを先生のお話から気づくことができました。こういう集まりの場がほとんどないので、今日は大変うれしく思える日でした。次も楽しみにしております」
  • 「時代背景を踏まえながら、登場人物の新庄を、表現に則して、丁寧に読み深めてくださり、とても楽しいひとときでした。今の世情に、この小説の訴えんとするところを生かせればいいと思います」
  • 「(作品は)詩情豊かで、自然の美しさ、昔の面影やなつかしさ、子どもの頃にあった生活を思い出す楽しいひとときをありがとうございました」

 

2021年10月18日|事業報告:2021年度 主催事業報告